ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2641】 丸大ホール 本店 (川崎・京急川崎) ミソラーメン


<朝昼から呑みオヤジたちのメッカであ〜〜る>


 昼飯タイムに、京急川崎駅近くのものすごくディープな大衆酒場で、味噌ラーメン!。外出途中で川崎乗り換えで、味噌系連チャンで日高屋へ行こうと思ってたら道に迷って、たまたま発見したという流れっすわ。心を一番捉えたのは「ミソラーメン500円」の表題。これは、行くしかないでしょ!宿命です。


 「大衆酒場」「大衆食堂」と二つの表記がある上に、しかもラーメンがワンコイン以下という破格ぶり。この時間なら「大衆食堂タイム」だろうと判断して入店ですよ!しかし、そこは「超絶大衆酒場状態」でありました!。入店するとテーブル席は酒盛り状態で、赤ら顔のオッサンたち多数。焼酎が華盛り。昼だぞ昼!・・・とムっとしてしまったら、私が入店時に締めたつもりの引き戸に隙間があったらしく、寒みーぞ!とオッサンに注意を受けてしまいましたよ・・・。






 店のお姉さんたちも、金を落としてくれる酔いどれオッサンたちの対応に大変忙しく、私が茫然と立ちすくんでいると「食事ですか?だったらここ!」と片隅のテーブル相席に座ることを指示してくれます。ここは時間など関係ない世界。この店に来ることのプライオリティは「呑み」がメインなようです。夕方だったら、付き合いで酒もオーダーしているのだが、流石にここで怯んで呑んでしまっては、サラリーマン失格であります。ガンガンと酒のオーダーが入り、ドシドシとジョッキが運ばれたりする中、少しばかりの勇気で「ミソラーメンをねがいー!」と声を張るのが精いっぱい。そんなヘタレなオレ。


   











汁:「シッカリした塩気と酸味と熟成感覚!勢い感じるワンコイン味噌スープ!」


 使い古されたような中華風丼器に、なみなみと濃いめの黄土色の液体が注がれ、外の光に反射して目に飛び込みます。うう!実にしっかりした中華屋の作りこみです。スープが激熱で、具材も適度に焦げがあったりして、なかなか香ばしい!。ワンコイン味噌ラーメンと思って、多少は馬鹿にしていたかもしれない私が恥ずかしい。これはしっかりと中華鍋をふるってつくられた正統派ではありませんか!。







 サラサラしている液体ですが、実に味噌感覚が濃ゆいのが印象的。味噌は赤目の色合いが少しある上に、塩気が結構効いている。その塩気は当然味噌由来からくる味の輪郭で、その奥にはかすかに酸味すら覚える。きっちりと味噌の熟成感覚が、中華鍋の炒めにより野菜とか肉とかのエキスと一体化してるような、風合いが、実に旨いではないですか!。野菜の旨みといってもモヤシの淡泊な甘さと、ニラの多少クセある風味。これが味噌のぴっちりした味わいに、うまく溶け込んでいるようです。侮れないうまさかも。







 少し喉があとから乾くかも・・・。そう思っていたら、遅ればせながら、お姉さんが「冷えたお茶」を持ってきてくれた。水でなくお茶。なんだ・・・そういう心配りもあるのね! ちょっと冒頭でのイメージが変わってしまったかも。












麺:「熱ダレしにくいストレート細麺!程よい大衆的感覚が旨し!」


 全くイメージ通りの中華細麺。こういう店で、味噌だからと言って太麺を期待してはいけません。しかし、この細麺が特別な感覚はなくとも、全体にとてもマッチしていたイメージです。細麺で、この熱烈温度だからすぐにのびるだろうと思っていたら、意外に熱ダレをしない。それより、よくモヤシと絡むし、何よりニラと絡むと歯ごたえが複雑で面白い。小麦風味というより、大衆的な練水の風合いとかを感じるのだけど、味噌の風味にじっとりと混じると、実に旨い。







 熱いから啜りにくい。でも啜り上げたくなる細麺。結局口の中をやけどしてしまったけど、それでもそそる奥歯で束になったのをプレスするときの、クッシリ感覚もいい。いつもなら「そこそこ」旨いと形容するところだが、妙にこの大衆さが「とても」旨いと思わせた。












具:「中華鍋ふるう本格的野菜炒めトッピング!豚コマ肉も焼けて旨し!」


 この店は、きっと「タンメン」も旨いと思います。野菜炒めの腕前はなかなかのもので、だから呑んで小腹がすくときも人気があるのでしょう。野菜はモヤシメインだったのだけど、それより意外に豚こま肉が、しっかりと入っていたのにはむしろ泣かされた・・・。多少焦げっぽい部分が香ばしく、味噌の味わいにフィット。ボリュームあって何なら白飯もほしいくらいだ。野菜炒めでビールだけで、昼飯終了っていうのもよいなー。今の自分にストレスや不安が霧散したら、そういう生活してみたいー。












 総じまして、「早く引退して堕落したい・・・感情を抑え込む味噌塩っぱさ!」と言う感じで、いやはや実にシッカリと旨い味噌ラーメンですよ!。最初はビビったけど、この味わいなら他のメニューも頼んでみたいし、また夜にも少し顔出したいかも・・・でも混むだろうね。いろんなことでインパクトのあった店をあとにしようと立ち上がると、清算を見越してすでに店のお姉さんが隣に立っていた。五百円を渡して早々に退店いたしました。しかし、入れ違いに紳士らしいビジネスマン2名が入ってきて、悠然と決まった席のように勝手に座る。「野菜炒め定食」をさりげなくご注文。なんだ・・・ちゃんとした固定客(笑)もいるのだと思ったら、ますます自分のヘタレさが恥ずかしくなってきた。例えヘビーな酔っ払いに囲まれようとも、毅然としてラーメンを食べ続けてゆきたい・・・そう誓って、JR川崎駅へと向かいました。それにしても、あの酔いどれオヤジたちの資金源は何なのだろう。年金で呑むのも結構なのだが、午後から働く気合が入らなくなってしまいました。・・・・そんなこんなで、やりきれない気持ちで詠います!。



   老い
   昼酒あおり
   暮らしたい



   勝手な妄想
   年金不安



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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