ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2619】 中華大門 (東京・中野) タンメン


中野ブロードウェイの光と陰>


 社外研修があり、久しぶりに夕方に新宿近辺で解放されます。なんだか研修疲れで、早く静かに独りになりたい〜。一方でちょっと気分が乗らないのですが、腹だけは空きます。こんな日は、街中華屋に限りますねー。それも思いっきり鄙びた感じに浸りたいー。最初は、大久保駅界隈か、西新宿のしょんべん横丁に絞ったのですが、もっともっと静かに過ごしたい。そんな感じで思いついたのが、中野ブロードウェイにある「中華大門」です。ネットで営業時間を調べたら、午後6時で閉店っつーから、少し焦って中野サンモールを早歩き。何とかラスト客として間に合いましたー。







 場所は、ブロードウェイ地下一階。そして周囲は閉店シャッターで囲まれた状態。奥まっているので、この先に中華屋が営業しているなんて、ちょっと怖いようなシチュエーションが、実にその時の気分にマッチです。先客が一名。ラーメンとチャーハンを美味そうに食ってますが、まだお若いサラリーマン風です。なんとなく、昼飯食う時間もなかった営業マン風。分かるなー、何となく。やけに膨れたビジネス手提げカバンと社名入り手提げ袋。それには、商品見本とか、カタログが詰まっていそう。ウチの社の若いのにも少し似ているー。親近感を覚えたので、メニューを真似しても良かったんだけど、ワシも体がジジイだからそんなにもう食えないため、今回は「タンメン」とさせていただきましょう。それでもワンコイン以下の490円と言う破格値。おそるべし、中華大門。












汁:「モヤシとキャベツのナチュラルな甘み!丁度良い塩梅とはこのこと!」


 このタイミングは、お母さんが一人で店を切り盛り。オーダーを受け取ってから、包丁が野菜を刻む音が厨房の奥から響きます。手作り感を感じさせる音っていい感じです。麺を茹で釜へ投入し、平ざるを使って湯切りをするのもお母さん。終盤になって大将が店に帰ってきて、少しフォローをして、あっという間に配膳が完了です。夫婦船の連携プレーは、見ていても気持ち良いねー。正直申して、特に特徴のない麺顔なのだけど、特別に大切なものに見えてきます。







 スープに何となく微笑むわー。清らかさを求めないのでちょうど良いが、少しだけ野菜を煮込んだ感覚がある霞がかった塩スープが、私の刹那の心情に実に合う。野菜炒めの香ばしさが乏しいが、味わうとキャベツとモヤシのエキス感が堪らんのです。これぞ大衆系中華という味わい。気取らないで毎日食えるというような、円やかな風合い。多少の化調など一気に吸収し覆い尽くす、優しい魔力に包まれた感覚です。







 ここは鄙びた街中華屋だけど、ベースストックはしっかりとしているのでしょうね。鶏ガラや豚骨の煮出しに、特別な材料を用いているとは思えないけど、嫌味が全くない。きっと何を食っても美味いはず。この時点で、この週末にもう一回来たいと言う思いが芽生え出します。











麺:「ねり水反応で引き締まったボコボコ麺!汁吸って味わいを増す」


 麺も特別なものを使っているとは思えないけど、妙に美味いー。有名チェーン店系とは比較にならないけど、大衆さを感じさせる馴染みの良さと、程よい風味感を漂わせます。実は、中野区って、地味だけどいい製麺所がポツポツとあるんです。中にはラーメン店とうどん屋を直営したりしている。仕入れは皆目見当付かないけど、そんな所からの仕入れなのかなーと、ぼんやりと考えながらすすり続けます。






 ねり水の風合いが良いね。打ち込みによる密度というより、ねり水が反応して引き締まったような風合いは、悪くありません。やや黄色い地肌でツルツルとして、ところどころボコボコとした形状は、啜っていて楽しいものです。前歯でスパスパっと小気味好く切れ込むのも楽しいし、奥歯で潰して味わうのもいい感じ。







 しかしこいつは、俄然汁を吸わせてから食うべきですねー。熱いスープにも熱ダレしないけど、野菜エキス感を吸わせた方が絶対に美味い。グルテンとかデンプンの甘みを残像的に感じるものではなく、汁をダイレクトに吸い込んで、汁を味わうかのような味わいが、たのしいかも。







具:「今年の冬は野菜が高いからね〜」


 毎年そんなことを言っている。しかし、タンメンとしての「野菜たっぷり」感覚は、確かに乏しいのだわ。ワンコイン以下だからわがまま言えない。私も嫁さん倒れてスーパーに夕餉準備の買い出しに行くこともあるので、そう言った物価感覚は、身に覚えがあるつもり。根菜類の高値には泣きますー。それでも人参は、日高屋同等に入っているのかも。何が足らないと言えば、モヤシなのかな。












 総じまして、鄙びた陰日向でひっそりと食らう、お気軽タンメン!」と言う感じでして、閉店シャッター街の中ですが、今後も地道に頑張っていただきたい次第です。声援だけでなく、何気に麺類メニュー制覇を目論んでおりますが、ラストオーダーが、夕方五時半?と言うのがハードル高いな〜〜。なので食う方も、地道に頑張ります。と言うことで、いざ格安ハイボールへ! アホ丸出しですが、いつもの通りに詠います!。



   入り混じる
   若いパワーの
   まんだらけ



   しんみりジジイ
   独りで湯麺



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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