ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン3014】 ラーメン万福 (東京・新高円寺) 正油ラーメン 〜奇抜アイデア封じでもしっかりと楽しめる定番さ!実力正油麺!

【高円寺ワンコインラーメンシリーズ その7】

<牛乳とキクラゲで有名な街中華!いつも賑わうー!>


 高円寺ルック商店街を南へ南へ・・・。途中の角を折れてとある街中華屋のラーメンを狙ってみたら、私の事前調べが甘かったのか、200円も値上がりしているのにビックリしてしまった。「ごめん、急用思い出した!」とその店の大将に平謝りして、慌てて尻尾まいて退散した・・・そんな昼下がりです。


 そうです、また性懲りもなく【高円寺ワンコインラーメンシリーズ】の続きです。もうそろそろ終わりに近づきつつありますが、急遽トラブって今回ピックアップしたのは、「ラーメン万福」さん。有名店しか思いつかなかった次第です。この界隈では、いつ行っても行列まではいかなくとも、そこそこ混んでいるような印象の店です。何が有名かと言うと、名物は「牛乳ラーメン」。こちらのオリジナルとか発祥ではないと思いますが、発想と見栄えの奇抜さと、見た目に反してとても旨い。よく高円寺散歩とかデートついでに訪れる若者を見かけます。それともう一つ看板なのは「キクラゲ定食」。というかキクラゲ炒め一式。見た目真っ黒なほどに投入されるボリュームが半端ないわけです。しかも肉厚で質が良く、よくオヤジ連中が定食としてガツガツと食っているシーンも良く見られます。牛乳ラーメンは既に以前にレビュー済。今回は、ワンコイン企画に徹して「正油ラーメン@500円」をチョイスさせていただきました。







 平日のランチタイムでしたから、例によって近隣のオヤジさんたちが集まります。私以外は例によって炒め物の定食ばかりの注文が多し。バラバラな注文だから、一人前ずつ作るしかないですので、いくら手早い大将でも少しばかりは時間がかかります。麺料理は平行して作れないのかなーなんて自分勝手で思っていたのですが、ちゃんと麺料理も中華鍋でスープを一杯づつ仕上げるので、手抜き感がありませんねー。この店で一番安いメニューであっても一杯入魂って感じですよ。












<塩気のいい塩梅!尖らない醤油感覚に少しだけ辣油を垂らして味変化で楽しむ>


 こんなに炒め物の手際が良いのなら、チャーハンも旨かろう・・・合わせておきゃ良かったなどと考えて微睡んでたところで配膳が完了いたします。大将のくったくない明るい声が実に印象的。その麺顔がこちらです。







 もう見慣れ過ぎたとすら感じる王道の中華屋のラーメン。醤油ブラウンが穏やかで優しげに映り、うれしいことにメンマは多めなのがナイスです。牛乳ラーメンという奇抜なアイテムがある一方で、それに反するようにとてもティピカルな中華汁麺。このギャップ感がたまりません。







 そのスープの味わいですが、見た目通りに穏やか系の味わい。醤油の醸造感や風味の輪郭は低めで、旨みのバックアップとして控えた感じ。寧ろダイレクトに豚肉鶏ガラ系のエキスが穏やかながらも、表に出ているような感覚。そこに塩味が薄らと広がり、調味料と結びついた味風景で、これを丁度よい塩梅と呼ぶんだろうと感じてしまいました。野菜のエキスはあるのかないのかという感じですが、魚介系を排除している分だけ、肉の仄かな旨みがストレートに出てくるのでしょう。シンプルと言えばシンプルな味です。







 このため後半になって少しばかり、2〜3滴程度備え付けの辣油を垂らして味変化を試みました。入れすぎないでよかったー。微妙な辣油の風味が数滴でもぶわっと香として広がりますので、丁度良い味変化が楽しめました。最近体重が増加傾向なので、スープを残そうと思っていたのに・・・このためにまた飲み干してしまう羽目に・・・。







<実にしっかりとした密度感あるボコボコ捩れ角麺!歯応えに大いなる満足感!>


 麺が旨かった!。完全忘れていました。しっかりと身の引き締まった質感でして密度感がとても高い。潰し込みの多さもありましょうが、ねり水の個性かもしれません。西山製麺をなんとなくイメージさせるようなイエロー系のややゆったりした捩れ麺。角麺を意識させます。牛乳ラーメンなど個性的な汁には、やはりハード系な麺の方が受け止め方としては相性が良いのでしょうか。







 前歯の千切りからプツプツとリズムを感じさせる反応がいい。奥歯へ運び込んでプレスしてもグニグニと反発させるようで横連れしながらクッシリと潰れていくのもいい。表面は見た目通りツルツルとした光沢があって、濡れて猶更スベリが軽くなる感覚です。ずぼぼぼぼぼーーっと啜るのが軽くて快感だし、内頬や喉億を駆け抜けてタッチしてゆくシルエットもなかなかの質感。大盛りにして後悔なしでしょう!。







<酒のアテにうってつけの質感ある肩ロース!>


 のせてあるチャーシューがサイズそこそこなれど、とても肉厚な肩ロースでして脂が適度にさしております。スープ生成に貢献した後とは言え、ほどほどな脂が残っており、塩気と肉繊維の風味が上手く溶け合っています。これはライスよりも酒やビールに合いますね!。







 実は最近、夜のラーメン活動を控えている分、鳥貴族にハマっているオレなんです。おかわり自由の「キャベツ盛」ばっかり食ってりゃ安いしね。それに新宿から立川までどの駅でも店があるのも魔力的。で、近頃すっかりとビールより「金麦」に舌が慣れてしまったわー。この「万福」では麒麟淡麗もビールとは別にライナップされているので、安く呑める工夫ができそうな感じもありますが、まあ呑み目的で高円寺なら、夜ならガード下でビールケースを机椅子にして外で飲むのがスタイルだろうねー。







 総じまして、「奇抜アイデア封じでもしっかりと楽しめる定番さ!実力正油麺!」と言う何だか毎回毎回捻りのないまとめ方でごめんちゃい。今回でやはり何食っても旨い店だと今回は確信に至りましたよ。早速次回はいつ訪問しようか、はたまた何を食おうかと悩み始めているオレです。一回くらいラーメン休んで「キクラゲ定食」にするか、はたまた牛乳の進化系で「牛乳味噌ラーメン」にしてみようか。いっそのこと「キクラゲラーメン」に埋もれてみようかなど・・・・。麒麟淡麗で「キクラゲニラ炒め」を食らうのも捨てがたいし。こうもそそるメニューが多いと優柔不断な自分に嫌気がさしてきます。しかし晴天を見上げると何だかスカッと気が晴れますねー。そんな記憶を留めんと、忘れぬうちに最後に締めくくって詠います!。



   ほのぼのと
   陽射しがそそぐ
   路地裏に



   明るく響く
   鍋の振る音



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




さんぽガール 風莉さん 高円寺編

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さんぽガール ナマダメタボさん 高円寺編

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町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう (立東舎)

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BRUTUS(ブルータス) 2016年 10/15 号 [町の中華]

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