
2026年5月中旬!真夏を思わせる陽気!武蔵新城駅からランチタイムに評判の店へと向かう!

空には眩しい青空が広がり、心も期待で晴れ渡る。店に近づくと、開店前にも関わらず地元のファンたちの行列ができてます。実はこの店、2021年6月にオープンしたばかりながら、八王子の名店「煮干鰮らーめん 圓(えん)」出身の店主さんが開業した店。


店名は圓の創業者田中氏への敬意から来ているとも言われ、すでに食べログのラーメン百名店(KANAGAWA)にも2024年・2025年と連続で選出されています。厨房には共同経営の店主さんお二人が息を合わせて立っており、まさに夫婦二人三脚のアットホームな空気が店内には満ちています。静かに湧き上がるわくわく感を胸に、順番を待つ列に並んだのでした。





<らーめんの前のらーめん> 冷たい和え麺のアンティパスト???拉麺食う前に拉麺のスタイル面白い!

券売機のボタンに「らーめんの前のらーめん」ってのがあるから、これは面白いと押すしかありません。しばらくするとアンティパストのような小さな一皿が運ばれてきます。

約50gほどの細い冷製麺は、爽やかな柑橘の香りと塩味のソースで和えてあり、塩漬け煮干しも加えられているとのこと。冷たい麺はキュッと締まっていて、噛むと軽快にプチプチとした食感が口の中に広がります。


最小限の塩気と柑橘の酸味だけで麺の小麦の甘みと風味が響き、奥ゆかしい旨みを引き立てる設計です。まるで食前の前菜をいただくかのように、この一品は期待感を高めてくれます。軽やかな口当たりで食欲を呼び覚まし、いよいよメインディッシュへの期待が膨らみます。


<全体> 配膳の瞬間その見た目が意識を奪う?透明感のある澄んだ出汁!大判焼豚!材木メンマ!

デフォルトでも実に具材が豪快に並んでいます。味玉の半分がどっしりと添えられ、岩海苔が漆黒の湖面のように麺に寄り添っています。玉ネギや青ネギのみじん切りが彩りを添え、ビジュアルも華やか。全体に和モダンな雰囲気で、盛り付けのセンスの良さが感じられました。実際に手をつける前から、高揚した気持ちにさせてくれるビジュアルです。

<出汁> 澄む出汁は上品で柔らかな煮干の香り!啜ると優しい味わい!脂っこさない煮干エキス!

出汁は、煮干し本来の旨みがじんわりと染み入るよう。カエシは濃すぎず、丸みのある醤油の風味がスープに穏やかさを与えています。飲み進めるごとに、麺の風味や麺に含まれていた澱粉がスープに溶け出し、スープはほんのり濁って甘みが加わってきます。最初の一口目から最後まで、丁寧に抽出された煮干しの余韻を存分に楽しむことができました。




<麺> ストレート細麺!心地よいコシとシャッキリとした歯触り!出汁に浸ると膨よかさ増す!

配膳時はややシメられたような締まりのある食感ですが、スープに浸すと徐々にふっくらと膨らんでいきます。それでも角の立った麺形状はそのままで、小麦の素地の風味がはっきりと伝わってきました。

噛み締めるほどに、麺からじわりと甘みが感じられ、煮干しスープとの相性も抜群です。最後の一口まで、麺そのものの風味と質感がスープによって失われることなく、上品に引き立っていました。

<岩海苔> あるだけで煮干しらーめんの世界が一段と濃密!香りの強い岩海苔が煮干旨味を高める!

麺に絡めてすする度、磯の香りが舌の上に心地よく広がり、さらに煮干しの風合いを引き立ててくれました。シャキシャキとした磯の食感がアクセントになり、麺と一緒に噛みしめると、まるで“煮干しそば”をまるごと味わっているかのような満足感があります。岩海苔がスープと麺の一体感を高め、一杯の完成度をさらに引き上げていました。


<チャーシュー> 大判チャーシュー!脂身蕩ける肉身が層をなす豚バラロール!解ける様に柔らか!

口に入れると脂身はとろけ、赤身はしっかりとした肉感がありました。どちらの部位も熟成を感じさせる深い旨みがあり、煮干しのスープに負けない存在感です。


噛むほどにじゅわっと肉汁がにじみ出し、豚バラ本来のコクがスープと混ざり合っていきます。塩味の効いたスープにもマッチして、最後まで味がブレることはありませんでした。このチャーシューの豪快さと上品さの両立が、ビジュアル以上に心に残ります。

<メンマ> 材木の如き極太!見た目から想像できないほど軽快な歯触り!サクサクと噛み切る感触!


実にが小気味よく、短時間で噛み砕くことができました。その食感の良さに反して味付けは控えめで、素材の旨みが活きています。ほんのりとした甘みも感じられ、シャキシャキとした繊維質な食感の中に、ほんのりと醤油出汁の風味が滲む。煮干しスープの中でしっかり存在感を見せつつ、スープそのものの味わいを邪魔せず、両方を同時に楽しめる絶妙な逸品でした。

<煮卵> しっかりと下味が染み込む!白身はまるでおつまみ?半熟の黄身は蕩けて濃厚な旨み!

ハーフサイズとは言え、口中に広がります。黄身のとろけ具合は絶妙で、スープに浸すとさらにまろやかさが増します。麹などで漬けたような深い旨みを感じる濃厚な黄身と、強めの醤油風味の効いた白身のコンビネーションがたまりません。片側だけに味が偏ることなく、全体にしっかりと味が入っているのがわかります。

総じまして...「実に完成度の高い煮干し!丁寧にとられた出汁と繊細な麺が織りなす淡麗な一杯!」

その完成度からすると信じられないほどリーズナブルです(デフォルト価格は1000円以内)。豪快なチャーシューに厚みあるメンマ、隠し味の岩海苔や味玉が彩りを添え、一口ごとに驚きと喜びがあります。「圓」譲りの技法をしっかり受け継ぎつつ、この店ならではのオリジナルな個性が感じられる点も素晴らしい。地元に愛される理由も納得の内容でした。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!

お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!



