ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5943】らーめん 高尾(東京・荻窪)冷しわんたんめん + メンマ皿 + チャーシュー皿 + サッポロ赤星2本 〜冷えてなお艶やか!皮のちゅるちゅる感と力強さが際立つ涼味の主役!

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週末のランチタイム!荻窪の街に漂う連休終盤の名残と冷し麺へ向かう静かな高揚感!

 
 連休という名の大きな波が過ぎて、ゆっくりと日常へ引き返していくような昼どきです。街にはまだ休日の名残が漂いながらも、どこか明日以降の現実を思い出し始めたような空気が流れております。そんな休日ランチタイムに向かう先は、もちろん荻窪の「らーめん高尾」。荻窪という街には、中央線文化の濃さ、老舗の気配、そして昼から瓶ビールを許してくれる懐の深さがあります。そのすべてを、肩肘張らずに受け止めてくれるのが、この店の魅力です。
 

 
 この日の目的は「冷しわんたんめん」。しかも、そこにメンマ皿、チャーシュー皿、サッポロ赤星2本を合わせるという、ランチとしては、なかなかに完成度の高い布陣です。
 

 
 休日に疲れを癒すには、熱々の一杯も良い。けれど、この日は冷たい酢醤油の涼味が欲しかったのです。身体に残るわずかな暑さ、休日のだるさ、明日からの日常への微かな抵抗感。それらを、冷たい麺とワンタンのちゅるりで洗い流したい。そんな気分でした。カウンターに腰を下ろすと、もうそれだけで安心します。厨房の音、瓶ビールの栓が抜かれる気配、皿ものが出てくるテンポ。すべてが自然で、すべてが心地よい。派手な演出はありません。しかし、ここには日常を豊かにする力があります。
 

 

 
 

<サッポロ赤星> 赤い星が瓶の肩で輝く瞬間!休日気分が一気に“昼酒モード”へ切り替わる!

 
 まずはサッポロ赤星です。しかも2本です。ここが大事です。1本目は喉のため。2本目は心のため。そう言い切ってしまえば、もう何も怖くありません。瓶が置かれた瞬間、あの赤い星がこちらを見ています。まるで「今日も始めますね?」と静かに問いかけてくるようです。小さなグラスに注ぐと、黄金色の液体が泡をまとって立ち上がります。その光景だけで、休日ランチが少しだけ祝祭に変わります。
 

 

 ひと口飲めば、熱処理ビールらしい落ち着いた苦味と、麦の丸い旨味が喉を通っていきます。派手すぎず、軽すぎず、しっかりとした飲み応えがある。それでいて後味はすっきりしている。まさに、らーめん高尾の皿ものに寄り添うためのビールです。休日の昼に飲む赤星には、夜の酒とは違う背徳感があります。外はまだ明るい。街はまだ動いている。なのに、こちらの時間だけが少しゆっくり流れている。そのズレがたまらないのです。
 
 
 
 1本目で喉を潤し、2本目で気持ちをほどく。グラスを重ねるたびに、連休終盤の小さな寂しさが、麦の苦味に溶けていきます。
 
 

 

 

<メンマ皿> 素朴で軽やか!しかし赤星を加速させる危険な名脇役!

 

 

 続いてメンマ皿。らーめん高尾で赤星を頼むなら、この皿は外せません。皿に盛られたメンマは、実に素朴です。過剰な味付けで攻めてくるわけではありません。ほどよい塩気、醤油の香り、コリッとした歯応え。それだけで十分なのです。
 

 
 ひと口つまみ、赤星を流し込む。すると、メンマの塩気と麦の苦味が口の中でぴたりと合います。派手ではない。しかし、箸が止まらない。まるで静かな顔をしたビール泥棒です。
 

 
 このメンマ皿の良さは、主役を食うところではありません。主役までの時間を豊かにしてくれるところです。赤星を飲みながら、少しずつ胃袋のテンポを整えていく。これがあるから、次のチャーシュー皿も、最後の冷しわんたんめんも、さらに美味しく感じられるのです。休日の昼に、メンマをつまんで赤星を飲む。たったそれだけなのに、なぜこんなに心が満たされるのでしょうか。特別な贅沢ではない。けれど、確実に贅沢です。
 

 
 
 

<チャーシュー皿> 豚バラと豚肩ロース!二種の肉景色が赤星の2本目を容赦なく呼び込む!

 
 そしてチャーシュー皿です。これがまた、なんとも頼もしい一皿です。豚バラ肉と豚肩ロースの二種共演。バラは脂の甘みで攻め、肩ロースは肉の旨味でじわじわ迫る。ひと皿の中に、異なる肉の表情がきちんと並んでおります。
 

 
 豚バラは、口に入れると脂の丸みが広がります。そこへ赤星を合わせると、脂の甘みが苦味で引き締まり、次のひと口へ自然につながっていきます。これは危険です。完全にビールを進ませる味です。
 

 
 一方の肩ロースは、少し落ち着いた肉の旨味が魅力です。噛むほどに味が出て、赤星の余韻とよく合います。バラが陽気な役者なら、肩ロースは渋い名脇役。どちらも必要で、どちらも旨い。
 

 
 このチャーシュー皿を、冷しわんたんめんの前にいただく流れがまた良いのです。最後に冷たい酢醤油の一杯が待っているから、肉をしっかり味わっても重くなりすぎない。むしろ、後半の冷し麺へ向けて、満足感の土台を作ってくれます。赤星、メンマ、チャーシュー。この時点で、もう一つの小さな宴は完成しています。しかし、ここからが本番なのです。
 

 

 
 

<全体> 冷えた丼面にワンタンが艶めき昭和の冷し文化が瑞々しく立ち上がる第一印象!

 
 いよいよ主役、冷しわんたんめんの登場です。配膳された瞬間、まず目を奪われるのは、その瑞々しさです。冷えた丼の中で、酢醤油系のタレが深い琥珀色に光り、そこへ麺、チャーシュー、ワンタンが重なります。見た目はどこか懐かしい。けれど、決して古びていない。昭和の冷し文化が、今の荻窪でしっかり息をしているようです。
 

 
 特に目を惹くのはワンタンです。温かいスープに浮かぶワンタンとは違い、冷しのワンタンは表面の艶が際立ちます。ちゅるんとした皮がタレをまとい、丼の中でひらりと揺れている。その姿が、なんとも涼しげで、なんとも艶かしい。
 

 
 冷し中華的な親しみやすさがありながら、わんたんめんとしての満足感もある。酸味の爽快感、麺の締まり、肉の旨味、ワンタンの滑らかさ。それらが一杯の中で、きちんと役割を持っています。食べる前から「これは正解」と思わせる丼です。GW末の少し重たい身体に、冷たい手ぬぐいをそっと当ててくれるような一杯。見た瞬間から、もう涼しいのです。
 

 
 
 

<出汁> 酢醤油の酸味が暑さと疲れを一瞬で切り裂き、昭和の涼味をまっすぐ届ける!

 
 ひと口味わうと、まず酢醤油の酸味が立ち上がります。けれど、ただ酸っぱいだけではありません。醤油のコク、ほんのりとした甘み、そして出汁の下支えがあり、味にしっかり厚みがあります。この酸味が実に良いのです。GW末の気だるさを、一瞬で切り裂いてくれます。口の中に涼しい風が通るようで、身体がすっと目を覚ます。暑さだけでなく、連休の疲れまで洗い流してくれるような爽快感があります。
 

 
 冷しのタレは、後半に単調になりやすいものですが、この一杯はそうなりません。麺がタレをまとい、ワンタンの皮が酸味を受け止め、チャーシューの旨味が少しずつ溶け込んでいく。食べ進めるほどに、酸味の角が丸くなり、全体に深みが出てきます。最初はキリッと涼しい。途中から旨味が増す。最後には、昭和の食堂で味わうような安心感が残る。この変化が楽しいのです。赤星2本と皿ものを経た後に、この酢醤油が入ってくると、すべてがきれいにまとまります。麦の苦味、肉の脂、メンマの塩気。その余韻を、冷たい酸味がさらりと整えてくれる。なんとも見事な流れです。
 

 
 
 

<麺> 和蕎麦ライクな中華麺が冷水で締まる!粉の香りと素地の風味をくっきり放つ!

 
 麺も素晴らしいです。和蕎麦ライクな中華麺が、冷水でしっかり締められ、いつも以上に輪郭をくっきり感じさせます。温かいラーメンでは、スープを吸いながら徐々に一体化していく麺ですが、冷しではまた違った魅力があります。口に入れると、まずキュッとした締まりがあり、噛むと粉の風味がふわりと立ち上がります。
 

 
 ツルツル一辺倒ではありません。どこか素朴で、少し蕎麦のような落ち着きがあります。その素地の風味が、酢醤油系のタレとよく合います。酸味が先に来て、その後から麺の香りが追いかけてくる。この順番がとても心地よいのです。
 

 
 ワンタンの滑らかさとの対比も良いです。麺は締まり、ワンタンはちゅるりと滑る。そこにチャーシューの肉感が入り、酢醤油の涼味が全体をまとめる。食感のリズムが最後まで飽きません。派手な麺ではありません。しかし、こういう麺こそ記憶に残ります。日常の中にある確かな仕事。荻窪の昼に似合う、実直で味わい深い麺です。
 

 

 
 

<チャーシュー> 冷しの中でも豚バラと肩ロースが存在感を放ち酢醤油をまとって軽快な肉の旨みへ変化!

 
 丼の中のチャーシューも、しっかり存在感があります。冷たい酢醤油をまとったチャーシューは、温かいスープの中とは違う表情を見せます。脂がとろけて広がるというより、肉の輪郭が締まり、味がすっきり感じられます。
 

 
 豚バラは、脂の甘みを残しながらも、酢の酸味によって重たさが抑えられています。脂があるのに涼しい。これが冷しならではの面白さです。肩ロースは、より肉の旨味が素直に出ます。噛むほどに味が広がり、酢醤油の酸味と交差します。麺の合間に挟むと、食べ進めるテンポが整います。
 

 

 

 冷し麺は軽快さが魅力ですが、軽快すぎると物足りなくなることもあります。その点、このチャーシューがしっかり支えてくれるため、食後の満足感が高いのです。前半はチャーシュー皿で赤星の友として楽しみ、後半は冷しわんたんめんの具材として楽しむ。同じチャーシューでも、場面が変わると味わいも変わります。これもまた、この日の楽しさの一つでした。
 

 
 
 

<ワンタン> 冷えてなお艶やか!皮のちゅるちゅる感と力強さが際立つ涼味の主役!

 
 そして、今回の最大の魅力は、やはりワンタンです。冷しのワンタンは、温かいスープに浮かぶワンタンとは明らかに違います。温かいワンタンが、ふわりと包み込むような優しさだとすれば、冷たいワンタンは、舌の上を滑るような快感があります。
 

 
 皮はちゅるちゅる。しかし、ただ柔らかいだけではありません。冷えているからこそ、皮の滑らかさと力強さが際立ちます。箸で持ち上げると、ひらりと揺れ、口へ運ぶと、つるりと入る。噛めば、皮の存在感と具の旨味が静かに広がります。このワンタンが、酢醤油系のタレをまとっているのが良いのです。酸味を帯びた皮が、舌の上で涼しくほどける。暑さを忘れるというより、暑さがあったからこそ旨く感じる。そういう季節感があります。
 

 
 麺のキュッとした締まり、チャーシューの肉感、そしてワンタンのちゅるり。この三つの食感が一杯の中で行き来します。なかでもワンタンは、食べるたびに少しうれしくなる存在です。冷しわんたんめん。名前としては素朴ですが、食べてみると実に奥深い。ワンタンが冷しの世界に入るだけで、こんなにも艶と楽しさが増すのかと、改めて感じました。
 

 
 
 

総じまして...「赤星、皿もの、冷たいわんたんが一本の流れとなり、休日末の心身を鮮やかに整える冷し名作!」

 
 まず赤星で喉と心を開き、メンマ皿でテンポを作り、チャーシュー皿で満足感を高める。そして最後に、冷たい酢醤油の中で艶めくワンタンと、冷水で締まった和蕎麦ライクな麺を味わう。酒、つまみ、麺。この三つがきれいに一本の物語になっていました。特に冷しわんたんめんは、懐かしさと涼しさのバランスが見事です。昭和の酢醤油系の味わいに、冷たいワンタンの艶が加わることで、単なる冷し麺ではない満足感があります。
 
 休日週末、明日からの日常へ戻っていく。その間に、こういう一杯を挟むと、気持ちがすっと整います。無理に元気を出すのではなく、冷たい酸味とちゅるちゅるのワンタンで、自然に身体が軽くなる。全体を振り返ると、これは“荻窪の昼に咲いた、昭和涼味の小さな宴”でした。赤星の苦味、メンマの歯応え、チャーシューの旨味、酢醤油の酸味、そして冷たいワンタンの艶。それぞれが主張しすぎず、けれど確かに記憶に残る。らーめん高尾らしい、実直で、楽しくて、少しだけ背徳的なランチでした。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!
 
 

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!

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