
春雨降る肌寒い春分の日、胸は熱くワクワクしながら店へ向かう!

春分の日の肌寒い小雨の中、三鷹市下連雀にある「中華そば 下連雀」へ向かいます。開店は2023年12月、店主は伝説の中野『江ぐち』で修業経験があるとも伝えられており、麺や出汁の味にその系譜を感じます。

氷雨の雫が傘をつたう頬に伝う。三鷹駅から徒歩で15分弱歩くと肌寒さある。しかし、胸を熱くワクワクさせながら、ビールとラーメンで温まるひとときを想像して、胸の高鳴りを抑えます。


<キリンハートランド> 渋い緑の中瓶ボトル!一口で爽やかなホップの香りと骨太な苦味!麦芽の甘みが広がる!



待ちに待ったカウンターに着くと、まずお願いしたのはキリンハートランドの中瓶です。グラスに黄金色のビールを注ぐと、細かな泡がふんわりと立ち上ります。口に含むとまず爽やかなホップの香りが鼻を抜け、その後に骨太な苦味が喉の奥へと押し寄せます。












最後に麦芽の優しい甘みがほのかに残り、一口で次の一杯が楽しみになる余韻が広がりました。冷えたビールが背筋をシャキッと伸ばしてくれ、目の前の中華そばへの期待がますます高まります。

<チャーシュー皿> 1ダース12枚の圧巻ボリューム!麦酒泥棒の豚バラチャーシューが豪快に並ぶ!


続いて出てきたのはチャーシュー皿。皿の上には見事なまでに並べられた豚バラチャーシューがどっさり。一ダース=12枚ものボリュームで、以前よりややサイズが軽くなったものの、豪快な迫力は健在です。

厚みのある肉からは香ばしい醤油ダレの香りが立ち昇り、刻みネギを絡めるとさらに食欲をそそります。噛むと脂身は「フワッ」と蕩けて甘く、赤身はしっかりとしたうまみを蓄え、そのコンビネーションには拍手を送りたくなるほどでした。



卓上の自家製辣油をほんの少し垂らすと、スパイシーな香りが広がり、甘辛い脂の美味しさをさらに引き立ててくれました。




<全体> 琥珀色のスープに具材が美しく並ぶ懐かしい一杯!東京ノスタルジック拉麺の風貌!


しばらくすると、本命の中華そばが運ばれてきました。大きな丼に注がれた琥珀色のスープは光を受けて艶やかに輝き、その上にはチャーシュー3枚、茎が太めのほうれん草、あっさりタイプのメンマ、半分に切られた半熟味玉、そして大判の海苔が美しく並んでいます。

最初に目に飛び込んでくるのは、まるで昭和の駄菓子屋にタイムスリップしたかのような懐かしいビジュアルです。この内容で税込600円とは信じがたいほどの充実ぶりで、思わずコスパの良さに感謝したくなります。視覚的にも香ばしさと温かみが伝わる、このノスタルジックな佇まいに心が躍りました。

<出汁> 飾り気のない昔ながらの醤油出汁!口当たりあっさり!染み出す野菜と乾物類の滋味!

まずはスープをひと口。醤油色に澄んだスープは、まさに昔ながらの飾らない中華そばそのものです。口当たりはすっきりしていながら、じわりと染み出す豚の旨みが確かにあります。軽い塩気の輪郭の奥には野菜や昆布の優しい甘みが重なっており、飲むほどに温度が下がって味がさらに深まっていくようです。


刺激的ではなく、じわじわと体を温める優しさが印象的で、さりげない熟成感の中に「中華そば みたか」を感じさせる円やかさもあって、思わず頷いてしまいました。純朴な醤油感を楽しみながら、丼を抱えていると冷えた身体が徐々に芯からほぐれていきます。

<麺> 今回もきりりとエッジの立つ細麺をチョイス!小気味よい歯応えと滑らかな滑りがナイス!

麺はご主人おすすめの細麺を選びました。一口すすれば、滑らかでスルスルとした啜り心地が心地よいです。麺線はストレートで角がしっかり立っており、素朴な茶褐色の色合いはまさに蕎麦ライク。

噛むとプツプツと小気味よい歯切れがあり、小麦の豊かな甘みがふわっと広がります。終盤になると出汁をたっぷり吸い込み、最初とは別人のようにまろやかに変化するのも面白いところ。一杯で二度おいしいとはまさにこのことです。

<海苔> 香りたつ食感の良いパリパリ海苔!大判2枚!凛々しく丼の脇に聳える!

大判の海苔が2枚、どっしりと丼の脇に立っています。最初はパリパリの食感と磯の香りが口いっぱいに広がり、次第にスープに浸るとしんなりと柔らかくなって麺に巻きつきます。

海苔は単体でものり巻きにでも使いたいほど香り豊かですが、スープをたっぷり吸った後のとろけるような食感もまた格別です。ナルトやほうれん草とはまた違った海の風味で、丼全体に良いアクセントを添えてくれました。

<チャーシュー> 丼の中で蕩ける豚バラスライス肉!脂身の甘みと赤身の肉味!出汁の旨さと一体化!

丼のチャーシューは豚バラ肉が3枚、堂々と盛られています。熱々の出汁に浸ると脂身はみるみるうちにとろけ出し、かけられた醤油ダレの旨みが赤身にじわじわ浸透していきます。

噛むと脂の甘みと赤身のうまみが同時に押し寄せていき、いっそう豊かな味わいが口いっぱいに広がりました。チャーシュー皿とは違い、丼の熱とスープに馴染んだ姿は、それ自体が映画のワンシーンのようにドラマチックで、多幸感に浸らせてくれます。

<メンマ> 素朴だけど食感楽しいメンマ!あっさり味付けの古風な短冊スタイル!

メンマはあっさり味付けで、古典的な短冊切りです。箸でつまんで口に含むと、まず「フニャッ」とした柔らかな歯ざわりがあり、すぐ後から「コリッ」とした芯の歯ごたえが顔を出します。

温かい出汁に少し浸ると繊維がほろほろとほぐれ、より一層軽快な歯触りに。どことなく漬物のような滋味ある風味と、醤油ダレの程よい塩気が口中でじゅわっと膨らみ、サイドメニューとしても楽しい箸休めになりました。

<半熟玉子> ノスタルジックな面会に半熟の黄身がとろりと広がるモダンなポーチドエッグスタイル!


醤油ダレで漬け込まれていない、半熟に茹でられた玉子が一個、半分に割って載っています。白身はぷるんと柔らかく、甘みが感じられます。


黄身は深いオレンジ色で、割るととろりと流れ出し、出汁に溶けてスープに濃厚さとまろやかさを加えました。派手さはないものの、懐かしいような、王道のような、優しい味わいです。

<味変化> 最後に七味唐辛子!和風にピリッと刺激的に舌を目覚めさせる!


最終盤に差しかかったところで、卓上の七味唐辛子をスプーン一つまみふりかけてみました。琥珀色のスープに赤い粒が舞い込み、鼻腔に山椒や陳皮の香りがぱっと広がります。ピリッとした辛味と香ばしい風味が加わると、穏やかな醤油出汁が一変してキレのある表情に変わりました。ほんの一振りで別のラーメンのように感じられ、最後の一滴まで飽きさせずに楽しめます。


総じまして・・・「春の雨の中で味わった絶品!まさに東京ノスタルジーラーメン!」

全体を通して感じたのは、昭和の懐かしさと現代の洗練がほどよく混ざり合ったことです。豚清湯ベースのすっきりした醤油出汁に、蕎麦ライクな細麺がよく合っていて、具材の一つひとつも丁寧に光っていました。とりわけキリンハートランドビールとチャーシュー皿は、日常の一コマを特別なものに高めてくれる“脇役”として、独立して存在感を放っていました。店を出るころには、すっかり冷えが飛び去って穏やかな満足感で胸がいっぱいになっていました。一週間の疲れも吹き飛ぶような、この休日にふさわしい最高のひとときでした。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。

お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!

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