ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5814】ラーメン関口(東京・東小金井)ネギラーメン + サッポロ赤星 〜これぞ唯一無二の麺構え!常識を破壊する短尺ネギが織りなす鮮やかな緑の絨毯!

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ここはもはや!ラーショの実験室?オリジナティと創造性を感じる重要店舗!

 
近いからという理由だけで通う店じゃない。ここは、数多ある「ラーメンショップ(ラーショ)」の系譜において、一つの到達点であり、同時に革命児と言えば大袈裟か?。ラーショといえば、あの少し寂れた街道沿いの赤い看板、変わらぬ安心感…そんなノスタルジーも愛おしい。
 

 
だがこの店は、その愛すべき伝統に胡座をかくことなく、未来への扉をこじ開ける。酸辣湯(スーラー)、海老、担々…繰り出される限定メニューは、もはや「アレンジ」の域を超えた「発明」ですよ。夏場になれば、ラーショ系で冷やし麺まで始めますし、この尽きることのない創作意欲、その情熱の源泉を、我々は目撃しに行くべきですぞ。
 

 
 
 
 

<サッポロ赤星> 神無月の微熱を洗い流す黄金の聖水!完璧なる一杯目の儀式が今、始まる!

 
選べるビールはアサヒとサッポロ。食券を渡すときに伝えます。当然のように「サッポロラガービール」、通称「赤星」を選ぶ。供されるのは、キンキンに冷えた瓶と、まるで冷凍庫から出したばかりのような、うっすらと霜が降りたグラス。そのグラスを傾け、黄金色の液体をトクトクと注ぎ込む・・・この瞬間が幸せです。
 

 
シュワシュワと心地よい音を立てながら、きめ細やかな泡がこんもりと盛り上がっていく様は、もはや芸術の域だ。グラスの表面を伝う水滴ですら、これから始まる宴の序曲に思える。ぐいっと喉に流し込めば、カッと目が見開くほどの冷たさが食道を駆け下り、もはや祝砲!。
 

 
刹那の刺激が過ぎ去ると、赤星特有の骨太な苦味と、それを追いかけるように現れる麦のほのかな甘みが、じんわりと胃袋に染み渡っていく。ああ、今日もこの一杯のために生きてきたのだわー。
 

 

 
 

<全体> これぞ唯一無二の麺構え!常識を破壊する短尺ネギが織りなす鮮やかな緑の絨毯!

 
通い慣れ分かっていても、思わず心の中では「おおっ!」と声が漏れます。見て見て!この丼を覆い尽くすネギの山を!ラーショのネギといえば細長い白髪ネギが定番だが、ここのは違う。あえて短く、そして幅広にカットされたネギが、白と緑の鮮やかなコントラストを描きながら、こんもりと盛り上がっている。
 

 
その麓に広がるのは、まさか塩豚骨か?と見紛うほどの優しくクリーミーなベージュ色の豚骨醤油スープ。水面に浮かぶ細かな背脂の粒が、「ああ、ここは紛れもなくラーショなのだ」とオレのDNAに語りかけてくるようです。この唯一無二の麺構え(めんがまえ)こそ、この店のアイデンティティ!。
 

 
 
 
 

<出汁> 優しい口当たりの裏に潜む野性味!ゴクゴク飲み干せる「魔性のライト豚骨醤油」

 
レンゲでスープをすくい、まずその色合いに目を奪われる。優しくクリーミーなベージュ色の液体の上で、細かく砕かれた純白の背脂がキラキラと輝いている。一口飲めば、まずガツンと醤油ダレの塩気が舌を覚醒させる。これぞラーショ!と膝を打つパンチの効いた第一印象!。
 

 
しかし、その直後、塩気の角を包み込むように、丁寧に炊き出された豚骨のまろやかな甘みと、骨の髄から溶け出したような深いコクが、怒涛のように押し寄せてくる。背脂は見た目よりもずっと軽やかで、重さよりも上質な甘みとコクをプラスする役割に徹している。
 

 
そして、食べ進めるうちにネギの風味やゴマ油が溶け出し、一杯の丼の中で味が刻々と変化していく。パンチがあるのに、どこまでも円やか。だから、朝だというのにレンゲが止まらず、気づけば最後の一滴まで飲み干してしまうのだわー。
 

 

 
 

<麺> ラーショ系では稀な自家製麺!スープを纏い具材を従える官能的な黄金のウェーブ!

 
ラーショ系では珍しい自家製麺。茹で加減はカタメとコールしました。箸でリフトすれば、スープの旨味を吸い上げて艶やかに輝く、美しい黄金色の中細麺が姿を現す。完全なストレートではなく、わずかにウェーブがかった形状が、スープをより一層持ち上げる秘訣なんでしょうかー・・・妄想が始まります。
 

 
「カタメ」で注文した序盤は、噛みしめると「クツッ」と音を立てるような、心地よい歯切れの良さが楽しめる。小麦の密度が感じられる、力強い食感だ。それがスープの熱を吸い、徐々にしなやかさとモチモチ感を増していく。
 

 
麺の表面がスープの旨味と背脂をしっかりと掴んで離さないため、ズルズルっと啜り上げるたびに、麺、スープ、そしてネギやワカメの風味が一体となって口の中に飛び込んでくる。この麺だからこそ、濃厚なスープと大量の具材に負けない存在感を放つのだ。海苔で巻いて啜る背徳感もまた格別です。
 

 
 
 

<ネギ> 短尺幅広のザクザク食感が楽しい!歯応えと麺との絡みで計算された二段活用の妙技



今回も敢えて言おう!この店の主役はこのネギだ。短く幅広なカットは、単なる見た目のユニークさではない。この形状だからこそ、他のどのラーショよりも「ザクザク」という力強い食感がダイレクトに楽しめるのだ。ネギ本来の甘みと清涼感、そこに特製のタレと豚骨出汁が染み込み、完璧な「おかず」として完成している。
 

 
確かに、この短さゆえに麺には絡みにくい。だが、それこそが店主の巧妙な罠なのだ。麺を啜っている間、ネギは戦略的にスープの中へと退却し、その旨味をスープに溶け込ませていく。そして麺を食べ終えた時、丼の底には「ネギ風味凝縮スープ」と大量のネギが残る。これをザクザクと単体で喰らいつくのが面白いのです。
 

 
ネギに和えられたチャーシューは、ネギのサイズに合わせたかのような千切りカット。バラ肉の脂の甘みが、ネギの辛味とスープの塩気と三位一体となり、脳を揺さぶる旨さ!。思わず白飯を欲しますが、食い過ぎ注意で何とか自制心を保ちました:汗。
 

 
 
 

<ワカメ> 濃厚な豚骨に浮かぶ緑のオアシス!名脇役がもたらす食感と風味の心地よさ

 
ラーメンにワカメなんて、と思うなかれ。ラーショにおいてのみ、ワカメは必須科目だ。見てくれ、このスープを吸って艶やかに輝く肉厚のワカメを。その磯の香りと、フニャリとした歯応えが、濃厚な豚骨醤油スープに対する最高の箸休めであり、見事なカウンターパートとして機能するようです。
 

 
オレの流儀はまずこうです!ワカメを丼の底に沈め、スープをたっぷりと吸わせて「出汁おひたし」状態にする。十分に潤ったそれを麺に貼り付け、共に啜り上げる。こってりとした豚骨の合間に訪れる、この海の恵みの清涼感。これがあるから、ラーショはやめられない!。
 

 
 
 
 

<味変> 白胡麻の香ばしさ!ニンニクの暴力!豆板醤の刺激!三位一体の最終覚醒でクライマックス

 
これをせずしてラーショは終われない。終盤、丼の残りが3分の1になったところで、クライマックスの儀式を執り行う。まずは卓上の白胡麻を摺り、その香ばしい粉をレンゲに受け止める。
 

 
続いて、見るからにパワフルな摺り下ろしニンニクを投入。そして真打ち、深紅に輝く豆板醤を鎮座させる。レンゲの上で白・黄・赤の三原色が揃ったら、丼から少量のスープを注ぎ、箸で丁寧に溶いていく。
 

 
この「特製覚醒ソース」を丼全体に解き放てば、穏やかだった豚骨醤油は、胡麻の香ばしさ、ニンニクの暴力的な風味、豆板醤の燃えるような辛味を纏い、獰猛な最終形態へと変貌を遂げる。最後のひと啜りまで、決して飽きさせない。これぞラーショのエンターテイメント!。
 

 
 
 
 

総じまして・・・「伝統と革新が同居する奇跡の一杯!ネギ好きはもちろん、全てのラーメン好きよ、この衝撃を体感せよ!」

 
もはや単なる「うまいラーショ」ではない!。伝統の豚骨醤油の安心感をしっかりと根底に置きながら、ザクザク食感が脳を揺さぶる唯一無二の短尺ネギ、そして限定メニューで魅せる無限の創造性。その全てが高次元で融合した、まさに「事件」と呼ぶべき一杯と言うべきかと!。土日は朝ラーが楽しめるのも、我々のようなラーメン狂にとっては至上の喜び。駅近という好立地も、中央線ユーザーとしては感謝しかない。ラーショ好きも、そうでない人も、この衝撃を体験しに、今すぐ店へ走るべき!。激しくオススメ!旨し!なので…とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!
 
 

 
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!

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