ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5759】安楽(東京・三鷹駅北口)ラーメン + ニラレバ炒め + キリンラガー 〜昭和の町中華健在!時代を超えて安寧と痛快を感じさせるニラレバ炒め!そしてノスタルジック中華そば!

ラーメン+ニラレバ炒め=スタミナラーメン?

 
 一度やってみたかったことを実行!。こちらのラーメンは実に町中華っぽいオーディナリーな一杯。そしてニラレバ炒めは実は看板商品!。これを掛け合わせると、町中華風スタミナラーメンの完成???。そんなことを感じながらやってきとある休日です。
 

 
 この店では珍しい開店前にオジサン4人組が待ち構えている。オヤジの遠足って感じですね(笑)。このパターン親交ある先輩方の活動を羨ましく眺めてますが、雑誌の連載やドラマ化などできそうな題材ですな。オヤジでも誰でも井之頭五郎になれる!NETFLIXで企画してくれんかと!。
 

 
 
 
<キリンラガー> 何気にピカピカに磨き上げられたグラスに注ぐ美しさ!やっぱり休日に麦酒はハズせない!

 
 昭和40年代定番のキリンラガー!そして小ぶりのグラス。小ぶりでありふれてるのに、ピッカピカみ磨きがかかったグラスなのが実に嬉しいです。ビールの泡立ちやキレもいつもよりいい感じではないか。
 

 

 キリンラガーってまだ熱処理だった頃から馴染んだブランド。特別な思い入れがあるわけじゃないけど、なんだかんだで一番安寧を覚える味わいかもしれません。昔はズシリと感じた苦味ですが、歳を重ねてIPAなど味を覚えると、少し軽やかにも感じてしまうね。華やかさは低めですが、コク深さは相変わらずしっかりしてる感覚。対峙する酒じゃなくて、おつまみ等料理と合わせる麦酒って感覚で、ライトにゴクゴク飲み干せる味わいが痛快です。
 

 
 
 
<ニラレバ炒め> 青々しい韮ふんだん!厚めな豚レバーふんだん!タレがコク深し!隠し味の玉葱で甘く香ばし!

 
 町中華でまず食らうべきもの、それは「ニラレバ炒め」です。店によってはニラとレバーの力の入れ具合で「レバニラ炒め」とも名称が逆転しましょうが、ここは完璧に「ニラが主役」です。青々とした色合いと質感がとても上質で柔らかそう。隙間からレバーがのぞきます。そのニラがまたうまい!。とても繊維質が細かくてザクザクと言うよりクチクチと潰れてちぎれるような錯覚。そこにタレが深く絡んで旨し!。中華炒め風の香ばしさの中に、オイスターソースか甜麺醤のコク深さと甘味が染み込みます。痛快なのは、モヤシを入れてカサ増しがないところ。まさにニラと勝負!って感覚です。
 

 
 予想以上に豚レバーが多かったのも好印象。クセが本当にない。微妙にスポンジのようにタレを吸い込む様で、ふかふかとしたレバーを噛み締めるとレバーの旨みとタレの味わいが一体化した旨さです。また軽く片栗を振ってあるのか炒めて表面がざらつき軽く焦げるところがまた旨し!。やっぱり本格町中華って感じが堪能できましょう。
 

 
 隠し味として微妙に玉葱スライスが投入されております。脇役にもならないほどの微量。それが炒まると玉葱特有の甘味を発し、オイスターソースか甜麺醤のコクに甘味を増す旨みとなります。ここ来たら絶対に食っとくべき一皿かと!。
 

 
 
 
<全体> これぞ昭和の心!紛れもない町中華の定番中華そば!透明な醤油と細麺の流れが印象的!

 
 このご時世で600円で頑張ってくれてるのが嬉しい。これは紛れもなく町中華での中華そばなる麺顔。普段、ここでは調理系の麺類しか食ってきてなかったから、デフォルトがこんな風に正統派なる質感だとは想像してませんでした。
 

 
 全体的には、浅草来来軒を彷彿とするようで出汁と細いストレート麺のイメージ。出汁と麺。具は肉一片と少量のメンマと青菜。そして海苔。ナルトはない。飲んだ後の〆にも最適そうな風貌です。印象的だったのは、出汁の醤油ブラウンが透明感あることと、ストレート細麺の流れがキリリと感じたことくらいだろうか。
 

 
 
 
<出汁> 何とシンプルでピュアな旨さ!あっさりとしてるが醤油の風合いと鶏の旨みが滲み出てこく深い!

 
 確かに流行の拉麺ではないが、それが町中華探訪の求めるもの。やっぱり食って落ち着く安心感は、どこかで食ったかもという一般的な大衆感なのかもしれない。そんな一周回って旨しと感じてしまったわけだ。
 

 
 シンプルなのに醤油感がハッキリしている。カエシで味の輪郭を感じ、鶏ガラ系の旨みが、輪郭に陰影を与えて味わいを立体化するような深みを感じます。味わいはライトですが柔らかさの中に凛々しさも覗く感覚です。香味野菜や乾物で円やかに・・・というより、個人的には、醤油と動物系できっちり基本を押さえたってな感想です。
 

 
 
 
<麺> きっぱり流れる麺線と程よい歯応え!ストレート細麺!割と低加水!最後の最後まで風味良し!

 
 町中華の麺類だと加水高めでモチモチ系をよく見かける。でもここは、ストレート細麺!割と低加水!最後の最後まで風味良し!前半で前歯の歯切れは、クスクスとしており大袈裟に言えば風味すらあるような感覚でしょうか。そして意外と熱ダレがせず、最後の最後まで歯応えと仄かな風合いを持続して楽しめる感覚。当然、具材を絡めて楽しみ尽くしますが、飽きません。
 

 
 海苔は小さく2枚。薄くてパリパリな食感は、出汁に濡れてもまるでコーティングされたかのような状態がナイス。香りも良く麺に合う。
 

 
 
 
<具材> 必要十分条件!小ぶりの豚ローススライス!古風で丁寧な細メンマ!あって嬉しい青菜!

 
 近年は、原材料費物価高でラーメンも確実に値上がり。一部では高級品にすら思えますが、、それはそれで仕方のないことと思う一方で、昔ながらの良さが失われそうで不安です。そんな状況でも見事に救ってくれた感覚。昭和生まれのオヤジどもが、昔から食ってた一杯はこんな感じでとても満足したものよー。それにこのご時世で、一杯600円。粗利どんだけだよと心配してしまいます。
 

 
 
<ニラレバ投入> 今日一番やりたかったこと!絶品ニラレバ炒めをラーメンに投入し即席スタミナ拉麺の完成!

 
 ニラレバのタレは、オイスターソースか豆板醤かのコクとニラの風味と淡い玉葱の甘味!そしてレバーの旨みが溶けています。それを残った具材諸共ラーメンの後半に投入!。これが予想以上にハマったかも。絶妙な分厚さとスッキリ感が共存する醤油出汁となって完成系です。まさに普通のラーメンがレバニラ入れて一気に旨さが出世したって感覚!。
 

 
 
 
総じまして「昭和の町中華健在!時代を超えて安寧と痛快を感じさせるニラレバ炒め!そしてノスタルジック中華そば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。時々人手不足でメニューや営業時間を絞った営業をしてますが、ここに来たならまずはニラレバ炒めをおすすめ。飲み食いした後の〆めには定番のラーメンが胃に落ち着きます。町中華屋さんは後継者不足が問題化しておりますがまずは食って応援!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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