これぞ梅雨!暑さと湿気でサウナな日常!麦酒と冷やし中華で発散!
年々暑さに対する抵抗力を失うようです。また特に湿気が高い日となるとやる気が出ないのに出勤日。午後はフリーとさせていただきましょう。何と約3週間ぶりのここ「らーめん高尾」さんへ。出入り口の業務用冷風扇機の前に陣取り、久しぶりに麦酒と拉麺三昧と洒落込みましょう。
<サッポロ赤星> やっぱり信頼のラベル!相変わらずオヤジ好みのズシリとした飲み口が痛快!
暑い日は、身体の中から冷やすのが最適。冷たい麦酒を体内に流し込むのが合理的です。今回も性懲りもなく赤星からスタート。うう!やっぱ図太いボディーとしっかりとした苦味がいい。苦いだけじゃなく、仄かに甘味も感じさせるところがいいところ。厚みのある味わいで楽しませてくれます。









オヤジになってくると図太い本格派が好きになってくる。苦いのがいいのよ。更に言うと、図太い割には後味が軽やか。やっぱり赤星最高!。調子に乗って3本いってしまえ!と思ったものの結果は2本。老いたなオレも・・・。
<青菜もやし皿> ほうれん草と空炒りもやしさっぱりした野菜らしい淡くほとばしる甘味の競演!
青菜は、お浸しとしても十分すぎるほど通用する質感で、噛みしめる程に優しい清涼感と淡い甘味が広がるイメージ。そしてもやしは、空炒りしたのもでしなっとしている割には水っぽさはなく、優しい甘味が醤油とベストマッチです。青菜ともやしの相性も当然ナイスで、赤星とこれがよく合う。
<わかめメンマ皿> 温かみあってあっさり仕立て!コリコリ歯応えメンマにわかめ添えて即興若竹煮!
いつも温もりある仕上がり。そしてライトでフレッシュ。サクサクポリポリといくらでも食えそうな気がします。さらに濃ゆい目の醤油タレにじんわりと染まる始める部分がうまい。全体的に温かみもあって、それがまた素材の味わいを引き立てるようです。
そこにわかめを添える。温もりのメンマですからそれに絡むとまるで若竹煮です。これが合う!当然?温もり含むフレッシュなわかめの楽しさがナイス!。磯っぽさは割と控えめで、程よい風味と感じます。
<全体> 改めて感じ入る素朴さ!温かみのある表情!冷たさと温もりが両立する優しい質感!
ベースが素朴な質感なのだが、麺の風貌と半熟玉子のあどけなさが、余計に素朴に拍車をかける様子。しかしそこがほっこりさせるというか、冷やし麺なのに温かみすら感じるところが実にナイスです。実にオヤジ好みな雰囲気ですが、最近こちらでは若い客層も増えて、そういった方々にも人気あるみたい。
そして青菜が添えられると彩りに落ち着きを感じます。トッピングのナルトが一層存在感を増すというか色彩バランスが生まれるよう。
<タレ> 王道定番!酢醤油系!酸味効き目だがベースの豚出汁が程よくまとめる旨さ!
多くを語らずともわかる味わい。酢の効いた醤油ベースのタレです。個人的には酸味がキリリとしてるのが好きで、そういったことでもタイプとしてあってる。隠し味として糖質も含まれてる様子ですが、豚のエキス感が仄かに感じるところを気のせいか感じてしまいます。
定番の辛子を溶かして味わいますが・・・元々、こちらの醤油タレは、不思議なコクとキレがあるので、それが次第に後半になると卵黄とけて円やかになる展開。そして辣油が酢と反応してキレキレ!。玉子と辣油が溶け入る不思議な旨さ!。
<チャーシュー> 脂が程よく抜けたライトなバラ肉!タレと相性抜群!スナック感覚にパクパク食える!
やはり定番の旨さですな。まかないチャーシューの旨さもいいが、昔ながらの焼豚旨さ。とてもあっさりしており、サクサクパクパクいくらでも食えて、下腹出っ張りなど罪悪感ないイメージでしょうか。冷し中華系の酢醤油系のさっぱりタレに絡み相性良いため、いくらでも無限大に食えそうな思いです。
<青菜> タレの酸味と絡めて味わい深し!噛み締めると後から甘味!独特の清涼感!
冷し系で青さを表現するのは千切り胡瓜が定番ですが・・・敢えて青菜を追加。完璧にお浸しの一品として通用する旨さです。お浸しなら鰹節と醤油で味わうのが定番ですが、冷し中華の酢醤油に浸して食うのが想像を超えて旨いのだわ!。また熱通ししてあるので、青み風合いは飛んでますし残るは甘味でしょうか。噛み締めるほどに、青菜の甘味が仄かに広がります。とってもやさしい清涼感!。
<キュウリ> タレと麺に絡んで旨さ共演!シャキシャキ千切り胡瓜!コリコリ短冊メンマ!
冷し中華と言えばて定番アイテム。割と細かめな千切りだったので、全体によく絡まりました。そして定番のメンマは、いつもメンマ皿として酒のアテで食ってる感覚を思い起こさせる馴染みの味わいがいいね。
<メンマ> 侮れない旨さ!薄味仕立ての出汁の旨さ!素材の味わいを合わせて感じさせる!
メンマは、タレに浸って味を吸い込んでますが、柔らかいコリコリ噛で、薄味が楽しめます。辣油を垂らしてみましたが、フレッシュ葱薬味に刺激が混じり、ビールを進ませる旨さ!。
<麺> 風味と歯応えアップし素地の甘味を直に伝える!冷やすと蕎麦ライクな麺が一層個性を発揮!
冷てるからダイレクトに素地の風合いが響くようです。その腰つきがややハードになり歯応えもしっかり楽しめる上に、素地の粗い滑りが心地よいです。
クスクスクシリと噛み千切ると風合いが移るし、噛み締めると甘味にタレが混じった一体感が生まれて旨し!。蕎麦ライクな麺が冷し中華に合うね!。当然のように雲呑を巻きつけ堪能し尽くしてみましたわー。
<半熟玉子> 全体がマイルドに仕上がる卵味!濃密濃厚卵黄が酢醤油系のタレに混じってコク深し!
ここで玉子と言えば「半熟玉子」がおすすめ。温かい卵黄を全体に絡める。定番な冷やし中華に見せて、実はアンチテーゼな展開ですね。麺に絡まると当然旨いのですが、酢醤油ダレに絡むとこれまた面白いほどにマイルドな味わいとなって全体に広がるのでした!。
<味変> 後半少しだけ辣油を垂らしてみるのも一興!辛味と胡麻油感が冷やし系によく合う!
そしてやっぱり辣油で味変化させるのが好き!。酸味に胡麻風味が混じってコクが深まるし、辛味が酸味と共演してこれまたググッと旨さに切れ味が増すようです。
<スープ割> 冷たいもの食した後で温かく味わいで〆る!
冷し中華で温かいスープ割りで〆れるのもまた面白いでしょ。温かみのほかに出汁の旨味も足されてなお旨し!。最後に心の奥からほっこりとさせてもらいましたー。
総じまして「素朴さと具材の自由自在さが愉快で素晴らし!今年の夏は一回食っとけ!」
・・・と言う感動の嵐!。具材や薬味の我儘を色々と対応してくれるので好き!なので趣向を変えてこの夏いかがでしょう?冷しじゃなくともフツーの拉麺も実に素朴で時代を超えて共感する旨さ!。ファミリーでもカップルでも激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!