ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5740】三鷹らーめん酒場 SAL(東京・三鷹駅北口)鯵の冷やし和えそば + チャーシュー盛合せ + 若鶏半身揚げ + ニラ醤油たぬき奴 + 〆張鶴 純 + サッポロ赤星 〜酒好き!拉麺好き!美味いもの好き!全部叶えるミラクルなお店!

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ラーメンデートにもってこい!

 
 とある平日金曜日の夕暮れどき。嫁が用事あって外出。急に嫁からの電話を受けることとなり、思わぬ展開で呼び出しを受けてしまいました。どうも本当に疲れたから外食で済ませたいとのこと。最寄りの三鷹駅まで辿り着いてガス欠状態で動けん・・・・とのことで、速攻でレスキューに向かいましたー。
 

 
 そんな流れで急に店探し。どこでも良いよ例えば鳥貴族でもと申しておりましたが、どうせならダメもとで「三鷹らーめん酒場 SAL」へ。金曜と土曜の夜は予約で埋まる店なのですが、この界隈でいいもん食わせるのはここかと!。すると時間制限ありでOKですよと快い返答を受けましてラッキーです。たまたまひとつのテーブルだけ空きがあったようで、何とも急展開で久しぶりに嫁とラーメンデートです。もう数年前に私のラヲタ活動が嫁に知れてしまって、ブログアップ・レビューアップが可能でございます。
 

 
 
 
<〆張鶴  純> 令和の米騒動にあって高級米山田錦100%の有り難味!香味膨よかで切れ味冴える味わい!

 
 これだけ日本酒が揃ってて、しかも8年連続食べログ百名店の「麺屋さくら井」の質感あるラーメンを提供する居酒屋・・・もはや天国です。速攻で〆張鶴をコール!。
 
 いやぁ〜いつも飲んでる酒とは別格!悪酔いせぬ酒とはこういうことと訳わからん初感です。冷酒だとやっぱり淡麗さや切れ味を期待してしまいますが、それを十分に叶えてくれます。しかもこれは芳醇さがしっかりあり、もっと言えばフルーティーな膨よかさすら感じるじゃぁないですか。今日は体調悪いから日本酒は飲まないと言ってた嫁に、まぁ折角だから舐めるだけでもと勧めると、美味しいーーーと言うことで半分持っていかれましたーーーー。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> 生ジョッキもいいがやっぱりオレは瓶ラガー派!手酌が楽しいクラシックなラガー!

 
 実は既に日本酒を〆張鶴以外にガンガンいってしまってますー。いい気持ちすぎて画像撮り忘れたので今回はブログ・レビューでは割愛しますが、この調子だと財布が痛むばかりと思って途中から赤星に切り替えました。まぁこれも半分弱は嫁に持っていかれましたが、酒好き女性は素敵です!。
 

 
 
 
<チャーシュー盛合せ> 焼豚の芸術品かとすら感じる力強い肉味脂甘味!上品とすら感じるしっとりした仕上がり!

 
 何これーーーほんとうに美味しぃー!と嫁も絶賛です。彼女は、美味「しぃー」と語尾を伸ばすときは、本当に美味しいと感じている証です。
 

 
 もう「麺屋さくら井」に関する稚ブログ・レビューで散々語っているので詳細は割愛しますが、肩ロースは、低温調理系で、さくら井で出すのは糀感があるがそれが低いかなしのタイプ?。それより厚みは薄めでサイズは大きめ。ほんのりと釜焼風の香ばしさを移したような仕上がりで、これが赤身と差した脂身の旨みによく浸透してます。
 

 
 また豚バラ肉は3rdブランドの「KEN軒」の豪快な釜焼きを彷彿とさせつつ、薄切りで上品に仕上がってる感覚。これには釜焼きの香ばしさがしっかりと移ってる感覚があって、香ばしい脂身がクチの中でとろける感覚です。また肩ロースもバラ肉も、タレがかかっておりこれもSALならではの演出かと。何これーーーほんとうに美味しぃー!。
 
 
 
 
<若鶏の半身焼き> 豪快かつ上品さを感じる若鶏!カリカリさとジューシーさを併せ持つナイスな逸品!

 
 これは調理時間がかかるようで、注文が通ってないかと心配になってあおってしまってごめんなさい。名称からすると、とても揚げ油ギッシュな一品が出てくるのかと思いきや、ごろっと半身が丁寧に仕上がった感じです。
 

 
 ももの部分は、豪快に足元を持って山賊のように食らうのが楽しい。意外と油が抜けてて食べやすく胃もたれの心配不要の旨さです。鶏肉の皮の香ばしさと肉の旨みがしっかり楽しめる。また胸部分はしっとりした細かい肉繊維が噛み締めると千切れ解ける感覚が上品。ターメリックパウダーとレモンが味付けに備わってますが、嫁はシンプルに素材の味を楽しみたいと使用しませんでした。男前な所業ですなー。
 

 
 
 
<ニラ醤油たぬき奴> 韮の辛味が染みる醤油に揚げ玉の甘味を足したバランス!シンプルな冷奴に絡んで旨し!

 
 韮の染みた醤油をシンプルに冷奴に垂らして食らうもきっと旨し。そこを揚げ玉を足して甘味を足すという趣向です。冷奴の旨さが跳ね上がること間違いなし。
 

 
 ただ個人的には、韮が染みた醤油でキリっと楽しみたい私は、割と揚げ玉なくても良いかも・・・と発言したところ、嫁は辛味を円やかにしてるところがいいんじゃないか!と私のセンスを否定されてしまいました。嫁は、私よりSALにハマっているのかも知れない・・・。
 

 
 
 
<全体> これぞ初夏の風流!〆の一杯に最適!アオサと刻み葱と鯵切り身のシンプルさが心を打つ!

 
 散々飲み食いした後ですが、やっぱり〆が欲しい。手軽で小さめの拉麺という展開も良いですが、ここはやっぱり全力投球で質感高い一杯が欲しい!。そんな気分にはぴったりでした。
 

 
 アオサと刻み葱と鯵切り身のシンプルさがいいよね。そして薄い醤油出汁に浸る麺が蕎麦ライクでこれもまた和風感でまとまった感じ。
 

 
 
 
<出汁> 魚介系の淡麗な薄口醤油感覚!薬味の活躍を下支えする穏やかな冷や出汁感覚!

 
 タレは薄口醤油系の円やかな感覚。甘味すら覚える軽やかなまったり感でサラサラとしていたのが印象的。薬味をマスキングしないようでアッサリしております。煮干系乾物感の旨みが感じ取れるものの主張は抑えめで、和出汁というイメージかと!?。
 

 
 
 
<麺> しっかりと全粒配合で蕎麦ライクな雰囲気!素朴さを演出する多加水系細麺!出汁と合う!

 
 この具材の演出感からすると和蕎麦のイメージが合うようですが、そんな感覚に近いかと。でもやっぱりラーメンたる質感があるのが面白いです。
 

 
 しっかりと全粒配合で蕎麦ライクな雰囲気!素朴さを演出する多加水系細麺!そして吸い込んだ出汁とマッチして美味いじゃないか!。
 

 
 
 
<具材> アオサ・葱薬味・鯵切り身!これだけで立派な一品が成立!?鯵の旨みが実に映える!

 
 鯵の刺身が大好きです。鮪も好きだし鯛も好き。烏賊なら紋甲。でもお値段除外して味わいだけで感じるなら、私は鯵が好きなのです。鯵は手頃で焼いても刺身にしても絶品で天才的。
 

 
 また薬味葱がふんだんにあって、葱好き葱星人としては嬉しい限りだし、ほんのひと工夫のアオサが乗るだけでこれまた風流。もうこの具材トッピングだけで立派な和風ひと皿が成立するとさえ感じる質感の高さです。
 

 
 
 
<温泉たまご> あっさり一辺倒でなく後半は温玉投入!絡めコク深く味わってフィニッシュ!

 
 これは無くても成立する感じだけど、折角だからセットなので後半に投入してみます。やっぱりこれ正解かも。
 

 
 これを投入しただけで、腹持ち感がアップするようなコクの高まりを感じます。また鯵の切り身と合うか不安だったのですが、そんなの余計な心配でした。
 

 
 
 
総じまして「酒好き!拉麺好き!美味いもの好き!全部叶えるミラクルなお店!」

 
 ・・・という感動の嵐!。酒・拉麺・料理、どれを切り取ってもそれだけで成立する質感が見事に合体というイメージです。まさにミラクルと感じいる次第。特に日本酒は、大吟醸ではなく吟醸か純米の個性を深く楽しめる展開かと。それに合わせて魚系のこだわりも深いです。若いスタフのみんなのホスピタリティが高いのもオヤジとしては嬉しい限り!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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