ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5730】らーめん 高尾(東京・荻窪)らーめん もやし + 青菜もやし皿 わかめメンマ皿 + サッポロ赤星2本 〜気取らず安寧さを保つノスタルジックな一杯!もやしを添えて素朴に逞しく!

私はいつもやさぐれている・・・?

 
 ここ数年間、ずっと色々と立て続けに合って、ずっと私はやさぐれているような気がしてて・・・、こんな受け止め方してちゃ自分で不幸だよなと思うこの頃。気分を変えなきゃ!
 

 
 この日は、多少パリッとした服着て出社して、ちょいとした勝負のプレゼンを実施したんだけど、選考に落ちてしまう。アウェー感あった中でも、ちょっと手応えあったのですがね。やっぱりいつものパターンで帰路途中に、やさぐれモードでやってきたのは、いつもの「らーめん高尾」でございます。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> ゆっくり苦味に甘味が滲むボディバランス!馴染みの苦くズシッとした味わい!


 
 苦味を甘みと感じるほど、喉が渇いておりましたので、一気に赤星に没入してしまいます。赤星に心酔し切っておりますので、自分だけの世界観です。そう!ラーメン店ってそういう自由に過ごせる感があるところが好きなのです。今回も調子にのって赤星2本です。
 

 

 ずっしりとしたラガーなりの苦味を感じた後の、じわじわと来る泡の刺激と淡い醸造系アルコール感。もう赤星呑んでる最中は、頭が冴えます。この瞬間だけが、やさぐれ気分を忘れさせてくれるー。
 

 
 
 
<青菜もやし皿> お浸し感覚のほうれん草が上質!ほんのり滲み出るもやしの素材の甘さがナイス!

 
 青菜は、実にしっかりと質感あるほうれん草のお浸し。鮮やか且つ深緑な葉の部分がとても多いのが嬉しい。少しばかりの醤油と味の素がいいね!。噛み締めるほどに野菜の甘味を増すようです。葉脈部分の仕上がりがとても良く、これもしっかり噛み締めると葉以上にフレッシュな香りと甘味を放つ。
 

 
 「茹で」ではなく「空炒め」。もやしがまた素朴で旨い。茹でよりも格段にもやしの淡い味を保つようです。同じよな見栄えでかなり違う。冷めても淡い甘味の違いがわかりますよ。
 

 
 
 
<メンマわかめ皿> メニューにない一皿!今日もメンマにわかめをのせればちょっとした若竹煮気分!

 
 ここのメンマは、いつも温かみを感じる。実に定番の短尺型なフォルム。また醤油の浸透は浅くとってもライトなさっぱり系。そして温度感があるのが特徴。いつ頼んでも温かみで煮物気分です。
 

 
 わかめが美味い。フレッシュで肉厚でそのままでも美味しく食える。そのまま醤油垂らして食える感覚です。だから温もり残るさっぱりメンマと相性が良い。温かいメンマを竹の子に例えるなら、まさに若竹煮って感覚。少しばかりの醤油と味の素が染みて確実に美味い!。
 

 
 
 
<全体> 気取らず安寧さを保つノスタルジックな一杯!もやしを添えて素朴に逞しく!

 
 この麺顔!まさにノスタルジック以外に言葉が見つからず。必要十分条件とも言えるシンプルな構成。ほぼ素そばな状態に、ナルトと肉一片。そして少量の薬味。それでいて堂々とラーメンのオーラが垂れ流しでございます。もはや無敵とすら感じる。
 

 
 そこに今回は、もやしを追加してみました。デフォルトに一品だけ具材を添える。決して具材を乗せまくるのを厚化粧と揶揄するつもりはなく、一品添え一輪挿しを眺めるかのような心境?。そんな感じで勝手に形式美を感じている私です。
 

 
 
 
<出汁> ライトでコク深い醤油出汁!豚と野菜と昆布のエキスが円やかに調和!もやし風合い滲む!

 
 あっさり醤油味。そして優しい味わい。ベースは豚と思われますが、昆布系の乾物がしっかりと溶け出しております。しっかりお出汁感覚がしっかりと表現されてるのが秀逸!。
 

 
 甘味はナチュラルで野菜もしっかりと煮出されてる。醤油のタレには、適度にラード??絡んでおるのか?とてもこくまろな味わいです。実にライトでコク深い醤油出汁!豚と野菜と乾物が円やかに溶け込むエキスの調和です。思わずゴクゴクと飲み味わい倒す!。そして今回は、もやしを足したことから、その風合いが溶けてちょっといつもより旨いかも!?。
 

 
 
 
<麺> 気持ち良い滑らかなザラつき感!出汁を吸っても強い粉の風味と甘味!ザ・蕎麦ライク中華麺!

 
 蕎麦に近い色合い!?相変わらず蕎麦ライク極まれりと言う感覚です。本当に蕎麦粉が打ち込まれているわけじゃないが、落ち着きのある素朴な褐色が印象的。そして風味と甘味がとても強いと感じます。
 

 
 別に潰し込みや引き締まりが強いという感じはしないのだが、独特な密度感が持続して旨し。熱ダレにも強そうで、ゆっくりと酒を飲みながら啜り食っても、伸びを感じさせないし、クシクシとした歯応えも割と持続的。カタメで食しても楽しいかもしれません。
 

 
 
 
<もやし> 麺に絡んでザクザク歯応えの競演!噛み締めてモヤシの淡い甘味が染みる!

 
 モヤシ!+50円。クタッた仕上がりですがこれがまた良い。ノスタルジックな中華そばによく見かけるタイプで、生まれ育った京都での麺ライフを彷彿とさせるか??。淡いザクザクとした歯応えの後に、更に淡く感じる甘味が、濃ゆいタレと辣油の絡みを包み込むようです。
 

 
 
 
<チャーシュー> なるとナイスコンビネーション!程よく抜けた脂の優しい甘味!下味と出汁に染みる肉身!

 
 これぞノスタルジーを感じさせる肉片!中華そばチャーシューの原風景と言う感覚。脂身の微妙に抜けた感じがナイス!。サイズは小さめなのですが、それは出自の店を踏襲。程よく抜けた脂の優しい甘味!脂身が口に入れてからの熱で溶けて甘味が染みる。赤身部分が咀嚼するたびにそれらが一体になる。
 

 
 
 
<メンマ> あっさりしつつ出汁を吸い込み温もりの旨さ!これもノスタで味わい深し!

 
 薄味仕立て。フニャっとしてそうな短冊型で一般的なもの。思いの他、淡くコリっとした歯応えがあるのが印象的。出汁を吸い込みやすいようで、醤油タレや醤油スープにもすぐに馴染みます。単体でも旨いが、個人的には麺や薬味と絡ませながら食らうのが好きかと!。
 

 
 
 
総じまして「もやしを足して素朴な贅沢!安らぎのノスタルジック拉麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。完全に地元に溶け込み、近くにお勤めの若い方とか、若いカップルや家族も多く見かけます。既に名店!必ずや印象に残る一杯となるでしょう!。そろそろ本格的に暑さがやってくるようで冷やし中華も楽しみが増える!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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