日本一酒類が安いラーメン屋!コスパとホスピタリティが最高なラーメン屋!
全く恐るべしな店です。個人的には、2024年に初訪問した中で一番強烈に思い出に残ってる店でして、いつも再訪問を!と考えてはいたのですが、忙しさと行列に並ぶ面倒臭さが勝って、しばらく追随できずにおりました。
たまたまでしょうか?この日は日曜日と言うのに開店直後は、比較的行列が落ち着いておりました。実はどうせ大勢並んでいるだろうから、様子だけ見て馴染みの店に移動しようかと考えておったのですが、速攻でこちらに方針転換してしまったという流れです。
<ハイボール> 瓶ソーダとお通し付きで300円と言う脅威の価格!マジかよ!おっさん嬉し泣き!
そうです。ここは自称日本一酒類が安い店でして、ハートランド中瓶がワンコイン以下の400円!ハイボールとレモンサワーが300円と言う破格設定です。それが安めの缶じゃなく、ハイボールの場合は、瓶ソーダを提供で本格的に楽しめます。
どうして瓶のソーダで割ると、ハイボールはこんなに旨く感じるのだろう。気のせいだと言われようが、私はそこにこだわりたいのです。泡立ちが違うとかきめ細かいとか、色々それなりに蘊蓄は取ってつけられようが、缶やペットに入れられているものとは、確実に風合いが違うと感じてしまう・・・。




普段ハイボールは、角ハイ主義者な私ですが、大衆的とは言えバーボンのハイボールはまた軽やかさとパンチ力があってなかなか良いです。銘柄は、ジムビーム。瓶ソーダの風合いも合ってなかなかいいじゃないか。しかもこの価格設定でお通しがサービスなのも泣かせます。休みの日だったから、ハイボールとビールを兼ねて居座ってしまおうかと感がえては見ましたが、こちらトイレが別フロアの共同なので、そこだけが勿体無いー。
<全体> 滋味深く柔らかい牡蠣塩出汁と鮮烈な赤で対峙する辛アヒージョの太極構図!旨味の緊張感!
牡蠣の辛アヒージョ仕立ては、無料対応。左半面は、前回食って馴染みのある牡蠣塩の穏やかなエキスの溶け込み。それに対して右半分は、牡蠣のペーストに辛味を溶かし染めた鮮烈なる赤の刺激。麺顔見ているだけでそれぞれの旨さ睨み合う緊張感すら覚えます。
具材は薄いスライスの低温調理系豚肩ロースの大判肉。牡蠣味にピッタリの岩海苔が割と多め。トッピングの青葱が、辛アヒージョと補色関係に合って、全体的にはヴィヴィットな感覚の麺顔演出です。
<出汁> 牡蠣の滋味深さが明るく広がる!さらりとしてるのに旨みの濃ゆい味風景!
辛アヒージョに染まってしまう前にベースの旨さを味わっておきましょう。イメージ通りに口の中が牡蠣の味わい!相変わらず明確な魚介と牡蠣のアピール感が素晴らしいです。ほのかに霞む白濁感覚に牡蠣の風合いも染み込む様子。
そしてじわじわと麺から吐き出される素地の風味と、岩海苔の磯感覚が混じり合い、それがまた一段と旨さを高める展開が素敵!。磯の風合いと牡蠣塩の相性はテッパンです。
<辛アヒージョ変更> 香味オイルに唐辛子系スパイス感滲むパンチ力!牡蠣の存在感と協調するシャープな切れ味!
見た目が鮮烈すぎますが、実際は辛さがマイルドなイメージです。ベースのオイルは植物系で、オリーブなのか?と思えどとてもサラサラしている印象。そこに唐辛子系のスパイスがじっくりと溶け込み痛快です。ニンニクは入っていないか?入ってても微量かと。
牡蠣ペーストの旨みを多少はマスキングするのかと思いきや、牡蠣の旨みは辛味と実によくマッチしており、牡蠣の存在感と協調するシャープな切れ味!って感覚です。これで無料変更とは、神対応かもしれません。
<麺> 濃厚牡蠣とアヒージョ辛味をしっかり受け止める素地感旨し!低加水ストレート細麺が気持ち良い!
今回は、麺カタメでいただきました。出汁を吸い込んだ炭水化物の甘味もいいが、麺の素地風合いを感じるところがいい。いやいやこの牡蠣塩感覚なら、絶対に低加水細麺が合うと確信しますよ。それだけ牡蠣塩の旨さは分厚いということなので、素地の風味と噛み締めて楽しむのが好きです。
そして細麺だと牡蠣ペースが絡みやすい。辛アヒージョが麺の隙間にも入り込んで絡んでこれまたうまい。あえて牡蠣&辛アヒージョの固まり部分を麺で捉えてそのまま引き上げます。これはたまらん!。
また岩海苔もこれまたいい感じ。しっかり入っており、沈んでいる部分が多い。牡蠣の出汁感に、岩海苔の磯感がまさに絶妙。これも麺に貼り付きやすいので、絡ませて食らうとまた旨し。
<チャーシュー> 肉身と脂身に仄かなスモーキーさが滲む豚肩ロースの大判スライス!抜け目なしの旨さ!
少しレア感を醸し出す豚方ロースの大判スライス。割と薄めだが味わいしっかり。まぁ肉と脂の旨さは当然で、少し牡蠣出汁が滲んで旨しと言いたいところだが・・・しっかりスモーキーでありました。これがまた牡蠣に埋れない味わいかと!。
冒頭のハイボールのお通しでも別皿で存分に楽しませていただきました!。
<替玉> 辛アヒージョ変更なら1玉を存分に楽しもう!激しくおすすめ!
辛アヒージョですっかり食うモードのスイッチが入ってしまって、今回も1玉をコールして現金生産。前回はちょっと食い過ぎモードで腹パンだったが楽に食えてしまったところが、辛アヒージョのなせる技かもしれません。
途中で「ぶどう山椒」を投入。博多風も思わせる展開なので高菜を追加というのも考えたが、それだと牡蠣風合いが完全に飛ぶかという算段でこれ。とてもいいかも知んない!。
総じまして「ハイコスパ!ハイパフォーマンス!ハイホスピタリティ!驚きの店!絶対行っとけ!食わなきゃ人生損々!」
・・・と言う感動の嵐!。いやぁー今回も感動させていただきました。フツーに特製拉麺の価格で質感高い拉麺&替玉&ハイボールまでが楽しめるのだから。ホスピタリティもナイスと付け加えておきます。定期的につけ麺や汁なし系に変わるらしいので気長に通って楽しむつもり。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!