ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5726】麺屋さくら井(東京・武蔵野市西久保)特製醤油らぁ麺 〜変化と進化が止まらない名店名作醤油麺!8年連続食べログ百名店はダテじゃない!

雨!そして雨降りそうな平日が狙い目

 
 とある平日。なぜかとても超朝早くに目覚め、勿体無いのでそのまま在宅ワーク開始。妙に集中することができてサクサクと仕事が進むぅ〜。午前10時過ぎにブランチを楽しむ余裕すらありましたよ。で、ランチタイムは、ぶらぶらとスーパーに向かって買い物にでけたり、コンビニでアイスクリームなどを物色しようかと、たまたま通りかかった「麺屋さくら井」が、なんと待ち客なしで店内の座席も空いてるじゃない!。こんなチャンス逃すかと、既に腹が張っておりましたが、堂々と特製をいただいてまいりました。
 

 
 思い起こすとこう言うパターン数回ありまして、共通するのは雨の日か雨が降りそうなタイミング。そして猛暑の頃合い。最寄りの三鷹駅からそれなりに歩くので、そうなってしまうこともありなのでしょう。でもそれは平日に限った話。週末はやっぱり並ぶ覚悟が必要です。
 

 
 
 
<全体> いつもより煌めく鶏と醤油の色合い!贅沢肉の存在感と乾物溶ける明るい出汁感覚!

 

 
 最近醤油→塩→・・・と言うターンだったので、煮干が本来の順番なのですが、やっぱりお得意の醤油に吸い寄せられてしまいました。さてその麺顔。妙にいつもより煌めきが強い印象。そして美しく和やかな表情です!。明るさと優しさを感じる気分。スープは透明感に穏やかさを残す感覚で、醤油ブラウンはとても明るく円やかとも感じさせます。
 

 
 そして整然と並んだ肉片がまたそそる!。2種の豚肉と鶏むね肉。艶かしさを漂わせつつ、スープに浸ってじわじわと熱る感覚が良いね。そして肉の下には整う麺線!。やはり全体的なまとまり感はナイス!。
 

 
 
 
<出汁> 円やかさの中に明るさ放つ動物感?乾物と醤油の溶け具合も整合!飲干したくなる芳醇さ!

 
 今日も少しばかり、アレンジの変化を感じます。旨みのアクセルをいつもより少し利かせた感じでしょか。今回は、香味油の効き具合もあったけれど、割と動物感が押し出された感覚。そういう日も体感してきましたが、今回は乾物系の旨みも負けずにしっかり・・・・そんなこの日の印象。乾物では椎茸より節系や昆布系、煮干も効果的だったかもしれません。
 

 
 鶏のエキスはスマートに感じる一方、コクもしっかり感じる様です。カエシもすっきり円やか!。なま醤油系のブレンドがよく伝わりますが、ベースが微妙に変化か?。同じようで毎回違って感じるから飽きないんですよね〜。こうやって振り返るだけで、また楽しくなってくる。
 

 
 
 
<麺> 美しく整う麺線!出汁を受け止める素地の風味と甘味の高さ!品やかさ染みる旨味と甘味!

 
 嬉しいほどに肉が多くて隠れて見えぬが、麺線が左右に流れるのがこちらの流儀。強く平行線を感じさせます。じわじわゆっくりと出汁を吸い込むのはいつもの通りで、素地の風合いと甘味をしなやかに伝える様子。序盤からプツプツクスクスとした歯切れがナイス!。微妙にハードさを醸しつつ、噛み締めると一層旨味が高まる感覚でございます。
 

 
 今回もまた海苔を巻き付けから始まって、全トッピング、肉類・メンマ・青菜・チャーシューに至るまで巻き込ませていただこう。麺の甘味は、海苔との相性もまた変わり、海苔の方もよりよく風味を感じます。また前回と同様にメンマ・青菜、そして肉など具材を巻き込ませて食らうと更に旨し!。やっぱり中盛が、出汁とのバランスと満足感があっていいね!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 極上3種肉!ぱふぱふ歯応えの鶏胸肉!レアっぽさ抑えた豚肩ロース!吊るしの香ばしい肉!

 
 麺屋さくら井は、肉が素晴らしいのです。出会って人気が急上昇だった頃は、ツヤっぽくも艶めかしい生感覚がウリでしたが、後に熱入りが進み、今では麹漬けと吊るし焼と言う技巧を取り込み、楽しさのバリエーションが増えてます。
 

 
 今では都内に多く見られるようになった鶏むね肉のコンフィを感じさせる低温調理肉。ぱふぱふふかふか・・・と言いたいが、もろみ麹漬けが施されているため、実はしっとりとした仕上がり!。箸で持ち上げたり曲げると、細かいスキマが生まれ、そこから出汁が浸透するような感覚です。淡泊な鶏肉の滋味に麹と馴染んだ滋味が深まる!。出汁をたっぷり吸わせるとこれまた旨い。
 

 豚肩ロース肉。これにも、もろみ麹が浸透し他の低温調理豚肉とはまた別の感覚。赤身の肉本来の味わいに、もろみ麹の膨よかな風合いが合わさり、さらに肉繊維自体が一層柔らかくなっているので、噛み締めると赤身なのに蕩けそうだ。脂身部分はさらにその上を行くようなナチュラルな蕩け具合で、脂身の甘さを醸し出すよう。
 

 
 そして豚もも肉。今回はランプ部位ではないような感じ。間違ってたらごめん。吊るしの香ばしさ漂い柔らかい歯応えと肉味が染みる逸品!そして近年また新たに加わったようです。このようにとても技巧を感じる3種の肉のバリエーション。やっぱりここに来たら特製にしないと勿体無い。
 

 
 
 
<他具材> 質感高く色鮮やか!歯応え上品!メンマと青菜を麺に巻きつけて楽しむ!

 
 メンマは細長で、きめ細かい繊維がみっしり!。品やかで柔らかい歯応えです。緩いコリコリ感がまたそそります。
 

 
 一方の青菜は、立派なお浸しになる上質感!。出汁を吸わせてくらうと青さの中に旨味が残ります。何と言っても仕上げもよくて色鮮やか!。ザクっとした歯応えも微妙に柔らかで、しっかり箸休めとして堪能させてくれます。ほんと隅々まで手抜きなし。
 

 
 
 
<味玉> しっとり柔らかき白身!出汁が深く浸透しマチュアな甘味の卵黄!味わい濃密!

 
 白出汁を連想させる仄かな乳白色で、相変わらずフルフルとした柔らかさが絶妙です。下味もしっかり浸透し、優しいお出汁の感覚がありありです。
 

 
 そしてブランド卵!那須御養卵!その卵黄の濃密感が素晴らしく、出汁が浸透しすると熟したような鮮烈で濃ゆいオレンジ色が見事!。ほぼ全体がジュレ部分で、緩くトロミ部分はネットリしております。もちろん、スープに浸しても濁ったりしない濃厚さで、まさに舌全体にに絡みつく!。
 

 
 
 
総じまして「変化と進化が止まらない名店名作醤油麺!8年連続食べログ百名店はダテじゃない!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。名店に数え上げられても毎日店頭に立つ店主の実直さに脱帽!。名作なる逸品でも日々精進と言うか旨味というより凄味を感じます。絶対的に飽きずに通い続けられる名店!。三鷹駅北口から10分少々あるく価値は絶対にあり!。だから激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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