ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5721】ワンタンメンの満月 三鷹店(東京・三鷹)冷やしワンタンメン 〜東京三鷹で楽しめる山形酒田名物!素朴で優雅に冷やして納涼麺!

連続して真夏日!連続して冷やし系!

 
 つい先日まで少し肌寒かったのに、一気に二日連続で真夏日!しかも梅雨の近さを感じさせるような湿気も感じまして、もうこうなれば近場で冷やし系を食うしかない!。しかし前日もそう思って既に思いつくところは訪問済み。ならばと向かったのが「ワンタンメンの満月 三鷹店」。ご存知、山形酒田にある名店の支店。二日連続で冷やし系と言う流れでございます。
 

 
 券売機を眺めて気が付く。おお!そうだった!ここは日本酒「初孫」がある店だった!。週末休日に行っておくべきであった:汗!。
 
 
 
 
<全体> 素朴さに冷涼なる落ち着きオーラ垂れ流し!山形名物!満月名物冷やしワンタンメン!

 
 山形名物を東京三鷹で!役得ですな。冷涼さの中にオーラを感じる麺顔が全体的に優しさで溢れている。そして梅雨前の盛暑を感じる中で、冷え冷え氷のアピール感覚が実に嬉しい。氷の窪みに出汁が入り込み、ガラス細工のように綺麗な印象です。
 

 
 あとで写真だけ見てるレギュラーの温系と変わらずなのも興味深い?。そんな青菜と氷以外は、温麺とそう変わりがないようなイメージ。
 

 
 
 
<出汁> 鰹&昆布の和出汁感覚!薄っすら広がる鶏の旨味!ゴクゴク飲み干せる淡麗醤油系!

 
 レギュラーの煮干し系の風合いが溶けてた温麺スタイルと非常によく似たております。からに柔らかく澄んだ出汁感覚。レンゲですすり始めると、期待通りの優しく素朴な味わいと、ちょっと冷やし系によった和出汁ニュアンスへの傾向に、味の意識が集中してしまいます。ポカリスゥエットのように軽やかなインプレッション!。
 

 
 確かに素朴な味わいで安心できる旨さ!。魚介系乾物の旨味と醤油の風合いで実に円やかな味表現が秀逸!。温麺よりも和風と感じているかもしれません。そして温麺との面白い違いは、抑えた煮干感覚?いや・・・鰹出汁だな。乾物系として似た旨さなのですが、煮干しの甘さではなく、節系の旨味がしっかりと出ており、甘味をしっかり感じます。
 

 
 そして下支えするかのように昆布系の出汁感が強め。そして食べ応え感があるのは、しっかりと鶏ガラの旨味があるかだと思えます。氷で味が薄まる様子もなくやはり山形名物の本領発揮と言う感覚です。
 

 
 
 
<麺> 冷気でキュッと引締まる歯応え!高速のツルツルスベリ感!澄んだストレート多加水細麺!

 
 見るからにいつもよりは透明感をます見栄え。ツルツルさが更に磨きをかけられ、スベリが最高!すすり上げるととってもライトで超高速にズボッと捲し立てるように食えます。麺と麺が、寄り添いやすく、スープの持ち上げもさすが!。さらにサラサラしたスープ感なので、尚更に毛細管現象を起こすような妄想を呼び起こします。
 

 
 冷たさでの締まりが痛快!ワンタンのシルキーな状態と実にコントラストを構成するタッチ感で、この点で全体的にメリハリがしっかりして大成功です。もともと多加水なフィーリングで明るいモチモチさと柔らかい千切れが印象的な麺。それが、冷たいスープに合わせる前に、しっかりと流水で解熱処理を徹底したようでググッと引き締まってます。冷たい出汁に合わされることでよりキュキュッと歯応えに締まりを感じます。
 

 
 
 
<チャーシュー> 冷えた和出汁を吸い込み清涼でとジューシー!2種豚肉!淡白なモモ肉とコクを感じる肩ロース!

 
 まずモモ肉。淡白な肉味だから冷たい和出汁に合う!。ハードなスポンジ感があって柔らかめなのがお気に入りです。噛むとしっかり出汁との一体感ある旨さが溢れる!。モモが柔らかい出汁に浸ると高級な旨さにも感じます。
 

 
 次に肩ロース!。こちらも柔らかい仕上がりで、曲げると割れ目がバクリとあちこちで割れ、隙間から出汁を吸い込みまくり。冷たい脂でも下味の旨味が深いのか、とても味わい深いのでありました!。
 

 
 
 
<ワンタン> シルクを引きずるようなフォルムと滑らかな喉越し!羽衣のようにしなやかに伸びる皮!

 
 とにかく箸で持ち上げようとすると伸びて楽しすぎる!。ビロ〜〜〜ン!とシルクを引きずるようなフィーリング。そしてそのフォルム!。いつもの温麺なら途中で千切れるのでレンゲに持ち変えるところだが、箸だけでも切れ難く破れ難く。そして薄さで言えばセロハンの如しな透明感です。
 

 
 一旦木綿にも似た全体像で、口の中から喉奥・・・そして落ち入るまでそのシルエット感が大きくて滑らかでした。ほんとにシルクを引きずって行ったかの如し。麺のしなやかさや、寄り添いやすさで遊ぼう!ワンタンの肉餡が抜け出たワンタン皮・・・それを麺と絡ませながら食いましょう。
 

 
 
 
<他具材> 小松菜の酸味がアクセント!冷えた中でメンマの円やかな味わい!

 
 味のアクセントとして主張するのが青菜とメンマ。青菜はこの中で唯一主張する味わいと、ベクトルの違う味わい。青菜らしい苦味のある清涼感とともに、ちょっぴり後味に酸味を演出し、素朴で和やかな全体味わいの中に、微かな緊張感を与えてくれます。
 

 
 続いて気持ちよく麺・汁・ワンタンへと気分転換させてくれるのはメンマ。とっても馴染んだ味わいなんだが、円やかな旨味とクニャっとした歯応えで、気分はリフレッシュ。
 

 
 
 
<味玉> マチュアな甘味をしっかり感じる旨さ!薄味出汁が深ぁ〜く浸透してコク深し!

 
 ハーフでもデフォで味玉サービスは納得させてくれます。とっても馴染みやすい、ティピカルなマイルド煮玉子。ややネットリさが強めな卵黄、プリンとしたややハードな白身が薄い褐色に染まって実に旨そう。しっかり下味が浸透してるので、とっても濃厚でマチュアな甘味を感じさせる仕上がりです。
 

 

 
 
総じまして「東京三鷹で楽しめる山形酒田名物!素朴で優雅に冷やして納涼麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。これから益々人気メニュー。暑い盛りに食うともっと旨さが身に沁みるはず。今やすっかりこの土地に溶け込んで三鷹の定番という感もありましょうが、山形の本格的味わいが気軽に近くで楽しめて嬉しいです。通し営業なのも使い勝手よく、麦酒も冷酒も楽しめます!今年の夏も激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

関連ランキング:ラーメン | 三鷹駅