ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5715】TOKYO RAMEN かいか(東京・中野)味玉中華そば 〜東京中野の注目の実力新店舗!出汁よし!麺よし!肉よし!具材よし!今後も注目!

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ここ最近ずっと行きたかった店

 
 区切りが付いたら役割も終えようと思ってたけど、組織は私を手放してくれないので忙しいです。イーサン・ハントでもないのに。ここ数年、在宅勤務エリア周辺の拉麺活動に明け暮れており、更に新店舗開拓には、殆ど気力が薄れている。そんな状態でもここだけはずっと行きたかったのでありました。それが「かいか」。人気絶頂で閉店した「もつけ@八王子」のプロデュースとのこと。それだけで期待のハードルが高まってしまいます。開店当初はいつも行列状態だったとのことで、そろそろ納まったかな・・・・というタイミングで、早退社のついでに突撃してまいました。
 

 
 で、入店ですが何と先客1名と言う過ごしやすさ。狙うなら終了間際の夕方です。券売機は、私の超苦手なタッチパネルとキャッシュレスなタイプ。現金崇拝者の肩身がせまいご時世です。そんなボクですから券売機発行に手間がかかり、見かねたスタフが手助けしてくれたという流れ・・・・。YouTubeで動画上げるより、キャッシュレスの仕組みのイメージが付かないです。
 

 
 
 
<全体> 確かに今風な質感溢れる中華そばのプレゼンス!出汁は芳醇!肉は燻し感!麺は実に嫋やか!

 
 正直言ってデフォルトが1100円。もうそれが標準なのかと言う思いでしたが、配膳されたそれは完成度もしっかりと伝わるので、美味しさに見合うのだろうと確信するほどのプレゼンスであります。
 

 
 さて「もつけプロデュース」と言う情報がなければそうは思わなかったでしょうが、知ってしまった以上はそんな雰囲気を感じてしまいます。ネオノスタルジックな拉麺が風靡しているなかで、出汁の芳醇さ!吊るし焼豚の香ばしさ!それに出汁に透けて見える色白で嫋やかな中太麺のシルエットが実にそそるじゃないか!。
 

 
 
 
<出汁> 煮干の軽やかな苦味!節系の優しい甘味!動物系の厚めの下支え!麺から滲む柔らか風合い!

 
 先入観かもしれませんが、やっぱり「もつけ」に通じるものを感じます。穿ったいい方だと、もつけほどの迫力はないものの、それはそれで良いとも思えてこれでありだとも感じてしまうよう。
 

 
 例えば煮干の軽やかな苦味ある香ばしさ。そして追いかけてくるのか一体化したような節系の充実した甘味。魚介系の旨いが実にしっかりしています。パンチが大人しいと受け止めれるか、上品にまとまっていると受け止めるかは食べ手によるかと。
 

 
 そして動物系の煮出汁がまたぐっと下支えしてよいです。食べ応えもあって豊潤さを高めるって感覚。そこに醤油の凛々しい風合いが突き抜けるようです。そこには節系と結びついて超淡い酸味を醸し出すような輪郭もあり。また麺からじわじわと滲み出る素地の風合いが、麺を啜るたびに攪拌されて甘味を増すイメージです。
 

 
 
 
<麺> 最高にしっとりとした触感の中太麺!饂飩の如く滑らかなスベリ!濃ゆい素地の甘味!

 
 いやぁ~ちょっと麺の旨さにびっくり。好みに合ってたかも。中太ストレート麺で、出汁を吸い込んで膨れた角が丸みを帯びた形状です。まず口当たりが素晴らしい。見栄えは中華麺なれど饂飩の如く滑らかなスベリ。柔らかく芯を感じるようで、全体的にな品やかな腰つきがいい感じ。
 

 
 口の中に入れる瞬間が実にしっとりとした感覚。舌触り。奥歯で噛みしめると素地自体に濃ゆい甘味すら感じるような錯覚。またじわじわと出汁を吸い込むのでそれと一体化した旨味が高まるとはこのことでしょう。これは、もつけ@八王子とはまた違った受け止めで「かいか」の優秀な個性でしょう!。
 

 
 
 
<チャーシュー> お見事なる吊るし焼豚肩ローススライス!燻しの香ばしさ!凝縮した脂の旨味!肉本来の味の集合!

 
 もうこの肉は大好き。部位が多少違うのか赤身と脂身のバランスが良い肩ロース肉とお見受けします。軽く食紅が施された肉が、高温の釜で吊るされ燻された外側の部分が観ているだけで旨そう。実際に食らうと香ばしさが一気に鼻孔を駆け抜けます。肉が焦げる旨さを感じさせます。
 

 
 また吊るし燻しの段階で、余計な脂身が抜け落ちて、残った脂身の甘味がまた上品で濃ゆい。それが赤身にもまたじわじわ染みて、肉本来の味わいを高める感覚。これは正月用にストックしておきたいほどのもの欲しさです。
 

 
 いつものように麺に巻き付けて食らって凄く旨いと思ってみたものの・・・これは肉だけで酒と対峙するのが正統かもしれません。
 

 
 
 
<他具材> 繊維質が細かく柔らかい極太材木メンマ!清涼感キリリなお浸し感覚の小松菜!

 
 出汁と麺と肉に圧倒され、正直細かく覚えていないんだが・・・。ただメンマは材木系で極太。ワイルドなようで全体はややしんなりとしており、出汁を吸って柔らかい歯応えです。これも単品で食うなら麦酒を欲してしまいそう。
 

 
 また青菜は小松菜で、葉の部分淡い甘味、そして葉脈部分のザクザクとした強い清涼感が、出汁に混じるとミスマッチを超えナイスマッチと感じる旨さ。醤油を垂らして食らうお浸しよりも旨い気がする。
 

 
 
 
<味玉> 深いようで柔らかな仕上がり!見た目に反して和菓子のような旨さとは言いすぎ??

 
 割と茶褐色が濃ゆいので、醤油ダレの浸透が深いと思わせるよう。しかし実際に食らうとやさしい味わいで実によいね。意外と醤油感が低め。薄出汁感が浸透しているので、白身は染まれど淡白な旨味も感じます。
 

 
 卵黄は、外側は薄っすらと固ゆでに近い。そして中はスカスカと芋羊羹に似た状態。そして中心部は微かにネットリ。出汁が浸透して旨さのグラデーションでございます。
 

 
 
 
総じまして「東京中野の注目の実力新店舗!出汁よし!麺よし!肉よし!具材よし!今後も注目!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。キャッシュレス対応が個人的に気がかりではありますがそんな不安は旨さの達成感で払拭です。東京・中野はグルメ激戦区ながらもお応援したしお店かと!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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