ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5707】たなか青空笑店(東京・西武柳沢)ぴりりとしたタナニボ 〜極細濃密円やか煮干に溶ける辣油の切れ味!エスニック感溶け込む質実煮干そば!

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澄み切った皐月晴れ!青空笑店へGO!

 
 あっという間に大型連休も後半に差し掛かると・・・はや気持ちもざわつくものです。しかし前日の強い風雨が嘘のように晴れ渡った日、実に澄み切った皐月晴れで心が緩んでしまう。そうだ!こんな青空の日は、青空笑店!たなか青空笑店へ行こうと思いついてしまいます。
 

 
 気がはやって開店時間少し前に着いたが、少し早開けだったようで、既に先客入り。ここは、店内全体が小上がりになっており、サンダルを脱いで導かれるように奥の席へ。
 

 
 
 
<全体> 灰褐色な泡立ち出汁に辣油が染まる!極まる煮干微粒子!肉感に魚介と動物系のインパクト!

 
 たまには違うものを食ってみようと思うのだけど、やっぱりまた同じものを食ってしまう。このメニュー一択な私です。見栄えは、実にエスニック感ある極濃煮干な麺顔。ベースの色合いは見事に、深緑がかった灰褐色ですが、ザラつき感覚が全くないので、洋風とすら思える風貌。そこに辣油とパクチーのインパクトが鮮烈です。
 

 
 辣油の赤とパクチーの緑は、色彩学的には補色関係で対立してるが故に、ヴィヴィットな印象を与えますね。なのに煮干しの泡立ちが濃ゆくて、スープ表層に漂うばかりでなく、丼の縁にも貼り付くと言う有様です。更に具材は、肉感に魚介と動物系のインパクト!。まさにド煮干感!
 

 
 
 
<出汁> 滑らかで濃厚!苦くも優しい細粒煮干感覚!一体化する芳醇な動物感!辣油が味を変革!

 
 見かけの色合いよりは煮干しが実に円やか。しっかりとニボっとした苦味を感じさせますが、その軽やかな風合いは、極ニボと言った風には感じません。シルキーとすら感じる濃厚煮干で、見栄えから極煮干のエキストリームのように感じさせますが、実はハードルが低くとっても食べやすいです。実に上品煮干しな感覚。
 

 
 また動物系のエキスもしっかりあります。鶏豚でも鶏ニュアンスのようにお感じます。とにかく微かなとろみで、微妙に口の周りに貼り付きを覚えさせます。そして引き際がいい動物エキス。ペットりと舌にまとわりつくというものでもありません。
 

 
 そして辣油が垂れて全体に絡みます。濃厚だけど上品な煮干感は、辣油辛味でややエスニック方向にベクトルを移します。なのに岩海苔が香るところがカオスなんだが・・・新たな煮干しの扉を開くかって感覚とも感じましょう。
 

 

 

 
 
<麺> 旨味と辛味を絡め持ち上げる極上感!具材も絡ませ貼り付け旨し!素地の風味も質実旨し!

 
 麺は素直な白地がかかり、美しく映えます。よくあるパツパツ系ではなく、密度や潰し込みに少し余裕を感じる仕上がりがナイスです。煮干し系には相性の良いストレート細麺ですが、やや気のせいか微妙にグラマスな印象。とてもスパスパと小気味よく千切れ、微かにモチモチ感もある感覚。
 

 
 そして表面がとてもツルツルしており、スープによく絡んで濡れて光ります。濡れて絡みつかせるようにスープと一体化し、スープを吸い込むような感覚は低く、最後までスパスパと麺素地の旨味を楽しめる。辣油と絡むとまた格別。また、具材や薬味がこれに貼り付き絡まります。中でも、玉葱と絡んだりすると、歯応えが楽しくてらなん。
 

 
 
 
<チャーシュー>  仄かな香ばしさが煮干と馴染む豚肩ロース!脂身旨しでトロトロ大判なる豚バラ肉!

 
 まず豚肩ロース肉。下味のタレ浸透に、軽くグリルされた感覚が香ばしいです。そして淡麗な味わいが深く浸透しており、下味に赤身本来の肉旨味が実に芳醇。脂身は少な目で、出汁の熱を受けて変色しつつあるところと噛み締めると甘味があります。
 

 
 そして豚バラ肉。周囲はローストの香ばしさとタレの味わいで、仄かに甘辛さに肉味が混じって実に旨い。箸で千切れるほど柔らかさです。口の中へ運ぶと脂身が潰れて溶けて、旨さの余り、あっという間に飲みこむ瞬間、辣油の辛旨さが混じる味わいが格別!。
 

 
 
 
<薬味具材> 煮干抜群相性の岩海苔!更にエスニックなパクチー!

 
 煮干しに岩海苔は定番!動物系のエキスも芳醇で、フツー以上に岩海苔が合うのです。そして、麺や玉葱に絡みついてもろとも食らうと、磯の風味が口の中に広がる。玉葱は、シャキシャキとした歯応えと、野菜特有のフレッシュな甘みを弾けさせますが、これあ煮干に合う!。
 

 
 ここにパクチーが足される!。和名「カメムシソウ」。こいつが辣油の辛さと絶品過ぎるほどに合うのだった!。味のインパクト!漂う赤い辣油と絶妙に合います!。
 

 
 
 
総じまして「極細濃密円やか煮干に溶ける辣油の切れ味!エスニック感溶け込む質実煮干そば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。このピリリ系は確か以前は準レギュラー扱いでしたが人気でかなり前から通年レギュラー昇格!。すっかり看板メニューか?。また通年で限定麺を入れ替えており器用さも伺えます。今後もう少し足を運びたい。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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