ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5689】珍々亭(東京・武蔵境)油そば なると盛 生玉子 + 半ライス 〜さすが元祖!やはり発祥!確実なる旨さはハンパなし!まさに温故知新の油そば!

youtu.be

これぞ武蔵野名物!
 


 
 ランチタイム半ばまで在宅で仕事してて、これは堂々と休憩ずらしをさせてもらおう。4月から人事異動しなので、新しいボス様にチャットで軽く伝えたあと、パソコンの画面をバタンと閉じる音で、開放感のスイッチが入ります。
 

 
 久しぶりに近場の家系へと思ってチャリを走らせたが意外と満席。東小金井まで足を伸ばそうかと思ったんですが、途中にある「珍々亭」の様子を伺ったら何と行列なし!空き席あり!。速攻で飛び込みました。おそらくまだ近くの某大学の授業が始まってない4月初旬だったので空いてたのでしょう。いつものメニュー!元祖!発祥の油そばをいただいてまいりました。  
 

 
 
 
<全体> 素朴でシンプル!なるとの花輪がまるでポップアート!そんな華やか麺顔がナイスすぎる!


 
 昨今の食レポ・SNSは、「映え」がポイントですから、このナルトの盛り付けが重要です。私に限らず多くの客が、この「なると盛」をオーダー。そのとても素朴で古風な王道油そばのスタイルに、ポップな遊び心溢れんばかりに、華やかなナルト盛り付けが素敵すぎます。
 

 
 まさにトラディショナルとポップの極端なバランス感が良いね。そして生玉子を追加し艶かしさも楽しめる感覚。あゝ、実に古風な旨さにアートが溶けこむ油そばですな!。
 

 
 
 
<タレ> 定番過ぎる程の安寧とした濃口醤油ダレ!じっとりとした甘辛い感覚!濃密に溶けこむ!


 
 もう説明不要と思えるほど、素朴でシンプルな味感覚が好印象です。飽きない味わいと申せましょう。さらっとしたオイルにじっとりとした醤油が溶けてとても香ばしい。そしてアミノ酸的旨みが溶けるような塩気がナイスです。出汁感がオイルと混じって甘味を感じさせるかと。これぞ武蔵野系の醤油ダレ!ほっこりさせてくれます!。今回はここに、生玉子が崩れて溶け入りますので、途中から卵感が圧倒しますが、それもまた旨し!。
 
 

 
 
  
<麺> 明るい弾力と玉子が絡む滑らなスベリ!馴染みのヌツヌツモチモチ感!
 


 
 茹でて膨らんで丸みでとても口当たりがよいです。心持ち肉厚な麺。薄い黄色めがちな多加水麺でほぼストレート。醤油ダレは、部分的に最初から絡んでいるところもあります。密度感は低めで、序盤ではその熱さからヌツヌツっとした歯応え。そしてゆっくりと貼りつくような明るい弾力へと続きます。常温に近づくとモチモチさがあり、プツプツと前歯で千切れるイメージです。またタレの絡みがいい。地肌に広がってゆくかと思うと、貼りつくようにペタペタと絡みつく感覚。
 

 
 さぁ!生玉子を崩しましょう!そして存分に麺に絡めましょう!楽しみましょう!。多少分離しててもあまり気にせず食らう方が、旨いかと!。卵黄と白身は食い進めるうちにそのうち攪拌されましょう。麺に卵黄の深く絡まる旨さと、白身がコーティングされて絡み滑る楽しさを満喫できましょう。
 

 

 
  
<チャーシュー> 甘辛醤油ダレが染みて旨し!噛み締めて肉味堪能!堂々とした煮豚感!懐古的贅沢豚ロース肉!
 


 
 全体的に脂の抜けきった煮豚で、一切れ中央に堂々と鎮座。オーソドックスで安心感与える煮豚!ロース肉ですね。とても厚さがあるので、しっかりした歯応えと共に満足感を与えます。汁系だと出汁を少し吸い取って多少柔らかくなるところだが、意識的に噛み潰して味わいましょう。きっと肉の味がシンプルでダイレクトに伝わるはず。周囲の深く染みこんだタレ味だけで全体を美味しくいです。
 
 


 

 
 
<なると> 渦巻11連!元祖に相応しい天才的バカボン文様の流れ!素朴的アミューズメント!
 


 
 ここ来てこのトッピングをオーダーする時、私も意地が悪いと申しましょうか・・・枚数をいつも数える(爆)。今回もしっかり11枚ございました。それにしても、10枚でなく、12枚で1ダースと言うわけでもなく、11と言う素数なのが、いつも不思議に思ってます。
 

 
 やはり店主のポップなセンスの盛り付けが良いね!。そして蒲鉾よりも好き。ナルトってプルンとはしてるし、しっとりとした感覚もそうカマボコとは違う味わいと食感で庶民的であり、油そばのタレや味わいが浸透しやすく、一体感ある旨さでしょう。今回も玉子が溶けたタレに絡めて全部美味しくいただきました。
 
 

 
 
 
<メンマ> 武蔵野系にはやっぱりこれ!優しい下味!ふにゃりと千切れる歯応え!フニャコリめんま!

 
 
 下味の優しい味わいがナイス・・・そんなフニャックチめんま!。柔めな仕上がりでふにゃりとしたした質感。そしてクチっと千切れる。実にオーソドックスですが、丁寧な作り込みと、なかなか酒を進ませる味わいもありなむか。また麺に絡んでも楽しい歯応えで楽しませてくれます。最後の味変でもまた一段と美味さを発揮するもまた楽しみ哉。
 
 

 
 
 
<味変化> シンプルに「お酢」と「辣油」これ鉄則!武蔵野系の流儀に従う!


 
 いつもの通り、お約束の儀式でございます。性懲りも無くまた「お酢」と「辣油」で〆です。何でも汁なし系麺類なら、この醤油味なら酢と辣油を入れるとたちまち武蔵野系に味がもっていかれる。まぁ王道というか、発祥元祖の店だから、味が持っていかれると言うより、オリジナルに近づくと言う方が正しいのだろうか。
 

 
 
 
<半ライス> 残ったタレを見ると歯止めがかからぬ!白飯に垂らし込んでかっ食らう開放感と達成感!

 
 あゝだめだ・・・歯止めがかからん。最終盤に丼に残ったタレと少量の具材を眺めると白飯に垂らしたくなる。この半ライスだが、決して半分ではなく、しっかりお茶碗一杯分です。そしてこの白飯自体が、炊き具合がよくとてもそのままで美味しい。飯粒がうまい。そこに敢えて垂らすのだ。
 

 
 飯粒の隙間を流れ落ちるタレ。ゆっくりと米粒にも浸透してゆく。浸透し切る前にかっ喰らうのだ!ただ食った後の達成感の後は、腹パンではち切れそう。
 

 
 
 
総じまして「さすが元祖!やはり発祥!確実なる旨さはハンパなし!まさに温故知新の油そば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。実に飽きの来ない味わいが惹きつけます。地元のみならずファンにもささえられ味って感覚!。若い人も歳を重ねた人も通ってくる。そして迎えるスタフのホスピタリティも素晴らしい。確かに場所は最寄駅から確かに歩くがその価値ありの旨さ!激しくおススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

関連ランキング:油そば・まぜそば | 武蔵境駅東小金井駅