2025冷やし中華初め
近年、毎年こにパターンです。3月下旬からいきなり夏日が続いて汗ばむ気候。個人的には4月から仕事が変わるという辞令をもらいまして、不安が募って有休休暇を消化してやることとしたとある平日です。
ところでこちらの公式instagramで物価高騰を受けて一部価格改定とアナウンスされそれも止む無し・・・と思ってましたが、ラーメン500円と、麦酒中瓶550円はキープで安堵です。つーか良くこの価格設定で持ちこたえてくれると感謝が尽きない。
<サッポロ赤星> 春なのに夏日!汗ばみに苦味走る風合いが身体中に染み渡る旨さ!
いやぁ〜、この日は暑くてね。それに花粉症がピークで夜中に何度も鼻づまりで起きてしまうので、連日寝不足状態です。このもやもやとしたシチュエーションでのサッポロ赤星が実に染みる!。












冷たい赤星を前のめり気分で喉に流し込みますが、その瞬間はまさに至極幸せ。マジで唸るが周りに他客がいなくて恥ずかしくならずに済みました。疲れた身体に苦味走る風合いが身体中に染み渡る旨さ!。帰り道の中央線の座席に座ったとたんに爆睡していまします。
<メンマわかめ皿> メニューにない一皿!メンマにわかめをのせればちょっとした若竹煮気分!
ここにしかないような温かみを感じる。そんなメンマが大好きです。極太材木型とかコリコリ細長型とかでなく、実に定番の短尺型なフォルム。また醤油の浸透は浅くとってもライトなさっぱり系。そして温度感があるのが特徴。いつ頼んでも温かみがあり、個人的には少し煮物感すら覚えます。
そして春だから、やっぱり今回もイメージしてしまう「若竹煮風」にわかめものせてしまいました。わかめが美味い。フレッシュで肉厚でそのままでも美味しく食える。そのまま醤油垂らして食える感覚です。だから温もり残るさっぱりメンマと相性が良い。温かいメンマを竹の子に例えるなら、まさに若竹煮って感覚です。少しばかりの醤油と味の素が染みて確実に美味い!。美味すぎてわかめを平らげてしまった。今回もこれにハマる。
<青菜もやし皿> さっぱりした野菜らしい淡くほとばしる甘味の競演!ほうれん草と空炒りもやし
あまりにもメンマとわかめが旨すぎて早々に平らげてしまったので追加。ちなみにトッピング類やつまみ皿系は、価格据え置きでございました。メニューに「おつまみ皿」とあったので、それをオーダーするとトッピングを選んで皿にあわせる仕組みだとのこと。思いついたのが、青菜ともやしだった次第です。
青菜は、お浸しとしても十分すぎるほど通用する質感で、噛みしめる程に優しい清涼感と淡い甘味が広がるイメージ。そしてもやしは、空炒りしたのもでしなっとしている割には水っぽさはなく、優しい甘味が醤油とベストマッチです。青菜ともやしの相性も当然ナイスで、赤星がまた更に続く!2本目突入!。
<全体> 素朴な肉が整然と重なる満足感!これぞ大衆的肉冷やし中華也!
一見、どこにでもあるノスタルジー冷や中のように見えて、よく考えると唯一無二の存在感。一般的な細切り焼豚ではなく、昭和スタイルの素朴なチャーシューが大胆なまでに重ねられてます。正に肉冷やしってな感覚。
また毎度お馴染みの茶褐色の麺が、薄っすらと白みを帯びたようで冷たく引き締まった感が伝わってくる。下に垂れ込む酢醤油のクリアな醤油ブラウンは想像通りで、これぞ大衆的ってなフィーリング。
<麺> 酢醤油に混じる素地のダイレクトな甘味!冷やしても蕎麦ライクな風合いが深まる風味と歯応え!
基本的に蕎麦ライクな麺。また少し甘味がある感じ。腰つきがややハードになり歯応えもしっかり楽しめる上に、素地の粗い滑りが心地よい。クスクスクシリと噛み千切ると風合いが移るし、噛み締めると甘味にタレが混じった一体感が生まれて旨しです。
今回は少し調子に乗って辛子をダイレクトに麺にねじ込んでみたが、すすると刺激が爆発してむせび泣くばかりであった(汗)。
<タレ> 少し酸味がかるエッジ!冷たさにジリっと落着く辛子が溶ける辛味!定番の酢醤油系!
辛子は必須アイテムで、これを溶かすと味わいが実にイキイキ!。そんな王道の酢醤油系。割と酸味があり、味わうと微かに冷涼さを感じる酸っぱさです。あゝ、春とて夏日に冷たさにジリっと落着く辛子が溶ける辛味がいいね!。
<チャーシュー> 程よく抜けた脂の優しい甘味!下味と酢醤油に染みる肉身!辣油を垂らして味わう!
整えられた肉絨毯感覚です脂身の微妙に抜けた感じがナイス!。。サイズは小さめなのですが、それは出自の店を踏襲。程よく抜けた脂の優しい甘味!下味と酢醤油に染みる肉身!
普段は汁系で浸ってるのを食ってるので、常温のチャーシューがまた新感覚に楽しめました。脂身が口に入れてからの熱で溶けて甘味が染みる。赤身部分が咀嚼するたびにそれらが一体になる。少し酢醤油が混じってこれまた旨し。
<他具材> コリコリ短冊メンマ!シャキシャキ千切り胡瓜!タレと麺に絡んで旨さ共演!
これも定番のラインナップ。冷し中華と言えば、胡瓜の千切り。割と細かめな千切りだったので、全体によく絡まりました。そして定番のメンマは、いつもメンマ皿として酒のアテで食ってる感覚を思い起こさせる馴染みの味わいがいいね。
<〆め> 仕上げはいつものパターンでスープ割!最後は温もりで締めくくる
雪平鍋からダイレクトに温かい出汁が注がれます。すると酸味が少しだけ飛ぶようです。またいつもの拉麺スープの余韻が生まれてこれまた旨し!最後は温もりで締める冷やし中華なのです。
総じまして「春なのに夏日感覚!季節と味を一気に先取り!旨さ快感!素朴&大胆な冷し中華!」
・・・という感動の嵐!。この4月から新しい仕事という不安な状態に安らぐ一杯でございます。憂鬱なところを食らうと解放気分!。やっぱりいいね!これから先の季節の汗ばむ陽気だとこちらのこの一杯が最高!。旨くて具材で遊べる冷し中華!激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!