ついつい応援気分で中華そばまで食ってしまう
最近夜は出歩かないのだが、夜は友達に会うからと妻は出て行った。適当に食べに行ってねとかで・・・。もう疲労困憊で拉麺活動をするつもりはなかったのだが、餃子と酒で憂さ晴らしをしようという算段でこちら「大阪王将」へとやってまいりました。
<ハイボール> 角?ならではのクラっとさせる馴染みあるスピリッツの感覚!
微妙な角らしい性格?ハイボールとなると活きますね。炭酸がもやもや風合いを逆に活かしてガッツリ感へと変換してる様子。実は家では缶で日常的に飲むほど何気にハマっております。いかんなぁ・・・今回もハイボールをお代わりしてしまった:汗。
<餃子> 薄皮パリパリ焼き加減に野菜多めの餡のバランス良し何気ない一皿が旨い!
今日もタレは、酢とコショーのみで対峙します。決して侮ってはいけません。薄皮でのパリパリ加減や、野菜多めな餡の質感とバランス感は中々です。専門店とか食べログ百名店と比べてどうのこうのと言うのはナンセンスと思われ、大衆餃子はこれで良いと正直思えます。「餃子の王将」と比べてどう?と言われると、今いまの感覚なら、ちょっとこっちが好き。
<全体> そう!こんなのが丁度いい!餃子と酒で飲み食いした後にさっぱりシンプルな麺顔が嬉しい!
餃子が妙に旨く感じた。そして疲れていたからかハイボールが妙にまわった。いつもこのパターンで切り上げるのだが、妙に気分が高まって応援気分という感じでこのまま中華そばまでいってしまおうと言う流れ食いました。
大型鎖系とは言え、何となく町中華のスピリッツを残している「武蔵野緑町栄楽店」。デフォルトの中華そばなんだけど、とてもフツーっぽいところが妙に好印象です。大衆的町中華感覚というか、昭和のラーメンってどれもこのくらいピンプルだったかもしれない。薬味葱がのり、そしてチャーシューと板海苔という単純素朴さがむしろ潔いかと!。
また板海苔3枚というのが嬉しいじゃないか。鎖系だと薄くて出汁に浸るとすぐ溶けてしまいそうなのが通常なんだけど、厚みも感じ取れるし枚数が多いというのがナイス。餃子と酒で飲み食いした後にさっぱりシンプルな麺顔ってな感じを演出している様で嬉しい!。
<出汁> 初動は塩系かと感じるほどあっさりなカエシ加減!食い進めるほどに塩気の輪郭じわじわ!
なんと塩系かと見まごうほどの淡い醤油カラー。動物系の煮出しが表層に漂う脂の感じでコクも感じます。実際に味わうとこれがまた、嫌味ないほどにあっさりとした出汁感。ペラいというのとは違い、ゴクゴクと飲み干したくなるような味加減。餃子を2皿平らげながらのハイボール2杯ですから、〆の一杯というような感覚すらあります。
そして意外と後半になって味を輪郭がはっきりしだす?。餃子をガッツリ食って舌が麻痺してたのか?。優しくもしっかりとした塩気を感じ始めます。また鶏というより豚の煮出しメインなコク深さがありましょうか。決して悪くないです。
<麺> スベリはちゅっるちゅる滑らか!歯切れはプツプツ軽快!出汁を吸い込む多加水系!
とてもライトに感じるのでどうかなぁ〜って思う。のだけど、今回に至っては、食感的には、幸楽苑と近いと以前感じたが、スベリはちゅっるちゅる滑らかなのを楽しもうって気分がいい感じ。また麺の密度感は低く潰し込みもライト。歯切れはプツプツ軽快!出汁を吸い込む多加水系です。
今回は、板海苔を存分に麺に絡め巻きつけて楽しみつくしました。勢い余ってチャーシューもそんな感じで有効活用!。
<チャーシュー> 小さめながらも赤身ホクホク脂身トロトロな煮豚タイプの肩ロース!出汁を吸込んで旨し!
鎖系とは言え頑張ってる感じかと。実際はどうかは不明としてファクトリーメイド感がなくベースの出汁にも貢献したって仕上がりかと。赤身は煮出しで繊維質が一部崩れ柔らかくてホクホクとした食感。ややスポンジに似た出汁の吸い込みのように噛み締めるとジュワーと出汁と肉の旨味が溢れます。
一方、脂身は丁度出汁の熱で蕩けようとする寸前みたいな感じ。これも赤身と一緒に食らうと出汁と舌の熱と咀嚼で一気にとろけて口の中に溢れます。
総じまして「大阪王将の拉麺侮れず!飲み食いの後の〆め感覚にも最適!」
・・・と言う感動!。こちらどうしても餃子のお店って感じがしましょうが、実は炒め物や飯類麺類豊富で中華定食もしっかり!。駅から遠いバス通りあって開店当初は少し心配しましたがテイクアウト客で結構流行ってるのはしっかり旨いからかと!。お安く餃子と酒と麺類で町中華気分が楽しめます。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠っていつもの様に締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!