アットホームで雰囲気も味も落ち着く店！
流行を追わず、ゆったりと良い拉麺を味わいたいというのなら、こちらおすすめです。有名店や超人気店のように並ばず食えるってのもあるけど、実に丁寧な作り込みを感じる一杯を提供してくれます。
また木のテーブルだけで、程よい広さもある店箱なので、家族連れにも勝手が良い。雰囲気がアットホームだけでなく、接客もハートフルで妙に居心地が良いのです。今回は、日曜日に癒しを求めて定番の醤油を味わってみました。
＜全体＞ 艶やかな醤油と魚介溶け込む素朴さ！そして仄かな重厚感！和風拉麺的な纏まりがナイス！
温かみを感じる麺顔。穏やかさと安寧感が深々と滲みでるハートフルな麺顔！。ややきっぱりと濃口醤油ブラウンをアピールしております。出汁に透けて見える麺は、すでにやや褐色に染まるか？。
そこに青菜が全体に色合いを添えるか・・・。肉は一枚肉でもボリューミー。そして雄々しい一枚海苔とメンマの存在感もナイスです。
＜出汁＞ 甘めの魚介と醤油のカエシが結びつく旨さ！動物系の旨味仄かに溶ける！魚介醤油出汁！
味わうと煮干しアピールがしっかりとしており、ニボニボ苦味はかなり抑えめで、微妙にざらつきを感じさせる甘味の濃ゆさが印象的。それを受け止めるのが醤油感覚。結構カエシのエッジングが効いております。魚介の甘味と溶け合って混じって一体化する旨さが素敵です。
香味はやっぱりラード系？？下支え的に動物ニュアンスがほんのりと効いており、旨さを高めます。個人的には独特のスパイス感がいい感じ。ハッカクのようでもあり、生姜のようでもあり、シンプルに香味野菜の旨みかもしれない。駄舌故にあしからず。
＜麺＞ 微かに外固ニュアンス？クッシリ歯切れ快感！素地の風合いも感じる細直麺が快感！
中細ストレート麺。出汁との相性がナイス。外固なニュアンスを微かに感じる仕上がりで、くっしりと歯切れる後の素地の風合いを感じるところが素敵です。噛み締めるとじわじわと出汁の旨味と一体化した旨さがいい感じ。
また熱ダレせず！。ズボッと啜ると喉越しに感じる麺のシルエット感を如実に伝えるようです。中盤になるとゆっくりとしなりだすので、海苔や肉などと絡めて一緒に味わうのも一興です。
＜チャーシュー＞ 仄かなスパイス薬味が独特？香ばしく赤身本来の味わい！脂は蕩けて甘味放出！
タレの味わいが見た目以上に全体的に染みており、赤身本来の肉味とすごく調和して旨し！。そんな赤身と脂身の優しい色合いが実に旨そうな豚肩ロースです。脂身はすっかり甘く感じさせる仕上がりで出汁に濡れて更に甘味をアップ！。
きっとスープでも同じく感じた中華系スパイス感覚があるようで、気のせいのようでもあり・・・そんな不可思議さが逆に旨く感じさせるのか！。
＜他具材＞ サクサクポリポリとライトに楽しませるメンマ！あるだけで嬉しい青菜の存在！
全体にインパクトを与える存在ではないがオーディナリーなメンマだが、そのサクサクポリポリとした歯応えがリズミカルで楽しいです。
また青菜の色合いがあると麺顔全体が生き生きと感じられます。ほうれん草らしい甘味に塩出汁が混じる旨さは想像しやすいかと。
＜味変＞ 魚介と豚骨！そして香味野菜の芳醇穏やかな味わいにニンニク溶かせば旨さ重厚！
このままフィニッシュ！でも良かったのですが、妙に心くすぐられるので、テーブルセットにあった、すりおろし大蒜をとかしてみます。まぁ、定番アイテムなので想像つく味変化なのですが、やっぱり期待通りの仕事をしてくれます。芳醇穏やかな味わいにニンニク溶かせば旨さ重厚が生まれる！
総じまして「地元民惹きつける隠れた良店！ハートフル質実魚介醤油系中華そば！」
・・・と言う感動の嵐！。新しくないが古さもなくただただ丁寧質実な醤油そばという印象です。店内のアットホームな雰囲気とハートフルな接客が心地良し！。拉麺にも温かみと旨さが伝わるようです。三鷹エリアで押さえておく店かと！。激しくオススメ！旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
