いつもながら凛々しい立川がんこ
午後から出社＆外出ということで、今回は立川経由。途中下車して昼飯ラーメンという算段です。平日にサクッと混まずに良き拉麺が食える立川がんこが好き。そろそろ店主に顔バレHNバレな私ですので気兼ねなしです。
そんなフグ調理師免許も保持する店主が今回は不在。いつもサブで活躍しているキレイなお姉さんがピンで仕切っておられました。これを「女がんこ」と呼ぶとこのご時世では何何ハラスメントとなるのかが怖いですが、決して悪気はないのでご容赦を。いやぁー正直言ってカッコ良いです。今回はそんな感じで凛々しくも襟を正して「正油」をデフォで基本レベルで堪能させていただきました。
＜全体＞ 琥珀色動物系の清湯醤油出汁！軽やかに滲む魚介エキス！そして一枚肉の迫力！
「がんこ」はまず麺がボリューミーなのがお気に入りですが、最初に目に飛び込んでくるチャーシューが素晴らしい！。大判豚モモ肉スライスの存在感が圧倒的です。そして薬味の上にちょこっと乗っかる青唐辛子の薬味で気が引き締まるよう。
またがんこ系らしい清湯出汁が動物系エキスがゆったりと広がって煌びやかさが漂うのがナイス。今回は香味を鶏油としたので余計にそう感じます。そして出汁に透けて見えるイエローヌードル！。これが毎度毎度「今日もがんこに来たぜ！」って興奮を覚えさせます。
＜出汁＞ 基本のLEVEL４！動物エキスに魚介が染みる？鶏油の円やかさと青唐刺激が両立！
今回は醤油感も楽しみたくて、基本のがんこ標準のLEVEL4。やはり塩よりはマイルドな展開で、醤油らしいカエシとベースの出汁感とのバランス感がナイスです。そして今回は青唐を乗せてますから、オーバースペックかと思いきや、
ベースの出汁は、牛骨系と感じたり、鶏油のコクと感じたりしますが、淡麗にも芳醇にも感じてしまう、まったくの駄目舌ぶり発揮。また鶏油らしい、分厚い香ばしさとゆったり肉厚な甘味がまったりと広がっております。醤油系なら鶏油が王道ですね。また早々に青唐を溶かしてみました。その刺激は塩っぱさとは別の味旋律。醤油と青唐が見事に共鳴しハーモナイズされとります。
＜麺＞ 麺量多めで満足感高し！クシクシ歯応えに出汁の滲みを感じる旨さ！スリムなストレートイエロー麺！
もうこの麺を見るだけで「がんこに来たー！」って感じです。この黄色っぽい色合いが独特。他にもありそうでなぜか麺のフォルムイメ―ジと重なると「がんこ！」ってな感覚になります。練り水の個性で表現されたような色合い。
密度感少ないが、ほのかに引き締まる歯応えがあり、スパスパとした歯切りが小気味よく、奥歯で潰すと出汁と麺の旨みが一体化する旨さが痛快！。表層はツルツルしていますから、すすり上げがとてもライト！そして何よりもデフォで麺量が程よく多め！。食べ応えが確実です。実に満足感が高い。
＜チャーシュー＞ 大判豚肉！出汁を存分に吸い込み旨さ炸裂！大判肉厚な一枚肉が大胆に投入！
もうオレはアホで、どの肉なのか分からなくなってます。醤油のデフォはばら肉だった記憶で・・・でもイメージするばら肉よりかなり大判な一枚肉タイプ？。肩ロースなのかモモなのか。とにかくそれは赤身はほろほろでスポンジのように出汁と脂身と香味油を吸いまくり。噛み締めるとそれらの旨味と肉味が絡んで実に旨し！。
赤身がとても生き生きとした旨さに感じます。青唐とネギが少し絡むのがまた味変化として旨し！。肉増しすべきだったとプチ後悔するほど旨し！。当然ながらいつものごとく麺を巻き付けながらもしながら食い散らかしましたわ！。
＜穂先メンマ＞ サッパリ上品仕上げ！麺に絡めて最適なコラボレーション！
立川がんこではこれが入るから良いね！穂先メンマ！これはこの店オンリーの展開なのかもしれません？。とても薄味だったのも印象的で、それが塩出汁の力強さにマッチした旨さでした。
総じまして「青唐のキレに淡麗を感じ、鶏油のコクに芳醇を知り、下支えの牛骨と魚介の旨味に喜ぶ！クセになる醤油麺！」
・・・と言う感動の嵐。がんこが混雑せずにサクッと食える立川店の存在が実に個人的には重宝です。また男っ気感じそうなこの屋号をキレイなお姉さんが仕切るのがまたナイス！激しく応援です。更に多忙合間の昼飯にはちょうど良かった！激しくオススメ！旨し！なので・・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
