ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5591】中華そば みたか(東京・三鷹)チャシューメン 細葱 + 竹の子皿 + サッポロ赤星2本 〜ノスタルジーな風貌に細葱のせてエレガント!アレンジ自在!私的極上焼豚麺!

結局これが食いたかった

 
 先日、財布の中身を確認せずに訪問したので、食いたいもん食えずに・・・それでも堪能しまくったんだが、やっぱり心残り。今回は、しっかり三井住友銀行三鷹支店へ寄ってから金を下ろし、やって参りました。前回食いたかったのは「チャシューメン細葱」。個人的にはこの一杯が、一番エレガントだと感じているわけで、これも重鎮常連さんの真似しただけですがー。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> シュポッ!と響く栓を抜く音が快感!きめ細かい泡立ちと図太い苦味と軽やかな後味!

 
 今回は、店主とマダムとお姉さんのオペ。もう赤星と伝えなくても出てくる連携ですが、今回はお姉さんの栓を抜く技が光るよ。異様に大きくシュポッと響く開栓の音!。営業終了後に練習でもしてるのか?。この音の演出がまさに昭和の風景であり、オヤジとしては心が躍ります。
 

 
 まぁチビチビとやるのが瓶ビールの楽しいところ。生ジョッキには感じない愉悦でございます。ゆっくり注ぐときめ細かい泡立ちが生まれる。そして泡が落ち着いた頃に最初はグビッと喉に流し込む。淡い泡の刺激が流れた後の、図太い苦味と軽やかな後味が良いな!。3本空き瓶を並べるつもりだったが、酔いの回りが早かったので2本で自重。今度空いてる時に3本並べるつもり。
 

 
 
 
<竹の子皿> 心落ち着くオーディナリーな薄味短冊メンマ!これをお気軽極楽自家製ダレを絡めて楽しむ

 
 チャシュー皿にしなかったのは、後でチャシューメンを食うつもりだったから。財布に余裕がなかったからではありませんが、そうならダブル盛りにすればよかったと頭を掠めます。
 

 
 色々メンマはあるけれで、王道大衆的で特徴コメントはしずらいな(笑)。上京してから醤油に染まったメンマに驚いたけれど、関西オリジンの私にとっても馴染み深い薄味タイプです。素材の味も感じつつ下味の感覚もあって実に好み。
 

 
 しかしここにワイルドに味を足すのだ。店主気まぐれの自家製!お気楽極楽タレを垂らす!。まずはニンニク醤油ダレ。結構ニンニクがダイレクトに迫りつつ醤油感がしっかりしてる感じ。これだけでも味が濃ゆいが、ここの辣油をチューーーーっと重ねて垂らす。それが白い調味料の塩気と葱の清涼感にコラボするように合体!。薄味メンマと絡めると酒のツマミとして最高の出来具合に昇華いたします。
 

 
 
 
<全体> 肉々しいも素朴さ溢れる麺顔に降り注ぐ細葱!ノスタルジー&エレガントなる焼豚麺!

 
 これこれ!これが食いたかった。名店江ぐち系譜の素朴な麺顔に舞い散りながらも盛り上がる細葱!。実はこの麺顔が一番しっくりと感じるかもしれません。
 

 
 肉々しいも素朴さ溢れる麺顔に降り注ぐ細葱!まさにノスタルジー&エレガントなる風貌ではありませんか!。完成度すら覚える仕上がり。
 

 
 
 
<出汁> 豚と野菜と昆布の醤油タレのシンプルな味風景!細葱の清涼感と甘味がじわじわ!

 
 平成から令和になって本当にラーメンってプレゼンス高めた感じで、昔は出汁より麺がポイントに感じましたが、今になっては出汁に惹かれます。とは言え進化というより守るといった味わいでしょうか。
 

 
 味わいはまさにノスタルジー。豚の煮出しを確かに感じますが、野菜類でしょうかね・・・とても優しい味わいが主体です。そこに微かなる滋味も感じるのはやっぱり昆布類でしょうか。シンプルな味わいと感じますが、ググッと落ち着く旨さとはこのことでしょう。
 

 

 
 
<細葱> レンゲを差し入れるたびに舞い散る!出汁に溶けて淡い清涼感と甘みを溶かし込む!

 
 まぁ単に葱です。それ以上でもそれ以下でもない。ただ微細な賽の目に感じるほどに見事なる微塵なのです。これほど細かい葱というのが、なかなか東京広しと言えど、ここ以外でお目にかかったことがない。他にあったら教えてー。
 

 
 レンゲを差し入れるたびに、微細な葱が全体に舞うのです。例えばスープを味わう時に大量に紛れ込む。それを味わうと淡い清涼感と甘みを溶かし込むようでうまい。また麺の隙間に入り込んで引き上げると貼りつきます。それを味わってもまた楽しい。
 

 
 
 
<麺> 灰褐色な麺を茹でると茶褐色!蕎麦に見えてやっぱり拉麺!ワイルドに見えてしなやか!

 
 初めて訪問した時、一番驚いたのがこの麺です。これは他に見たことない。そして麺の茹で釜でのテボの裁きの見事さに、心奪われたものです。麺箱にある時は灰褐色。でもいざ麺を茹でると茶褐色に変貌!そして蕎麦に見えてしまうがやっぱり味わうと拉麺!。一見ワイルドに見えてしまうが、実はしなやかな麺です。
 

 
 密度はそんなに強くなさそうに見えて、実は出汁をあまり吸い込まないのか。熱ダレにも強く、微妙にざらつく地肌と噛み締める時の素地の甘みが絶妙です。このフィーリングもどこかノスタルジックかと。途中から記憶を失ったかのように盲信的に、チャシューや細かい葱と絡めたりして堪能し尽くしましたー。
 

 
 
 
<チャシュー>  出汁を吸い込みまくりの煮豚バラ肉ハーフサイズが麺顔で絨毯爆撃!ナルトがご愛嬌!

 
 これぞ妙にハマる逸品!。お土産の切り落としがウカウカしてたらいつも売り切れてしまいます。常連は、店でみたかを堪能し、自宅でもみたかを堪能し尽くしてる輩でございましょう。かく言う私は、近年年末になるとこのチャシューを予約し嫁の実家に送り届け、面目を保っている次第です。
 

 
 良い意味で「これでいいんだよ!」ってな味わい。あっさりしつつ、豚肉の脂身が染みる肉身が気軽に楽しめる感覚でしょうか。出汁を吸いまくってる豚肉は、いくらでも食えるほど楽しめるようです。しかもチャシューメンだと、煮豚バラ肉ハーフサイズが麺顔で絨毯爆撃!そしてナルトがご愛嬌!。一応記しますが、「チャシュー」はタイプミスではありません。この店では「チャーシュー」をそう呼びますな。都内の古い店では、稀に見かける表記です。
 

 
 
 
<味変> 一応いっときましょう!店主自家製気まぐれお気楽極楽!ニンニク醤油と辣油の2種タレ!

 
 目の前にあるのを無視できない性格でしてー。竹の子皿でやらかしたことを、チャシューメンでもやらかしてしまおう!。今回は細葱もあるので、色合いもまたバランス良くて良いかもー。
 

 
 ま、一気に味風景はワイルドパンチに変貌しますが、それはそれで良き哉。ノスタルジー一辺倒で終わるのも良いが、変化がある方がやっぱり楽しいから。
 

 
 
 
総じまして「ノスタルジーな風貌に細葱のせてエレガント!アレンジ自在!私的極上焼豚麺!」



 ・・・と言う感動の嵐!。ここは具材等あるものは何を言っても叶えてくれますが、散々やり尽くしてこれが一番性に合うかと今回は思い知った次第。とは言え他アレンジも続けますが。古びた地下ビル店舗ですがとにかく明るくハートフルな接客。拉麺店とはかくあるべきかと毎回思ってしまいます。なので自信を持って激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつのように締めたいと思います!。
 
 


 
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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