ここに来なければ落ち着かない
11月の3連休末日。前日激混みでスルーしてしまったこの店へとやって参りました。いやぁー、混むのわかっているんだけど、どうも休みの日にここに来なければ、妙に落ち着かないので。開店一巡目を狙って突撃して参りました。
こんな行動をここ数年繰り返しておりますから、開店入店と同時に、店主がすでにサッポロ赤星の栓をシュポッと空ける。あゝ、ここでこの音を聞くと一気に心が落ち着くぜ・・・。
<サッポロ赤星> 初動の苦くズシッとした味わい!駆け抜ける麦芽の風合いに後口の軽い甘味がナイス!
期待通りのズシリとした飲み口がたまらん!それでいて実は軽やかな後口だから、いくらでも飲みほせそうな気分だったから、やはり昼前の酒ってとっても酔いが回るのが早い。
1本開けたところで結構回ってしまったが、やっぱり歯止めが掛からずですー。うへへへ・・・今回も2本いっちゃいましたわ(爆)。
<メンマ皿> 葱と辣油を巻き込みながら存分に食らう!麦酒と相性良すぎるぜ!
メンマ皿に辣油を多めに垂らすのが私の流儀!。いやむしろ葱の薬味感が、辣油の刺激を受けて一層高まる!?。その旨さ故にお構いなしに爆食い!またそれに釣られて赤星爆飲みにルーティーン!。
醤油ダレに辣油が混じると、味が濃ゆくなりそうに感じるが、実は素地感味わえる薄味メンマと葱のフレッシュさが、いい感じ!。なので中和的に味わいとして整います。
<まかないチャーシュー皿> タレが深くて香ばしく歯応えしっかりなフレーク肉!今日も辣油垂らして楽しむ!
さてこの肉。ビールにアテてやろうという野心で店に来てるかも。結果的チャーシューを仕上げに整形するときに出来てしまう端っこの部分や、崩れたカケラなんでしょうが、タレの浸透がとても深くて香ばしさもしっかり。
フレーク状になってるが、歯応えがあってそれがまたそそるのです!。タレの浸透がとても深くて香ばしさもしっかり。フレーク状になってるが、歯応えがあってそれがまたそそるわ!。
<全体> 素朴な麺と出汁に波打つワンタン!素朴なメンマとナルトと青菜で華やか!ノスタルジック!
この麺顔みただけで和みを感じる。ワンタンの色合いと緩やかな姿を見ているだけで、仕事で溜まったストレスをじわじわ解きほぐされてゆくような心地よさ。ただ眺めているだけでいつもの自分をを取り戻すようでございます。昭和ノスタルジーのオーラがダダ漏れじゃないですか。食べ手を肯定的に受け止めんとするような100%和みの展開。
そして今回は、なると増しと青菜追加!。色合い的にも明るく華やぐ感じに溢れ、何となく気分も楽しくなってくるではないか!。
<出汁> 昆布と野菜の優しい旨味に染みる豚エキス!沁みる!レトロでライトな醤油系!
あっさり系でコク深し!。出汁を啜るといつものライトな醤油出汁。豚系のあっさりしたコクに、昆布や野菜の素直な旨味がシンプルに広がり、麺から吐き出される甘味が実にナチュラルな展開。心なしか淡く生姜の溶け込みを感じるのは気のせいか??。やはりレトロでライトな醤油系!あゝ沁みる!昆布と野菜の優しい旨味に染みる豚エキスがナイス!
<麺> 蕎麦ライクな中華麺!出汁を吸っても強い粉の風味と甘味!気持ち良い滑らかなザラつき感!
色合いや地肌の感覚だけ見るとまるで和蕎麦!?。相変わらず蕎麦ライク極まれりと言う感覚です。落ち着きのある素朴な褐色が印象的。そして風味と甘味がとても強いと感じます。
熱ダレにも強そうで、ゆっくりと酒を飲みながら啜り食っても、伸びを感じさせないし、クシクシとした歯応えも割と持続的。別に潰し込みや引き締まりが強いという感じはしないのだが、独特な密度感が持続して旨し。
<ワンタン> 蕩けるばかりでなく食感と甘味しっかり!しっかりと醤油出汁を吸い込いこむ皮!
かなり食べ応えあるので、麺の一部のように絡めて食らい楽しめましょう!。ちゅるっと滑る全体の感覚もあるが、そこでやや肉厚な皮がお互い貼り付き合う様子がナイス。「食べる皮!」と言う感覚で楽しめます。
肉餡はわずかだけどそれがまた良い。時々奥歯で感じる淡い歯応えから挽肉を感じます。全体的に出汁をたっぷりと絡んだ皮と肉餡が、とってもレトロな味わいとも感じられ、広くウケる味わいですので、これも激しくオススメ!。
<なると増し> 色んな顔のナルトを楽しむ!ホールスライスと半刻み!そして端っこの存分なる投入!
どんな我儘も聞いてくれるので、たまにメニューにない「なると増し」を今回もコール。シンプルにスライス状態を並べるのだろうか?どのように並べるのだろうか?とほくそ笑んでたら、ナルト一本棒の端っこを存分に投入してくれてるじゃないか。
色んな顔のナルトを楽しむことができます。また出汁を吸い込んだナルトがまたビールのアテにも最適に感じますので、これオススメかもしれません。
<青菜> 素朴で和やかな風貌に凛々しい色合いと清涼感を放つ!
フレッシュさが残る茹で加減が絶妙!。ちょうどお浸しにちかいほうれん草で出来が良い!。醤油味との相性ある旨さがいい感じです。色合いも良くて面顔全体も凛々しく映えるし、これもビールとも意外と合うのだった!。
<チャーシュー> ちょっと抜けた感ある豚肉に醤油出汁が浸透!ノスタ感じて実に優しい豚肉旨さ!
驚く味わいじゃないんだが、茹で豚の脂が抜けた感に、醤油スープが逆に染み込んであっさりとした別の旨さが生まれるかのよう。いかにもノスタルジーを感じさせる肉ですね。
これも何周か回ってか実に新鮮に感じるところです。薄味メンマの方が味は濃ゆいのではと思うほどあっさりとしてますが、それがいいのです。
<メンマ> 柔らかいコリコリ感!そして薄味フレッシュ!
コリコリというより「サクサク」とした歯切れが印象的。全体的にライト系な味わいですから、全体的にも調和します。そして出汁に浸り吸い込むメンマもナイス!下味がとてもライトなだけに素材の味わいがストレートに感じます。しっかり出汁を吸い込んだところをまとめたバキバキと食らうのも痛快だし、当然ながらこれも麦酒をアテても尚よし!。
総じまして「青菜とナルトで色添え華やぐ!ノスタルジック溢れる大衆極上ワンタンメン」
・・・と言う感動の嵐!。素直にデフォルトのままを食らうのも良いのですが、思い切って具材を追加するもの楽しからず哉。気分的に新鮮で、旨さのバランスを感じました。優しい味わいが華やぐ具材の見た目でまた楽しい味わいに感じます。なので激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!