みたかにフラれて下連雀へ
土日、午後休、早上がり、そして平日夜に集中的に拉麺&麦酒活動を繰り返しておりましたが、実は7月半ばより禁酒生活をしておりまして(お盆帰省の際は除く)、久しぶりの週末に解禁とさせてもらいましょう!(これまで1ケ月半程度溜まったレビューも全部あげたところだし:爆)。
そんな気分には、みたか@三鷹で存分に飲み食いするところですが、みたかは既に早めの営業開始だった上に、行列が発生している状況だったから、膝落ち気分。休日一巡めの客開店は遅いから30分以上の待ちが予想される。それだったら、30分開店遅めの下連雀へ一番乗り!ってな感じで軌道修正です。今回は、そんな流れでまたこの店へ・・・。
<サッポロ赤星> キンキンに冷えやがる・・・更に図太い苦味に温度で鋭さ増す旨さ!
重い雲が立ち込めつつも、微妙に陽射しの明るさも感じるので、微妙に蒸し暑い感覚。じわっと汗が滲むまさに残暑って感覚には、冷たい麦酒は最適ですな。また今回も実にええ感じで冷えておる。まさにキンキン!。
黒地のカウンターに冷やされた小ぶりのグラスに注ぎ入れるその右腕は、待ちきれない心を映すかのように震えるようです(アル中か?)。冷たいグラスに冷たい麦酒を注ぐと、冷気の漂いが目に映る。くはー・・・旨そうやーーーー。でもってグラスをあおる。久しぶりに拉麺屋で飲むビールは格別で沁みる。
冷えた泡だとググッとインパクトを喉越しに感じます。ましてや赤星の図太い苦味と共に押し寄せてくるって感覚でしょうか。そして飲み干した後に残る軽やかな甘い余韻がまたたまらん。まさに麻薬な旨さの恍惚感。図太いに苦味に温度で鋭さ増す旨さが、今日もオレを狂わせる。
<チャーシュー皿> もはや看板商品!これ必食!これ目当てで通ってる!満足度高い豚バラ肉重ね!醤油タレの風味が効いて旨し!
カウンターで座ってると、地元の方がこの肉の切り落としを持ち帰りで購入希望の方が3名ほど。拉麺食わずしてこれを買い込みに来るお客もおられます。かなり私同様に心にヒットした方々がおられそう。そう、これはもはや看板商品!。私はこれ目的で通い続けているのです。
実にパワーアップ感じるチャーシュー皿。まず肉の並び。そしてボリューム!普通サイズのチャーシューが1ダース12枚も入っており、薬味の刻みネギも充実。それだけでなくメンマも少し皿底に敷かれてます。これで500円はかなりお得。
全体的には感覚的には醤油ダレがやや強め。それでいて少し甘くも感じ取れ、そして脂身の蕩けた甘味と一体化した味わいです。出自の江ぐち・みたかとは、少し違ったスタイルかもですが、やっぱり、調味料の降りかかりも微妙に良いね。その塩気のようで舌に溶けると旨味に一瞬で変化するように感じます。
そこに刻みネギのザクザクさっぱり感が押し寄せると旨さ爆発!。麦酒を無限大で飲み干せと頭がバズります。またカウンターに自家製辣油らしきものがあったので、それを垂らしても旨しです。また脂身の蕩けた甘味と良く合います。更に調味料の降りかかりが良いのです。塩気のようで舌に溶けると旨味に感じる。そこに刻みネギのザクザクさっぱり感が押し寄せると旨さがナイス!。思わず麦酒を欲してしまう無限ループに陥りそうです。
<全体> ナイスコスパでノスタルジックな風貌!雲呑のみならず焼豚メンマ等具材も多め!これで750円!
江ぐち・みたか系譜の皮がメインのワンタン。心持ち肉餡が大きいのがまた良いね。大きいとは言えミニ肉餡なのだけど、食べ応えを十分に感じさせる全体ボリュームで、これだけで小腹が張りそうです。バクバクと出汁を吸い込む様もまたいい感じ。またチャーシューもしっかりと入っているのも好印象。これで750円ならナイスコスパと言えましょう。
またチャーシューがデフォルトで3枚、茹卵ハーフも備わってる。ナルトやメンマがノスタルジックな雰囲気を醸し出しているようです。このボリュームと質感で750円はこのご時世ではかなりのお得感かと!。
<出汁> ほっこり感覚満載で楽しめる醤油出汁!醤油感効いてもマイルドであっさり感覚!
期待通りにガチにノスタルジックな出汁感覚!かなりサラサラとしており、かつライトな旨み!。そして醤油感覚の優しさが広がる味わいが安堵させます。
豚肉・野菜類・昆布類等の旨みがシンプルで旨しです。心なしか以前より野菜の優しい味わいが増幅しているように思えるのは、やっぱり気のせいだろうか?。また時間経過に従いじわじわと麺の炭水化物が出汁に溶けるのもまた旨さを広げるようです。
<麺> 吸い込むほどに旨みアップ!出汁を吸い込んでも微妙にボソっと感じさせる蕎麦ライク麺!
見た目から素朴な茶褐色と感じまして何となく蕎麦ライクな印象。エッジが立ち目なストレート角細麺。色合いから蕎麦を連想し、それによってザラ付きを予想させます。プツプツとしっかりした歯切れが良いです。奥歯で潰した後の素地と出汁の味の一体感も分かりやすいですかと。
意外と出汁をバクバクと吸い込みやすいようです。そのしなやかな腰つきに任せ、徹底的に肉や雲呑やメンマで絡めて食らい倒します。終盤はすっかり出汁を吸い込んだところを奥歯で噛み締め潰して旨しかと!。
<ワンタン> 豆粒肉餡が主張し食べ応えにも貢献!見た目よりもずっと後の満足感あり!雲呑増オススメ!
繰り返しになりますが、江ぐち・みたか系譜の実にノスタルジックな雲呑!。肉餡があるのかないのかはっきりしてないのがその系譜の特徴ですが、ここのは少し粒がでかいです。
そしてやっぱり旨さの主役は皮。たっぷりと出汁を吸い込みまくり、全体的に薄く茶褐色に染まっております。
それにしても今回はワンタンの量を少しサービスしてくれたのか?と思うほどのボリューム。前回よりもワンタンを食っても減らない気がするのは気のせいか?。以前の画像と比べてもやっぱり多く感じるが、これでようやく私も顔バレ常連の仲間入りできたのだろうか(爆)。
<チャーシュー> オーディナリーで定番旨さな豚バラ肉!基本忠実を感じさせる安寧なる旨さ哉!
序盤に別皿でたんまりと食った直後ではございますが、やっぱり温かみのある汁と麺の上にのると、少しまた話が違います。赤身がスポンジぶりを発揮し、脂身を一層溶かして半透明にしてしまうかと。その溶けた脂がまた赤身もじわじわと吸い始め、これが結構うまい!。
<メンマ> 一段と素地のあっさり感が印象的な味わいかも?出汁を吸い込むと品やか!
これも序盤のチャーシュー皿で味わった後のリターンマッチですが、やっぱり温かみのある汁と麺の上にのると、少し風合いが豊かになるようでいい感じ。温まるとメンマの素地感がしっかりと生まれ、また繊維質が柔らかくなり始めるので、歯応えも軽快により一層と感じます。
総じまして「寛ぎ感じるノスタルジック雲呑麺!しかもナイスコスパ!三鷹で拉麺なら絶対食っとけ!」
・・・と言う感動の嵐!。まぁ多少陸の孤島なロケーションですが女性の足でも15分程度。これからの秋の季節の散歩がてらには最適な距離感では?。少し汗を感じつつ冷たい麦酒ってなのも素敵かと!合わせてチャーシュー皿もどうぞ!そしてノスタルジックな雲呑麺ってのも素晴らしいじゃないかと。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!
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