ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5517】麺屋 かむい(東京・高円寺)醤油ラーメン ほうれん草 + いぶりがっこチーズ + キリンハートランド2本 〜素朴さの中に整う旨さに益々磨き!味わい深く上品にまとまる長岡系生姜醤油!

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7月の思い出・・・今日は何だか醤油気分!

 
 そんな日ってありません?。しかもがっつりと醤油の塩気に浸りたいなんて気分の日って。醤油系だったら有名店数知れずですが、インパクトのある醤油系と言うことで、思いついたのが濃口系生姜醤油の長岡系ラーメン。だったらと心が定まれば高円寺へと行動に移しておりました。
 

 
 久しぶりに「天王」と言う気もしたのですが、開店時刻が11:30だと言うので、雨の中を時間を潰すのが面倒くさい。ならばと向かったのが「かむい」さん。こちらも堂々たる長岡醤油系で御修行積まれた方の店ですので、安心感半端ない。
 

 
 
 
<キリンハートランド> ホップの苦味は軽やか!実に華やぐ本格麦酒!ズシリとした麦芽の図太さ!

 
 何にせよ、ここは酒をちびちびやりながら、ゆっくり過ごさせてくれるのがありがたい。今回も麦酒2本コースですー。いつもは、サッポロ赤星メインで飲み歩いておりますが、実はハートランドも大好き!。
 

 

 何たってグリーンボトルの雰囲気が素敵。そして味わいのイメージが実にマッチ!。確か平成バブル前後に確立したラベルだが、今でも斬新さは変わらずですから素晴らしいですね。そのズシリとした麦芽の図太さ!ホップの苦味は軽やか!実に華やぐ本格麦酒!。
 

 
 
 
<いぶりがっこチーズ> 燻しが甘くも香ばし!ナチュラルな甘味を感じる発酵感!意外なクリームチーズが超絶妙!

 
 おいおい・・・相変わらず良いじゃないか。実は、ここに決めたのはコイツがあったからかも知れません。ここのいぶりがっこの旨さはハンパなし!。居酒屋でもこれほどのは滅多に出てきません?。確かに燻しを思わせる香りだが、香りに甘味すら感じる。素材感がしっかりしている上に、燻されてた麹感覚が、口の中に広がり、そして漬け込みの甘味が染みる感覚。またコリコリと半分柔らかいようでザクザクとした歯応えが堪らん。
 

 
 そしてクリームチーズ添えが絶妙じゃないか!。これがあるとないでは大違い。発酵食(植物)と発酵食(乳製)のコラボ感がこれほどとは!。ここに冷酒(例:八海山)などがもしあれば、酒とつまみだけで、拉麺以上に店の売り上げに貢献できるかも知れません。
 

 
 
 
<全体> 素朴さの中に美しさ!醤油の煌めきを放つ存在感!丁寧さと研ぎ澄ましを感じさせるオーラ!

 
 濃口醤油系のパンチと言うより、素朴さの中にどこかスタイリッシュと感じるのは気のせいか?。妙に美しさ?上品さ?を感じてしまいます。これを完成度と言えばオーバーか(笑)。まぁ単純に作り込みが丁寧!と言えましょう。
 

 
 長岡系って大衆的イメージなのですが、妙に整った様子だったのです。透明感のある醤油清湯がナイスで、豚骨の煮出しか乾物の溶け込みか、微かな霞みが旨そう。 そして今回は、ほうれん草を増したんだが、その青さが目にも眩しい!全体的には期待通りの麺顔と質感で大変満足!
 

 
 
 
<出汁> じんわり滲む生姜感!豚煮出汁に溶ける乾物の甘味!深みと明るさの濃口醤油感!

 
 やはり長岡系を意識すると、生姜の刺激を予測してしまうけど、全くそれとは別物で優しくしっかり伝わる清涼感でしょうか。生姜の素材感は、見分け付かんほど一体化しております。そのしっかりと清涼感は伝えるといった味風景がナイスで、出汁の色合いから濃口醤油のキリリとしたカエシの輪郭を想像するが・・・濃ゆいけど深い透明醤油感?。
 

 
 また豚骨の煮出しが良いね。肉出汁って感覚もあるような妄想をしてしまうが、乾物の深みすら感じてしまいます。後味に甘みを仄かに感じるようなのだが如何に!?。香味野菜の甘みのような気がしているのだが、これで何とも飲みやすい仕上がりになっていると思えてなりません。
 

 
 
 
<麺> 柔らか過ぎず素地の旨味を楽しむ!スベリは滑らか心地良し!醤油出汁が染まった微かな琥珀色!

 
 また今回も「カタメ」コールを失念したが、まぁ最近柔らかい麺を見直し始めたところだから結果オーライ。基本的にストレート細麺。長岡系だと多少グラマスな太さを期待するところでしょうが、妙にこれが落ち着きます。全体的にややねり水の影響か黄色みがかっているが、醤油スープの色合いに染まっている様子。序盤からバクバクとスープを吸い込みがちで、滑らか且つしなやかな仕上がりがナイスです。
 

 
 また口当たりとスベリはとてもライト!。しなやかな物腰なのでグラマスな割には暴れずに口の中へ一気に収まります。スパスパと小気味よく千切れるのが楽しくてならんす!。奥歯でクチリと潰せば、嗚呼出汁の旨味と麺の甘みがいきなり一体化した旨味が広がるのが痛快!へへへ・・・また途中で海苔を巻いたりして遊びながら食らい楽しみます。肉を強引に巻き込んで食らうもいいね!。
 

 
 
 
<チャーシュー> ロースとバラ混合!脂の甘味と赤身の肉味に生姜醤油が染み入る!噛み締めて肉汁旨し!

 
 全体的に薄切り系ですが、各種部位が入り混じった感じが素朴です。いやむしろ楽しいかと!。汁に浸った本来のチャーシュースタイルも旨しです。ロースの脂身は少し抜けた後にタレが浸透して旨し!甘さの中に香ばしさも滲みます。そこへ多少スカッとした赤身に、生姜醤油出汁がじわじわと滲み、程よいスポンジ状態。これを全部まとめて噛み締めると、肉味!脂甘み!生姜醤油!の一体感は素晴らし!。
 

 
 
 
<メンマ> フレッシュさが楽しめる薄味メンマ!これも生姜醤油の味を滲ませ高まる旨さ!

 
 全体的には薄味でフレッシュ。素材感がダイレクトに伝わるような感覚で、コリコリとした歯切れ良いところも快感です。箸休めとしてナイスです。これはお酒のアテというより、オカズ的な旨さですかね。生姜醤油出汁を吸い込んだところに麺を絡めて味わうと旨し。
 

 
 
 
<ほうれん草> 柔らかだがクタらず絶妙な茹で加減!青菜の清涼さと甘味が共存!出汁が染みてお浸し感覚!

 
 拉麺にほうれん草の相性。家系とはまた違った旨さ。青菜の中でも、特にほうれん草は、クタクタになった後の旨さがいいのですが・・・「お浸し」的な凛々しさが残るほうれん草と言う感じ。ここは「ほうれん草が旨い」と豪語してもよい!激しくおすすめです!
 

 
 
 
総じまして「素朴さの中に整う旨さに益々磨き!味わい深く上品にまとまる長岡系生姜醤油!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。たった半年ぶりの訪問なのだけど、更にまた落ち着いたいい店になってるじゃないか!。カオスな高円寺グルメエリアでこの質実な長岡系の旨さは、じわじわと常連を増やしているようです。着実に麺好きには伝ってるかと!。中央線駅近で通し営業!使い勝手よしな上に旨し!激しくオススメ!なのでとっとと詠っていつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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