さすがに暑い!近場の冷やかけに逃げ込む
今年の夏は昨年以上に暑くなるとも聞いた気がするが、朝夕は割と涼し気で過ごしやすい。などと思ってたら急に猛暑日か!?と思えるほど快晴が訪れ、在宅ワークしててもさすがに暑いですー。ずっと辛抱してたけど、今年初めて冷房つけた。
で、少し涼んでから昼飯に出かけようと外に出ると・・・もう暑くて面倒くさくなってしまうー。近場の町中華で冷やし中華でもと思ったものの、そういえば田中そば店の冷やかけをまだ今シーズン食ってないと思い出し、近場なのもあって逃げ込むように突撃訪問してしまいました。
<全体> まさに納涼らーめん!見るだけで汗がひく?丼底までも見透かすような透明度の極まり!
おおお!これ以上ないと言う感覚の出汁透明感ですな。見た瞬間から冷気を感じてまさしく納涼麺ってなイメージ。トッピングの肉とメンマが色が濃ゆくて素朴なのだけど、妙に出汁とコントラストが効いてて浮いた感覚です。
スマホのピントが合いにくいほどの透明感。そして麺は、明るい発色の平型タイプ。これも素朴に思えるフィーリングで心をほっこりとさせてくれますな。
<出汁> 煮干出汁が体内に抵抗なく吸収!魚介の軽やかな出汁がまるでポカリスウェットの如し!
おおお!これまた何というあっさりさなのだ!。毎年同じことを考えるが・・・まるでポカリスウェットのごとしなあっさり感。エキスがグイグイと体内に浸透してゆくようなあっさりさで、マジで元気さが染み入るような感覚。ゴクゴク飲み干したくなるとはこのことです。全く重くない。ゼロ・グラビティなるあっさり感ですよ。
まさに冷や出汁!イリコの旨味って感覚。まぁ煮干しも色々ブレンドしてると思うし、昆布の出汁も引いてるのだろうけど、中華感低くて和出汁ってな感覚かしら。ニボっとした苦味はかなり抑え目ですが、甘ったるくもない魚介感。あっさり感の中に、確かな旨味を忍ばせます。とは言ってもメンマや豚肉から滲む味わいも絡むので、食ってるうちに多少複雑さを増す味わい変化となりましょう。
後半になると炭水化物の糖化した後味が解けないから最後までキリッとしてる味わいかと。そしてカエシは、白醤油や白出汁と言ったフィーリングですかねー。そんな塩気の柔らかい部分も好き。
<麺> 多加水系のモチモチさ!氷で冷えたキンキンさ!ライトに啜れる平型ストレート麺!
見た目の通り多加水系。モチモチした食感とプリプリした腰つきが想像できますが、その通りです。表層の艶やかさからもわかるように滑りが超ライト。まさしくズボボボっと啜りあげるのが快感です。
食ってて出汁よりも明らかに冷たい。モチモチな弾力感に加えて冷えでギューっと締まった感覚が素晴らしいです。冷えた麺がこれだけ旨いという感覚は久しぶりか?。暑さバテして身体がへばっているが、冷や出汁に負けず劣らず、するっと抵抗なく胃袋に収まってゆ来ます。
<チャーシュー> 塩気の効いた豚バラ肉!冷えた煮干出汁を吸い込ん旨し!醤油系の出汁が深く浸透!
冷えた出汁を吸い込んだ肉なのですが、冷や出汁吸い込んで、下味の塩気が程よく柔らかく仕上がるイメージ。バラ肉が冷たくとも柔らかさに影響はなし。脂身の乗りも甘味もいい感じではないか。
脂身に出汁が染みていい塩梅。赤身部分の塩気と肉味のバランスが良いです。全体的にスポンジみたいに汁を爆吸しますが、厚さがあるので食べ応えあり。「肉そば」看板引っ提げるだけありますな。もう少し元気だったら、白飯にこの肉を乗せて少し出汁茶漬け風にして食らうのも旨そう。
<具材> 醤油に染まる飴色なメンマ!味わいあっさり!クニャリと歯切れる快感!
この漆黒さがたまらんね。塩気ありそで実はあっさり味。標準的な短冊型で、透明なスープとは極端に対比的です。クニャっとした歯応えながら、コリッサクッと小気味よく千切れるのもいいね。またそばで白ネギが盛られてるのもコントラストが効いてて見栄えいいです。白ネギと絡めて食ってもまた旨し。麺に絡めて食うと当たり前のように旨し。
総じまして「これから暑さ本番!どんな時でも必ずスルっと食える納涼中華そば!」
・・・と言う感動の嵐!。これから気温がグイグイと上がりまくるに向け熱った身体も一気に収まる一杯です。冷やし中華より出汁の冷たさはパワフルかも!ラーメンで納涼して乗り切りましょう。暑さバテや食欲がないときこそ激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!