2023GW!3杯目はこちら!
ウチの会社は、有給休暇の計画的付与ってやつで、5月の第1週はずっと休みなんですが、絶対に連休明けは仕事でパニくるのが目に見えている。なので自宅で仕事してみましたー・・・。いつものテレワークと変わらん気分。
まぁ、でも余計な連絡やメール&チャットも入ってこないので、優雅には過ごさせてもらいましたよ。チャリでさくっと抜け出して、早めのランチ拉麺!。今回は久しぶりにこちらの限定を狙ってみました。
<全体> 湯気に滲みライトに香る煮干!隙間に覗く白地の麺地肌!存分な肉増迫力!
いつも馴染みある素朴な麺顔なんだが・・・麺が違ってるだけで面白く感じます。何と無かん水麺なのだとか。個人的には昔、神戸三宮で出会った無かん水拉麺が、懐かしく思い出されます。淡い褐色の出汁に透けたりして見える白い地肌が、実にそそります。
またスープも今回はライト系の煮干というアレンジ。確か少し前の限定では津軽系煮干という濃厚で塩気アピールだったかと記憶してますが、今回はその真逆の淡麗系ってな感じでしょうか。色々バリエーションで楽しませてくれる店です。
<スープ> 仄かに香ばしい苦味!ライトなカエシに片口鰯・平子・鯵・うるめの柔らかい甘味!
おおお!これまで何度かこの店の煮干系を食しておりますが、その煮干系の一番マイルドに感じたかもしれません。決して薄味でなく、むしろ旨味が芳醇。軽く香ばしさすら感じる煮干の感覚に、仄かにビター感が残るといった感じです。とても食べやすいかと。
蘊蓄によると、片口鰯・平子・鯵・うるめ等の煮干をブレンドしているとのこと。片口鰯の比重が少ない分、甘味と香りを優雅に感じさせる煮干系が溶けてるイメージでしょうか。チャーシューから滲む動物系の旨味も淡く溶けて、バランスよく旨し!。
<麺> 上品な煮干感覚にベストフィット!ストレートな小麦の風味を伝える無かん水麺!
無かん水。理屈的には饂飩と同じなのでしょうが、やっぱり食ってると拉麺って感じがするのが不思議です。また逆で拉麺食ってるのにいつもの拉麺と違うって楽しさもありなむかと。
小麦粉の風合いがダイレクトに感じるようで、煮干の軽やかな旨味にベストフィットです。白い地肌は出汁を軽く吸ってツルツルと滑りよく、モチモチ感少なくスパスパプツプツと小気味よい歯切れが実に快感!。奥歯で噛み締めるとゆっくりと淡い甘味を感じます。因みに限定は、麺の大盛対応不可です。金なら出すからもっと食わせろと、心の奥底で叫ぶ・・・。
<チャーシュー> 赤身は解れるほどの柔らかさ!脂身は蕩けるような滑らかさ!出汁吸込んで旨さ一体!
デカい!肉厚!麺顔のほとんどを覆います。バラ肉は、どれもふかふかで柔らかい仕上がり。特に赤身が細かく割れるところで豚煮出汁をバクバクと吸い込むようです。
そして脂身はトロトロと蕩ける感覚。めんまと絡めて食らったり、麺を強引に巻き付けたり、またちょいと辛ねぎの辣油垂らしたりして遊び食いしてしまいましたー。
<メンマ> 淡い味わいに極細コリコリ食感!ちょうど良い箸休めにもなる!
極細系でコリコリと歯応えを楽しませてくれるタイプ。黒胡麻が降ってあり香ばしさと甘味をプラス。これが実に旨いし酒に合う。この極細メンマも「七彩」系の特徴の一つですよな。ボリュームもしっかりあるので大満足。軽やかな煮干出汁に濡れて吸い込んだ味わいもまた格別でありました!。
<辛ねぎ> ザクザク楽しい歯応え!葱の甘味をマスキングするこく味わえる辛味だわ!
軽い気持ちで「辛ねぎ」を追加購入。ねぎ好きだから、限定トッピングとなれば外す訳にはいきません。大体想像ができる味わいなのだが、やはりいいね。ザクザクとした歯応えは楽しく、無かん水麺に絡めて食らうのもまた一興です。しかも葱本来の甘味をマスキングすることなく、辛味がしっかりと旨味として味わえるという代物。
激しくおすすめ!と言いたいところだが、今回の「煮干ラーメン」と合わせるのは是非が別れるかもしれません。とても上品な煮干風味が、一気に辛味に支配されてしまうから、全く別物の拉麺になってしまうかも。
総じまして「ライトなれど煮干旨味芳醇!無かん水麺の風合いとベストマッチ!素朴で上品煮干麺!」
・・・と言う感動の嵐!。限定なので今はやってないですが、煮干系はちょくちょくとアレンジ変えた限定を出してるようです。また違った煮干も楽しみになってきました。どれ食ってもうまい店ですが、限定狙いも激しくおすすめ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!