ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5188】中華そば こてつ(東京・下北沢)塩ワンタン麺 〜グルメ文化の下北沢にしっかり根付く質実崇高塩雲呑麺!

ミシュラン雲呑麺

 
 ほんとこの20年の間の、拉麺に関してのプレゼンスの高まりはすごいですね。拉麺店がミシュランに数え上げられるとは、昔は思ってもみなかったことです。そんなミシュラン拉麺店に久しぶりにやってまいりました。
 

 
 訪問はさる月曜日午後。なんと土日は仕事で忙殺され拉麺食えてなかったので、週明けの出勤仕事の佳境を終え・・・ぼろぼろになって辿り着いた次第でございます。ここ数年、全くタイムリーにレビュー・ブログアップできてませんが、サボってるわけではありませぬので、あしからずでございます。
 

 
 
 
<全体> 素朴さに滲む質実さに肉と雲呑の迫力!優しさの中に艶めきに映える出汁の透明感!

 
 初訪問でここで食らうなら、個人的には「塩ワンタン麺」食っとけってな感じです。絶品でございます。一見素朴なワンタン麺なんだが、出汁の煌めきや肉の質感を見ると、やっぱり今風。フツーのようでやっぱりネオ中華そばなるプレゼンス。出汁の琥珀な色合いに脂が漂うのを眺めて見惚れてしまうよう・・・。
 

 
 キッパリしてるけどナチュラルな麺線に、素朴なワンタンがよく似合っています。何となく、 素朴さに滲むミシュランの貫禄ってな感覚ですね。まさに期待通りの高い質感!。
 

 
 
 
<スープ> 鶏豚エキスの明るさ冴える中、魚介エキスの落ち着き感とその塩気の広がりが秀逸!

 
 熱々の出汁!そして淡麗系塩!結構味が深いと思います。ベースの鶏豚系もしっかり感じられますな〜。また香味油が割とあっさりめなのもいい感じで、肩肘張らない穏やかさで、ええ感じです。そこにじっとりと魚介系の旨味が浸透してゆく・・・塩ダレは魚介がメインなのか?。煮干しと塩系が結びついた印象ですが、ニボっとした苦味感覚は皆無です。風味としての煮干感・・・だと思ってんだが、味わって行くうちに、節系の旨味も色濃いか!?。嗚呼、やはり魚介が滲むと旨さに落ち着き感が一気に増すね!。
 

 
 また三つ葉の風味がいい・・・。魚介系の塩ダレには、三つ葉の清涼感は抜群に合うと感じます!。少しばかりに思えるネギは、三つ葉をボリュームアップしてるかもしれない。 
 
 


 

 
 
<麺> ゆっくり汁を吸い込み甘味も徐々に感じる風合い!程よく淡いクツクツ感が風味よし!


 
 湿った風味良さがいい感じ。少し加水を抑え気味な雰囲気で、歯ごたえと楽しむタイプ。そして少し淡いクツクツ感です。ワンタンの感覚とは方向性が違って、むしろ歯ごたえにコントラストを感じさせて楽しいかと感じます。
 

 
 噛み切った切り口には、微妙にアルデンテな芯を残すか?。カタ麺主義者には響きます。噛むと風味を少し感じさせるタイプで、咀嚼を進めて出汁のエキスと一体化した旨さを感じさせます。中盤から汁を吸い込み出したなーっと分かりやすいです。前半の箸リフトは揃いにくいものの、腰がしなやかになると徐々に揃い出して、汁の吸い込みの他には、持ち上げの方もよろしくなってきます。ここからはレンゲもこれまで以上に駆使して、汁をためながらすすり切ると快感に近いかと!。
 

 

 
 
<チャーシュー> 肉味を柔らかく噛みしめる・・・淡白なる肩ロースの旨味!


 
 肉本来の味を知らしめるところが、すごく説得力ありますね。肉身本来の味って、これでしか知り得ないと思ったし、脂身に甘みがこんなに凄いと思ったのは、こんな肉に出会えばこそ。しかも部位によって微妙に脂のサシが違うため感じ方も違うね。
 

 
 肩ロースにしては脂みが少なめなタイプで、重くない肉味を堪能。半レアな赤みを塩スープに浸して、ピンク色が薄れかけたタイミングで食うのが旨し!。後半に残しておいた冷酒とともに堪能しきりですよ!。旨し!。
 
 

 
 
 
<ワンタン> 包み皮は薄く滑らかで尾ひれが長し!餡は上品薄味にして詰まりデカい!


 
 ワンタンにも色々特徴がありますね。巷の「ワンタン好き」にも色々個性がありまして、「滑らかさ命!」って方もいれば「肉餡のダイナミズム探求!」って方もいると思います。特に「皮の厚さ」にはこだわりたい。
 

 
 私はかなり個人的には好みのツボにハマった次第ですが、一点だけ再認識したのは、生姜排除なシンプル味だってことでしょうか。
 
 

 

 
 
<メンマ> コリコリサクサク歯切れの良さ!薄味ゆえに素材感の旨味あり!もっとくれ!

 
 薄出汁仕立てで素材感が味わえるタイプ。繊維質が引き締まっているように見えるが、サクサクコリコリ!コリコリサクサク!とどの方向から前歯を立てても小気味よく千切れるのが痛快です。メンマ増しもおすすめかもしれない。特製の価格設定低めだから、具材増して厚化粧して味わうのも楽しからず哉。
 

 
 
 
総じまして「グルメ文化の下北沢にしっかり根付く質実崇高塩雲呑麺!」

 
 ・・・と言うしかなく、極めて王道なうまさ!。次回は「こってり味」を試してみたいと思いますー。ともあれミシュラン受賞してから更に落ち着いていい店になってきたかと!。ますます応援気分のまま、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:ラーメン | 下北沢駅新代田駅東北沢駅

ミシュランガイド東京 2023

ミシュランガイド東京 2023

  • 日本ミシュランタイヤ
Amazon