ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5179】武蔵境つばさ家(東京・武蔵境)ラーメン 中盛 ほうれん草増し 〜武蔵境でガッツリとコアなファンを惹きつける質感高い家系拉麺!

疲れてるときこそ!家系ラーメンでスタミナ補給!

 

 

 拉麺活動やってて良かったと思うのは、ガッツリ食えば憂さも晴れるいうところ。拉麺に取り憑かれているとよく言われるけど、実は救われてるところもあるんですよねー。
 

 
 先日、久しぶりに上京してきた友と荻窪で飲みながら、そんなことを語ったっけか・・・・。ヤツはそんなこと1ミリも覚えてないと思うけど、オレは今日も食らうぜ!疲れてるときこそ!家系ラーメンでスタミナ補給!。
 

 
 
 
<全体> 青菜の迫力が素晴らしき哉!海苔の凛々しさも映える!定番の家系充実感!

 
 家系で迫力増したい時は、やっぱり海苔増しか、ほうれん草増しに限りますな。本当はその両方を増したい気分なのですが、財布の小銭がワンコイン足らなくて、ほうれん草と海苔を瞬時に天秤に比べれば、身体がほうれん草のボタンを自動的に押しておりました。
 

 
 おおお!これぞ金出した甲斐ありというもの。ほうれん草の盛り上がりに興奮です。ホント幼少の頃、ポパイのほうれん草流れで親に無理やり食わされたほうれん草。まじで大嫌いだったのですが、もし当時家系ラーメンにしてくれたら、親の願い通りに食らい尽くして、良い子として褒められたであろう。私は、褒められたら伸びるタイプなのです。
 

 
 
 
<スープ> 出汁にもほうれん草の旨さ!豚骨と鶏エキスの貼り付き!正しく図太いコク深さ!

 
 あゝ・・・重厚感ある豚骨煮出しがいいね。旨クサの余韻をふわっと感じさせる程度の野趣なエキス感がたまりません。その豚骨の織りなす髄と髄との混じり合いに・・・鶏油と醤油ダレがまとまるようです。その重厚感は、クチの周りにねばりつくコラーゲン感でわかる。そして一切臭くなく、逆に醤油ダレが奇麗に味の幕引きをしているのが素晴らしいのです。
 

 
 また一方で、鶏油がバランスよく円やか!。そして「豚」と「鶏」の髄のような旨味が細かく溶けてます。白濁な豚骨の髄エキスに、少々赤みがかった鶏骨由来のやや赤身ある白濁さが入り交じりが沁みる・・・・・。そしてそこに、ほうれん草の甘味がじわじわと溶け込むようです。野菜ならではの甘み!特にほうれん草の甘味は強いので、豚骨醤油の塩気を和らげるかのように円やかに広がる旨さです。
 

 
 
 
<麺> 王道家系中太麺!凛々しい麺線!ワイルドなのにナチュラルに出汁を吸込む旨味!

 
 スパスパと密度感低めな噛応え、啜り上げるスベリ感覚。ややマイルド系な固さゆえに中加水の品の良さもナイスでございます。コールはカタメでしたが、その割にナチュラルな物腰しが良いのです。芯を感じることのない、麺全体でクッシリと感じさせようとする感覚!。そして割と前歯ではスパスパと千切れて行くようで、奥歯感覚は、クッチリ、ちょいワシッと潰れる感覚?。
 

 

 

 ナチュラルな物腰の割には捩れやすい?。そこがいかにも家系らしくて旨そうな麺です。やや薄黄色いところもまたナイスですし、表面の艶も、鶏油効果もあってか光り輝いてこれは、見ているだけでそそられます。へへ・・・当然ながら今回も海苔!肉!ほうれん草!巻き付け絡め尽くす!。

 

 



 

 

<海苔> 出汁に濡れても風味高し!さすが家系らしく肉厚で香ばしい海苔旨さ!

 
 風味がまずよいです。肉厚さと熱ダレ少なさがとっても良い!。海苔の旨さを外して考えられんのが家系。最近は、白飯と合わせ技で注文することも少なくなりましたが、程よくスープをまとった(吸い込むまで行っては駄目)海苔を、白飯で食う旨さは格別でありましょう。運動不足じゃなかったらライス小はいきたいところでしたわ〜。
 

 
 
<ほうれん草> 塩気が効いた汁を吸い込み甘味を滲ませる!クタクタ加減がナイス!

 
 
 この「くたびれ加減」がたまらん。そして実にボリューミー。麺にからんだ時の歯ごたえもまた面白い感覚でして、できればほうれん草増しでも良かったかもしれません。
 

 
 そのままでも旨いのだけど、出汁に一旦沈めてから食らうのが最高。塩気が効いた汁を吸い込み甘味を滲ませるのです。また肉や海苔を巻いてほうれん草を食らうのも一興で、ご飯にも合うしツマミにもなろうかという万能なる旨さ!。
 

 
 
 
<チャーシュー> ロース部分が程よく脂が抜ける?そして出汁を吸い込む!肉と出汁の掛け算なる旨さ!

 
 脂が抜けてカスカスな肉でも、スープを逆に吸い込んで味が全体的にシフトアップします。脂が程よく残って脂の旨味を再認識させてくれます。大きさもいいしボリュームもいいし、並びつけもナイス!。食べやすさというより、旨さが光る肉感がナイスです。また、噛んだときに、微妙に「ほろっ」と崩れる感覚がよいのです。
 

 
 
 
<味変化> 刺激と辛味で盛り上がる!生姜大量投入!軽く擂り下ろしニンニク!仕上げに豆板醤!

 
 へへへ・・・今回も「生姜メイン」「ニンニクはアシスト」「仕上げに豆板醤」という順位。生姜をかなり多めに投入するのが、最近の私の流儀でして、これにより生姜のジリジリとした刺激が豚骨煮出しの野趣感を落ち着けます。
 

 
 アシストとしてニンニクの刺激を投入。生姜が味の中盤を押し上げる展開で、ニンニクをFWとして投入しただけでは攻撃の分厚さが欠けるので、そこで豆板醤を機能させます!。
 

 

 

 
総じまして「武蔵境でガッツリとコアなファンを惹きつける質感高い家系拉麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。中央線でもマイナーな武蔵境にあってほんと目立たぬ場所です。それでもコアなファンを惹きつけしっかり10年以上続く実力店!。定期的に繰り出す限定麺もあり、アイスのホームランバーの無料サービスも嬉しいじゃないか!。そう思うと改めて興奮してくる!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 

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