ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5163】らーめん 高尾(東京・荻窪)油そば 板海苔 生玉子 柚子胡椒 + まかないチャーシュー皿 + サッポロ赤星 + キリンラガー 〜具材を我儘に乗せて楽しむ素朴な油そば!まさに旨さ自由自在!

日曜の夕暮れだから・・・ひと息つこう

 
 午前中はマンションの理事会に参加して(理事長)、午後は翌日の仕事の準備をし、そのあと家事手伝いなど少しやったら、もう夕方のいい時間ですよ。あゝ、休日なのに拉麺食ってない(汗)。ウチは日曜夜は、平日のあまりものなんかで夕食済ますのが通例なのですが、このまま終わるのはちょっと寂しいので「今日はちょっと外で飲んで来るけどいい・・・」と言う陳情をして、お土産買って帰るのを条件にやってきたのが荻窪です。荻窪で飲むと言えば、私の定番!らーめん高尾でございます。
 

 
 
 
<サッポロ赤星>直後に広がるホップの香り!濃厚なれど後味スッキリ!これぞビールと言わんばかりの苦味!

 
 ズシリとした最初のインパクトが好きだな。これぞビールって感覚なんだけど、アルコール度数そんなに高くない。そしてインパクトはある。直後に漂うホップの香りもほどほどでいい感じ。プレモルなどはここから華やかな香りが立つので人気高いのもわかるが、赤星の場合は後味が意外とスッキリするから、最初のインパクトほど実は重くない。だから、2杯目3杯目も同じようにうまくて楽しめるよう・・・。私にとって、たくさん飲めるビールが赤星、そして黒生なわけです。
 

 
 
 
<キリンラガー> 偉大なるオーディナリーな味わい!定番の苦味は安定極まる旨さ!

 
 最近、赤星からキリンラガーに流れるパターンが増えてきました。まだ熱処理だった頃から馴染んだブランド。特別な思い入れがあるわけじゃないけど、なんだかんだで一番安寧を覚える味わいかもしれません。昔はズシリと感じた苦味ですが、歳を重ねてIPAなど味を覚えると、少し軽やかにも感じてしまうね。華やかさは低めですが、コク深さは相変わらずしっかりしてる感覚。対峙する酒じゃなくて、おつまみ等料理と合わせる麦酒って感覚で、ライトにゴクゴク飲み干せる味わいが痛快です。休日夜に外で飲むビールは染みるねぇ〜。
 

 
 
 
<まかないチャーシュー皿> 躊躇なく垂らす辣油!深いタレの浸透で香ばしい刻み肉片!生卵を添える!

 
 そして極粗刻み肉片は、タレの浸透がとても深くて香ばしさもしっかりです。歯応えがしっかりしておりそれがまたそそる!。いつものように辣油を垂らしてみましたが、肉の下にもやしが潜んでおり、それと絡めて食らうのもまた旨しです。
 

 
 そして今回は、生卵を添えてみた!。日頃懇意にさせてもらってるレビュアーさんの真似をしたのですが、チャーシューに染み込んだタレの塩気と辣油が卵黄に合う旨さ!。これは今後同じ真似続きそうです。
 

 
 
 
<全体> 武蔵野系とはまた違った素朴な風貌!艶かしい生卵と凛々しい板海苔のコントラストが素敵!

 
 もはや裏メニューって感じじゃないね。実際に注文コールをよく耳にするし、また存在感が素朴でいい感じです。中央線沿線で油そばと言えば、武蔵野系が連想されますが、素朴な点で凄く共通しているんだけど、妙にそれとは違う存在感。それは何と言っても隙間から覗く麺の風貌が違いすぎるから。武蔵野系は多加水モチモチ麺である一方、こちらは蕎麦ライクな褐色風貌だからかな?。
 

 
 へへへ・・・そして生卵と海苔がいい感じ。生卵は艶かしくもツヤツヤとプレゼンスを放っている一方で、海苔はまるで家系の如く凛々しく聳え立つのです。そんなコントラストが眩いのだが、海苔と卵は相性抜群なわけで・・・この後混ぜ混ぜするのにワクワクしてしまう!。
 

 
 
 
<麺> 出汁を吸っても素地の風味と甘味!生卵を存分に絡める!心地良い滑らかなザラつき感!

 
 食らう前に卵黄を持ち上げたり摘んだりしてるうちに破れます。麺に垂れかかるところをグイと箸で持ち上げて、麺に絡む溶けた生卵が素敵じゃぁーないか。
 

 

 
 いつものように落ち着きのある素朴な褐色が印象的で、風味と甘味がとても強い。そしてずっとクシクシとした歯応えが続くようです。別に潰し込みや引き締まりが強いという感じはしないのだが、実に麺としての味わいが強いと言えましょう。
 

 

 
 
<生玉子> 具材と麺に絡めて食って楽しさ極まる!割って楽しい垂れる卵黄!

 
 何よりも生卵が割れて麺に絡まる姿が妖艶で旨そう!。汁なし系で生玉子は合うのです!。今回は、卵黄と白身が分かれてしまい、卵黄が麺に絡む一方で、白身はもやしと絡みまくりでありました。それも悪くないかと・・・旨さ楽しめます。
 

 
 
 
<ネギとモヤシ> 葱の清涼感とモヤシの淡い甘味が染みる!麺に絡んでザクザク歯応えの競演!

 

 
 自分がネギ好きネギ星人だバレてるので、ネギ多めにしてくれてます。このネギが甘めなのと、淡い葱清涼感が広がる。麺に絡んでなお旨し!。
 

 
 更にモヤシ。これも捨てがたい。クタッた仕上がりですがこれがまた良い。ノスタルジックな中華そばによく見かけるタイプで、生まれ育った京都での麺ライフを彷彿とさせるか??。淡いザクザクとした歯応えの後に、更に淡く感じる甘味が、濃ゆいタレと辣油の絡みを包み込むようです。
 

 
 
 
<板海苔> 油そばを一気に頼もしく感じさせる!凛々しくも肉厚で風味高し!

 
 まるで家系ラーメンに匹敵しそうな立派な海苔姿。これは油そばなら確実にアリですよ。凛々しくも肉厚で風味高く、一気に油そばを頼もしく感じさせるのです。酒のつまみにもなりそうな海苔の質感!。
 

 
 
 
<チャーシュー> ちょっと抜けた感ある豚肉に醤油出汁が浸透!ノスタルジーな仕上がりが好きさ!

 
 いかにもノスタルジーを感じさ、中華そばチャーシューの原風景を感じさせるような仕上がりです。実にオヤジを喜ばせる味わいで、何周か回ってか実に新鮮に感じるようなイメージと言ったところでしょうか。茹で豚の脂が抜けた感に、スープが逆に染み込んで別の旨さに昇華します。
 

 

 
 
<タレ> 汁多めなタレ!豚エキスが円やかな醤油出汁!柚子胡椒の清涼刺激が合う!

 
 醤油が下味甘味とじっとり広がり、時間が経つと麺の風合いが吐き出されてコクを増すようです。そして薬味ネギとモヤシの汁気もじわじわと滲むので、カエシの感覚が柔らかくなる感じでしょうか。忘れかけてたが生卵も混じって溶けてるのでマイルドさも肉厚な味風景。そこに今回は、柚子胡椒をと溶かしてみるのです。
 

 
 おいおい、とまそん・・・柚子胡椒は汁系向けでしょ!とつっこまれそうだが、油そばとは言え、汁多めなのでよく溶けて馴染みます。ジリジリした清涼感は、生姜よりもかなり刺激度アップ。鼻腔に突き抜ける清涼さはパワフルです。これが麺に実に合う!。和蕎麦に山葵が合うように、蕎麦ライクな麺は、柚子胡椒に合うのだった。
 

   
 
 
<スープ割> 素朴な醤油出汁に円やかな玉子風合いが蘇ってほっこり感覚!

 
 ベースの出汁は野菜と昆布の旨味がしっかり溶けている様子。スープ割がとても優しい旨さです。気負わずにシンプルに楽しみ食えるのがいいね。個人的には超オススメです。玉子も溶けているのでコクと熱気を味わって堪能終了!。
 

 
 
 
総じまして「具材を我儘に乗せて楽しむ素朴な油そば!まさに旨さ自由自在!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。素朴なのに安っぽさがなく質感籠る上に具材の楽しみ方自由自在です。飽きが来ない素朴な旨さかと!。更にここはビールが揃ってるところが痛快で油そばで進みまくりです。オヤジ世代にはハマるはず!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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