【今週のラーメン５０５１】Handicraft Works 中目黒店（東京・中目黒）ワイルドパイソンパレット＋サラダ増し　〜遠慮や忖度一才排除！思いっきり気分弾けるワイルド汁なし拉麺！一回食っておくべし！

汁なし部門の王者が都心進出！更に本領発揮！？

　都内でラーメンヲタクを自負するものとして、汁なし系でこのブランドを知らない者はおりますまい。なんと満を持して中目黒に進出とあって激しく気がそぞろになっております。こりゃ・・・早いとこ行かないと混雑して食えんかな・・・と思い、正式オープン日昼間に突撃して参りました！。

　へへへ・・・これでやっと、ビールを合わせてこのブランドが食えるぜ！と意気込んでみたものの、今回は酒類未提供だとのこと（号泣）。そそそそりゃないぜ！。内心は膝ガク状態でしたが・・・それは次回のお楽しみということで！。

＜全体＞独創性比類無し！ワイルドさ全開の無国籍系汁なし拉麺？これも拉麺也！

　待ってましたよこの麺顔！木製ボウルで山盛りなワイルド麺顔！。パーティー料理の一皿を丸ごと我が物にしたような、大胆なる満足感に包まれます。しかもデフォで肉類がふんだん！。

　ケバブ・ソーセージ・鶏肉他、ラーメン的ニュアンスを一才感じさせませんが、これも立派なラーメン！。ワイルドさ全開の無国籍汁なし系と言ったところでしょうか。想像的なプレゼンスがたまりませんな。

＜タレ＞ドレッシングの如くさっぱり塩ダレ？そこに具材のパッパー感や肉汁！そして薬味の風合いが溶ける

　正直タレがよくわからん（汗）。なんたって具材の肉汁やスパイスのインパクトがあり、それが溶けて躍進するような味わい。個人的には、ドレッシングに近い塩ダレ系と妄想してますが、薬味など溶けるとこれも不可思議な無国籍感が滲みます。

＜麺＞明るく引き締まり感じるモチモチ極太麺！ガッツリ感と優しい甘味と吸った肉汁が染みる！

　こんな個性的な具材と味わいを一気に受け止める極太麺。いやいやどうして！食べ応えがある！。全体の中でコントラストを思わせるような色白な極太麺。熱々で湯気を放ちますが、ヌチヌチと言うか腰つきの強さも感じる多加水系です。

　明るく引き締まりのあるモチモチ感覚とも言い換えられましょうか。プッツリと歯切って奥歯で潰すと、素地の甘味をしっかり感じさせるようです。そして肉汁が染みてるのも伺え、じわじわと肉旨味と麺甘味が一体化した旨さに昇華！。心の中では食べ終わった後でも、もっとくれ！もっとくれ！もっと食いたい！と叫んでおりました。

＜ケバブ＞目の前でカットされ脂甘味とロースト香ばしさ！スパイスの刺激が溶ける旨さ！

肉バカ（無知の意）なのでよくわかりませんが羊肉？。独特の野趣を感じつつ、いつもとは違う歯応えが適度にあって、肉食ってるって感じに浸れます。しかもスパイスが染みており、またローストされた風合いと、それで溶けた脂が口の中にいっぱいに広がる！。ううう・・・やっぱりビールが欲しくなるぜ。今度来るときは、昼なら午後休暇にしないと行かんなこりゃ・・・。

＜ソーセージ＞燻製感が仄かに香り割れる皮と弾ける肉汁で興奮が収まらん旨さ！

　正直言って、カットしなくてもいいのに・・・と感じたがあしからず。だって旨いんだもの。丸ごと齧り付きたい男ならってな感動です。妙に香ばしく、周囲はパリッとした割れ込みがありつつ、中身は噛み締める途端に汁を弾け飛ばす！。ううう・・・くどいが麦のシュワシュワした液体を無意識に欲する。

＜鶏肉＞しっかりローストされた鶏腿肉！皮は香ばしくパリパリ！肉は滋味を感じる奥深さ！

　あゝこれはトドメだ。しっかりローストされた鶏モモ肉が実に秀逸

！。周囲の皮の部分がパリパリに仕上がったロースト感で、ここにスパイスなどの味わいが染みてます。そして皮に近い身の部分は、仄かに飴色に仕上がってる感じ。やはり鶏肉はモモが旨いね。鶏肉本来の旨さがしっかりと感じられるし、まさに肉の滋味を味わうといったところか？。

＜サニーレタス＞全体的に濃ゆい味わいを優しく調和させるフレッシュ感覚！増量激しくオススメ！

　八潮の店を訪問した時の記憶もあって、サラダ増しをしてみました。味が濃ゆい肉達に絡ませるのが目的ですが、この考えが実にヒットしました。サニーレタスってところがまた良くて、肉によく絡むし野菜の風合いが強いフレッシュさが、ワイルドな肉に良く合います！。サラダ増しは個人的には激しくオススメ！。

＜ピクルス＞強めの酸味がむしろ好印象！全体のワイルドさにひとり気を吐く味の調整役！

　ピクスルもまた印象的です。巷でイメージするピクルスより数段酸味が強い。むしろ刺激的で、肉味で重くなるところをしっかりと中和させてるような役割がいいね。全体的にワイルドさ一辺倒になるところを、ひとり気を吐く味の調整役と言ったところでしょうか？。

＜その他＞ローストされたパイナップルの甘味が箸休め的に機能！酢豚より効果的！

　プチトマトもいいが、それより10倍ほど甘味を感じさせるのがパイナップル。じっくりローストされており、焦げの香りの合間に肉の香ばしさすら妄想的に感じます。これもすごく全体にあってる！絶妙な箸休めとしてナイス！。

総じまして「遠慮や忖度一才排除！思いっきり気分弾けるワイルド汁なし拉麺！一回食っておくべし！」

　・・・と言った感動の嵐！。唯一悔やまれるのは、正式オープン日だったためか、酒類が未提供だったことか・・・これは絶対に冷たいビールと合わせてみたい味わい！なのでまた来ると思うけど、これから一気に混んできそうな予感（汗）。まぁ、都内にお住まいの汁なし系好きな方には、一度は食っておくべき一杯かと思われます。混雑予想でも躊躇せず！激しくオススメ！旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。