【今週のラーメン５０４９】麺家龍〜Ryo〜（東京・荻窪）チャーシューメン＋キャベツ＋無料ライス　〜荻窪にいきなり爆誕！ハイスペック家系！並んで食らう価値あり！

荻窪に拉麺新拠点！？本格的家系爆！！

　午後出社に向け通勤経路の荻窪で途中下車。少し早いランチとして、最近注目浴びてるこちら「麺家龍～ryo～」さんへ。平日だったので並びは短めで、開店前20分前で一巡目ゲットでした。

　それにしても近年、じわじわと家系のブームが続いているような感覚。ラーメン銀座の荻窪界隈でも・・・・？と思い返してみたが、資本系以外に家系がさっと思いつかない：汗。中々、家系穴場な場所だったのかもしれませんね。

＜全体＞家系らしい濃厚パンチと芳醇さが香る出汁感！ダイナミックなキャベツ盛り！

　さて初訪問なのに、欲をかいて「チャーシュー」増して「キャベツ」を追加したわけですが、ほぼ麺顔はキャベツラーメン！。完全にチャーシューメンの迫力を覆い隠しているわけですが、隣の女性の同じメニューの麺顔をチラ見すると、それはそれは旨そうな迫力でした。それにしても、ダイナミックなキャベツ盛なわけです。

　隙間からのぞくスープがかなり旨そう！。豚骨の白濁にカエシが効いた感じがありありの茶濁感。そこに鶏油が漂うのか、煌びやかであり且つ香りが立つようで、一気に食欲を刺激しまくりです。初見からかなり好印象！。

＜スープ＞豚骨獣感抑えめでカエシと鶏油が絡んで円やか！きめ細かさがちょいと高級感すら思わせる？

　デフォルト仕様でいただきますが、家系らしい豚骨の重厚さに醤油ダレのカエシの輪郭が混じってズシリと重厚な感覚です。そこに鶏油の甘味が混じり合い、かなり芳醇な仕上がり。特に印象的だったのは、豚骨感が重厚なわりには獣的なところが抑えめなイメージでかなり食べやすいというところでしょうか？

　そして「きめ細かい」仕上がり。家系は正直言って、あまり明るくないんだけど、野趣感抑えめな上に、豚骨エキスがきめ細かいので、表現がマッチしないがクリーミーとすら頭に過る感覚です。そのままでも大変美味しいので、味変化させなくても満足！。と言いつつ、やっぱり後でやってしまうんだけどー。せっかくブレスケア新しいの持ってきたし。

＜麺＞ご存知酒井製麺をカタメで！密度感やや低めでスパスパと歯切れて潰れたあとに出汁と交わる旨さ！

　カタメ指定でも、画像撮ってたりすると普通になってしまいそうなのですが（汗）。とりあえず初動のカタメ状態は楽しめました。中太で縮れというより捩れと表現したいような、緩いボコボコ感がいかにも家系って雰囲気にさせます。いつもながら割と密度感低めな素地の感覚で、ゆっくり出汁が浸透して出汁旨味と素地甘味が一体化してゆく・・・・食らいながらそんな妄想を重ねてしまいます。

　出汁が重厚なら麺もそう！実にMassiveな受け止め方ですが、併せて具材との兼ね合いも分厚いです。海苔は定番ですが、今回はザクザクキャベツを絡ませ、肉厚焼豚を巻き付けて食らっても、それら具材に埋もれず旨さを発揮！。スパスパと小気味よい歯切れの合間に、具材の歯応えと旨味を重ね合わせるのが楽しいです。

＜チャーシュー＞スモーキーな豚モモスライス！見た目以上にフカフカ歯応え！出汁を纏って旨味アップ！

　良い家系を測るなら、チャーシューは良い基準と感じませんか？。そういう意味なら、ここはかなり良いです。仄かなれどしっかり感じさせるスモーキーな風合い・・・それこそが私の家系マインドを高めます。重厚な豚骨醤油と鶏油にまみれ滲んでも、その風合いは負けず変わらずで旨し！。

　また肉繊維がきめ細やかで上品じゃないか。察するに豚モモ肉。見た目は引き締まってみえる部分もあるが、噛み締めると飛んでもない柔らかさに舌鼓です。赤身本来の旨さが上品。こりゃチャーシューメン激しくオススメですぜ！。

＜キャベツ＞葉の青さが多く割と歯応えキープした感覚！弾け飛ぶ野菜汁が出汁にも溶ける！

　家系はワイルドさも味わいのうちなんですが、きっとこの全体質感の高さなら、もう少しキャベツの盛り付けは気取っても良かったかもね。ま、家系の出汁に浸して食らう温野菜は旨いに決まってる！。特にキャベツは王道で、葉の青い部分が多めなのが気に入りました。また割と細かめにカットされてるので、麺との絡みも良かったのでは？。ところでこのキャベツに夢中になり過ぎて、定番のほうれん草を意識して味わうことをすっかり忘れてしまいました：汗。

＜味変化＞定番の擦りおろしニンニクと豆板醤を投入！溶かすとビビッと豚骨系の旨さに勢いあり！

　座席少し離れたコーナーに、いろいろと味変化アイテムがあるのですが、目の前にある王道の擦りおろしニンニクと豆板醤を投入。もうこれは説明不要な旨さかと！。刻みじゃなくて一般的擦りおろしニンニクが、一気に溶けて全体をヴィヴィッドにさせる豚骨旨味の新たな立ち上がりの展開がナイス！。またそんな味変化の勢いを固定化させるように、滋味含む辛味を溶かす豆板醤がまた良いね・・・・。