ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5025】らーめん亭 ひなり竜王(東京・梅屋敷)特製塩らーめん 〜具材大胆!出汁技巧!麺は素朴で柔和!まさに贅沢さと優しさが詰まる一杯!

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やっと来れたよ・・・名店「和渦」の4号店!

 
 この3年程は、すっかり多忙とコロナ禍による在宅勤務の長引きで、めっきり外出機会が減り、新店舗開拓が全く進まない私。ちょっと今回は、社有パソコンの入れ替えってな用事があり、どうしても外出ってことで・・・へへへ、軽く寄り道してやってきた「ひなり竜王@梅屋敷」さんです。
 

 
 それにしても1号店に移転前の「和渦」を知ってる人にとっては、4号店展開など、ここまで短期間に発展するとは思いもよらなかったかと。多少なりとも男臭さを感じた大井町の小さい店が、今となっては懐かしいですな・・・。
 

 
 場所は、梅屋敷商店街をどこまでどこまでも進み、商店街が途切れようかとする辺り。丁度ランチタイムとあって、地元民さんがお惣菜諸々を買出しに集まるってな感じです。高年齢化を感じるところもありますが、下町っぽい活気も残る感じがして、中々寛げる街じゃないですか!。
 

 

 
 
<全体> 穏やか塩出汁に浮かぶ鶏豚4種のチャーシューに純白雲呑!漆黒味玉!贅沢さが溢れてる!

 
 滅多に来れないと思うと思わず値段なんて気にせず特製を狙います。和渦は、北品川に移転したころから「塩」が好みなもので、今回もそれ狙いですが・・・何とここまで肉贅沢だとは思いもよらなかったわ!。まさに一人前の贅沢肉のオードブルが、そのまま麺顔に投入されたような迫力。質感が高い上に、4種とあって贅沢さがオーラのようにダダ洩れ状態です。
 

 
 それに止まらず、雲呑もしっかり入っているし、極細メンマがお飾りでなくしっかり盛られているところが素晴らしい!。正直ちょっと高いと思ったんだが、実物みて味わえば納得感ありってところですー。
 

 
 
 
<スープ> コク深い鶏豚のエキス感!香味野菜の優しい煮出しに乾物の芳醇な甘みに溢れる!

 
 実にコク深いのに円やか!芳醇なのに重くない仕上がりで、旨味が複雑です。まず鶏のエキス感が明るく分かりやすいので、ストレートに旨いと感じます。さりとて鶏油のバターのような濃厚感では無くてスッキリしたようなイメージ。そこには豚肉豚骨清湯のエキス感と混じり合って、やさしいバランス感とも受け取れます。
 

 
 また全体的にほっこりとする優しい味わいもありますが、それは葉野菜・香味野菜などの煮出しによるところ?。結構ポイント高いかと感じました。更にやっぱり魚介乾物の溶け込みがしっかりしてます。節系のボディと煮干しの甘味のバランスが良いみたい。昆布も効いてる?。
 

 
 
 
<麺> ハンドメイド感たっぷりの多加水系ボコボコ麺!歯応えモッチリ!スベリは滑らかなタッチ!噛締めて甘し!



 

 自家製麺?。浜松町の2号店を少し彷彿させるような極太系です。そして捻じれというか捩れというか、そんなボコボコしたフォルムが印象的で、出汁に濡れて一層艶々として見受けられます。
 

 
 歯切れがとてもソフティ―!明るく弾けるように見えますが、大げさに言うと饂飩のように太くても優しく歯切れて千切れます。そして素地の風合いも色濃く、噛み締めると甘味すら感じるようで、それが塩出汁と相まった旨さがナイス!。大盛ボタンを押し忘れたのが非常に悔やまれます。見栄えはハードでも、負担なく食らえます。
 

 

 
 後半がもっと旨い?。出汁を飽和まで吸い込む過程で蕩けるような微かなニュアンスが好き!。同時に麺の風味が出汁にも溶けるので、出汁と麺の一体化は極まるって感じです。
 
 

 

 
<吊るし> 焼香ばしさ!赤身の繊維質きめ細かくハードな歯応え!噛締めるほど豚肉本来の旨味が滲む!

 
 きっと吊るし?良質な豚肉って旨味しっかりしてるけど、上品な淡泊さも併せ持つイメージ。そんな赤身ですが、噛み締めると少しハードです。いかにも肉食ってるって感覚が素敵!。旨いとんかつ屋の高級肉ってこんな感覚に近いんじゃないかと!。因みにブランドは、岩中ポークらしいです。デカさ肉厚さもあって贅沢さを演出です。
 

 
 
 
<信玄鶏> 鶏肉の旨味しっかりなモモ肉!塩出汁を吸込み肉と脂が旨さの一体感が素晴らし!

 
 胸肉もいいけど、鶏味を楽しむなら個人的にはモモ肉!。願ったりかなったりです。これもロースト感たっぷりの旨さで、噛み締めると脂の旨味が肉身に浸透して旨し!。そこに塩出汁も絡んで尚旨しです。
 

 
 
 
<低温調理> 桜色したしっとり赤身が絶品!熱入りの加減が全体均一!見た目も味もまさに美しき!



 

 近年、ラーメン具材として一世を風靡した低温調理肉。時代は進んでレア感が抑えめになりつつある中で、低温での熱伝導が非常に丁寧に見て取れます。全体的に薄目で上品な桜色で、色合いが均一。赤身自体の旨さを一番ダイレクトに味わえますね。これも軽く塩出汁に火照ってエキスを吸い込むのが旨し!。
 

 
 
 
<大判薄切り> ロース肉の赤身と脂身をバランス良く楽しむ一品!丸めて食らい絡めて楽しむ!

 
 大判薄切りロース肉!。これは完全に火照った赤身が肉としての滋味を醸し出して旨し。そこを周囲の厚めな脂身と絡めて味わうのが絶品でございます。それだけでなく、太麺と絡めて食らうのもまたよろしいかと!。嗚呼、まさに肉三昧の特製旨し!。
 

 
 
 
<ワンタン> 出汁を吸込むチュルチュル薄皮!仄かに生姜が効いたふわふわ肉餡!

 
 肉だけでも圧巻なのですが、これでもか!と言う感じで雲呑まで入ってるのには恐れ入ります。全体的にとてもふわふわとした作りで、薄皮が出汁を吸って一層滑らか。チュルチュルと心地よくスベリだします。
 

 
 肉餡もまたふわふわ!。挽肉と野菜のバランスよくやや肉多め。仄かに生姜が香るので、これでまた食欲に火が付きます。これは無限大に食えそうな旨さかと!。
 

 
 
 
<味玉> 見た目の漆黒感と味は裏腹!カエシ感円やかにして卵黄の出汁浸透が深くマチュアな甘み!

 
 肉たちに負けじと存在感を放つ漆黒タイプの味玉。さぞかしカエシが効いた熟成感なのだろうと思いきや、色合いに反してカエシ感がとても柔らかくて薄味とすら錯覚してしまうほど、あっさり味わい!。
 

 
 いや薄味ではないね。出汁の浸透は実に深くしっかりとしており、白身自体が味わいとして楽しめる上に味は濃くないのです。それが卵黄だともっとそんな印象が深まって、これは思いがけない旨さかと。カエシ感円やかにして卵黄の出汁浸透が深くマチュアな甘みなのです!。
 

 
 
 
総じまして「具材大胆!出汁技巧!麺は素朴で柔和!まさに贅沢さと優しさが詰まる一杯!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。味も具材も演出も一線を越えた感満載の旨さかと!。京急本線各駅停車しか止まらぬ駅の、その商店街の奥にあるけど、惹きつける旨さ確実かと!。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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