ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4998】東京味噌らーめん 鶉(東京・武蔵境)特製味噌らーめん 〜やはり絶品!一回食っとけ東京屈指の崇高味噌麺!

今日も東京屈指の味噌を楽しむ

 
 8月後半は仕事にハマってラーメン食えないほどだったんですが、その代休としてちょこっと9月は楽しめそうです。平日に休みってワクワクして遠出なんかしたいものですが、早朝からちょっと家の用事があって、片付けるともはや昼飯前。慌てて昼飯算段して、思いついたのがこちら「鶉@武蔵境」さんです。
 

 
 実は、冷やし味噌がまだやってるかなーって期待もあったのですが、丁度前日に終了したとのこと。ま、どれ食っても旨い店なので、そんなにダメージない感じー。
 

 
 
 
<全体> 見るだけで伝わる味噌の芳醇さ!そして素揚げ牛蒡の凛々しさ!肉の重なりにワクワク!

 
 全体は実に素朴な色合いですが、とても立体的に盛り付けられ、ハイカラです。何と言ってもシンボリックなのは素揚げ牛蒡。実は香味油に牛蒡エキスが溶けてるので、全体的にも牛蒡演出が醸し出されてます。まったりとした色合いの味噌出汁も芳醇そうな面持ちがナイス!。そして並び整ったスライス肉の迫力がたまらんじゃないか!。
 

 
 
 
<スープ> 厳選された4種のブレンド味噌!濃厚でコクの深い旨さが前面に溢れる展開!

 
 確か七彩系譜のお店なので、これまでそのならいから「東京あぶたま味噌」をレビューでアピールしてきました。香り高い上に味噌香味が素晴らしく感じたから。ところが店の蘊蓄をよくよく眺めると「鎌倉みそ吟醸」「信州うき麹の赤味噌」「愛媛県マルヤスの麦味噌」など計4種のブレンドらしいです。これまで私が、甘味がいいね!って感じてたのは麦味噌の片鱗だったのかもしれません。ともあれ、濃厚でコクの深い旨さが前面に溢れる展開!。味噌ラーメンはとても奥深いと感じ入ります。
 

 
 味噌だけじゃなくベースも旨しです。豚骨と鶏がらとミックスなんだとは分かっていながら、私はちょっとだけ鶏のポタポタ感があるようで気に入ってます。そのほかにも乾物魚介が溶けているようで実にカオスな旨さに仕上がる!。炒めた野菜の旨さも溶けて最高!。
 

 
 
 
<麺> 豪快な手揉みウェーブの手打ち麺!スープが絡みまくり麺の素地に甘味あり!笑みが溢れる!

 
 飾りつけ・配膳・客制御以外は、ほとんど店主一人で対応。自ら手揉みした後、茹で釜に投入。正に力仕事です。そんな中から生み出される麺が絶品。自家製麺で、粉選びやらブレンドにも拘ってる様子ですが、私が気に入ってるのは、まずその手揉みフォルム。幅広太麺がピロピロとして捩れウェーブが力強し。出汁を存分に絡めて吸わせ、具材も巻き込むほどです。それを啜るとボコボコと口や舌触りや喉越しにタッチする感覚が切ないほどに楽しい。
 

 
 そして素地の甘味。本当に甘いわけじゃないが、粉の本来の味わいってのが残るイメージなのが素晴らしいのです。味噌出汁が浸透してあっという間に一体化するんだけど、それでも滑らかな歯応えの後に、ふわっと感じる粉の旨味があるイメージ。
 

 

 
 
<牛蒡> この店のアイコン的存在!牛蒡香味油とコラボし独特な風味感を生む!?

 
 これがあるだけで、随分と味わいとイメージがレベルアップします。牛蒡は想像の通りハードなチップスに匹敵するパキパキとした歯応え。そしていきなり鼻腔に広がる牛蒡ならでは、土っぽい素朴ないい香りが広がります。それだけでなく、香味油にも牛蒡エキスが溶けてるようで、湯気で感じる香りとコラボした旨さがナイス!。
 

 
 
 
<挽肉> あるだけで嬉しい挽肉!ふかふか歯応えが楽しく出汁に溶けても旨し!

 
 挽肉があるだけでテンション上がる!。挽肉自体の旨味、そのふかふかな食感が楽しいわけだが、全体に飛び散って麺や具材に絡まる時の、味わいも素晴らしいっすね。出汁に溶けても逆にそれを吸い込んで旨し!。特に牛蒡と絡まると絶妙!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 燻製感が香ばしく滲む吊るし焼豚!タレと肉汁の旨味が一体化したジューシーさ!

 
 近年は、低温調理系から、すっかり吊るし焼系がトレンドになりつつあるのではと、個人的には感じてます。しかし定番な中華的なそれのようで少し違う。しっかりと燻しの香ばしさが際立つ上に、ふかふかとした肉の柔らかさが残り、肉本来の旨さも表す様子です。
 

 
 差した脂身は、もはやテリーヌとすら感じると言うのは妄想か・・・。そんな中で、タレと肉汁の旨味が一体化したジューシーさが広がるのだった・・・・最高に旨し!。
 

 
 
 
<もやし> 炒めて出汁に浸されて・・・絶妙なクタり加減に滲む甘味が味噌に合う!



 

 味噌系ならもやしは必須アイテム。中華鍋で軽く炒めてしなったところに、出汁を引いて煮ながら炒めると言う感覚。それでモヤシ本来の淡い甘味が出汁にも浸透しWin Win な関係です。
 

 

 
 
<味玉> 濃厚卵黄奥久慈卵!タレが深く浸透し白身は味わい深し!卵黄はコクが濃密旨さが凝縮!

 
 こだわるラーメン店に行くとよく見かける「奥久慈卵」。それ自体が卵黄はコクが濃密旨さが凝縮!って感覚ですが、出汁が深く浸透しているので、白身が味わい深いのがナイス!。割ってから思いき入り味噌出汁に浸すと、卵黄に更に味わいが加わり一層旨さが広がります。
 

 
 
 
総じまして「やはり絶品!一回食っとけ東京屈指の崇高味噌麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。味噌専門店ってだけで他よりもこだわり感じますが、その中でも質感が絶品です。それでいて接客がハートフルで、地域に根ざした地道さもあるようで、地元民からすれば実に頼もしい存在。いろんなラーメンファンにも知ってもらいたい旨さです。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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