一年超ぶりに極太リベンジャーズ!
過去最高のコロナ感染者でテレワーク強化ってなタイミングで、よりによって出社。どんな状況でも対面が必要って仕事があるわけで、あえて馬鹿でかい部屋に3人で会議です(爆)。で、その前に出勤途中で恵比寿で途中下車して、昼飯です。思えば開店当初に狙ってた「極太麺」が今なら落ち着いて食えるでしょ!・・・って狙った今回の訪問です。
<全体> 出汁は親鶏エキスで光沢イエロー感覚!具材は整然な鶏モモ肉が波打つ!纏まり抜群!
ふっふふ・・・やはり何と眩しい出汁のイエロー感覚。鶏油のイエローさも、これほどピッカピカのイエロー感覚とはね。そしてトッピングは今回は、鶏モモを追加しただけあって、いかにも「鶏系」ってなプレゼンスがありあり。
一見素朴な要素ばかりのように見えるが、このスープの明るさと黄色い展開は、なぜか都会的にも感じてしまう?。
<スープ> 鶏エキスが実に煌びやかな旨さ!しかも円やか!乾物もしみじみと溶け込む!
さてそのスープ。鶏油は明らかですがバターのような濃密感は抑えめ。ところが鶏のコクが、ナチュラルに受け止めます。鶏のエキス感がとっても熱に伝わってくるようなイメージですが、独特の円やかさがある!。カエシは、生っぽい風合いで塩気という尖りが殆どない。いろいろブレンドされてると思いますが、鶏のエキス感と非常によく結びついて、鶏醤油感覚を醸し出している様子です。
少し饂飩ライク??。魚介もゆったりと溶けているような印象で、甘味と化して落ち着く旨さなり!。節系を感じるような??・・・ひょっとして鯖節なのかなんて妄想してます。関西オリジンの私としてはすごく安心する味わい!。ホントに胃もたれなんて皆無で、ライトだけど味わい深くて明るい旨さですぞ!。
<麺> 笑うほどのうねる超極太麺!素地の風合いと甘味を着実に伝える旨さ哉!強引に啜って暴れまくり!
なんと「極太麺」なら「切刃4番」とのこと。青竹打ち込みか!と思えるほどの、見事なる手もみボコボコなフォルムが実に素朴!質実!!旨そう!!!。見た目は多加水系に見えるけど、この打ち込みとしっかりとし熟成時間により、モチモチと言うよりヌツヌツな腰つきと、歯応えで風味高さを発してます。確かに明るい弾力と感じるが、素地の引き締まりを感じるかと。
そして表面はツルツル。鶏油を少し潜ってくるんでスベリは高速。かなりボコボコフォルムが舌触りやのど越しに、着実なるシルエットとして伝えます。それを噛み締めたときは、汁を吸っているのを感じ、出汁の旨味が瞬時に麺の素地の甘さと一体化する旨さ!。
<チャーシュー> 豚肩ロースと鶏皮に親鶏モモ肉をプラス!出汁とリンクする成鶏歯応えが堪らんのだ!
肉は3種。豚肩ロース肉と鶏皮・・・そして鶏モモ肉。まずは豚肩ロースは、ローストがきっちり効いたタイプです。赤身にはスープ熱もしっかり移り、噛み締めて肉本来の味わうと、吸い込んだスープの円やかさが合体して非常に旨し!。あまりスポンジ感はないのだけど、繊維のスキマに出汁が貼りつくようで味わいです。
そして鶏肉はモモ。歯応えが実に楽しいタイプ!。鶏の中でも肉味と皮の脂身が一番味わい深い部分が、実に素朴な旨さです。噛み締めてこそ旨し!。ゴリゴリと言うほどでもなく、適度な歯応えと柔らかさがナイス!。ナチュラルな味の濃さなのです。あゝこれを酒のつまみにして食らいたい!。
<味玉> 下味浸透深くマチュアな甘み!見栄えは眩しいほどのオレンジ!スープと絡む旨さ!
「那須御養卵」というブランド卵。・・・・どおりでオレンジ色が濃ゆい。予めカットされてますが、その卵黄のオレンジ色の濃ゆさも、スープに劣らずかなり眩しい。そしてトロトロさが実に妖艶にすら感じます。一口食して、出汁がとっても深く浸透して卵黄のコクと熟成しあったような濃密な旨さ!分厚いコク!。出汁の塩気が濃密円やかさを通り越して甘味すら覚えます。
<〆飯> 揚げたて?タレで湿ったサクサク歯応え!小丼!貝柱・玉葱・春菊諸々旨味が広がる!
ミニサイズだが、仕上がりは見事。玉葱・春菊・・・ひょっとして貝柱もあり?。実に分厚くサクサクと揚がっており、揚げたて感覚もあります。そして天丼らしく丼つゆがかかってて、サクサクした中で、つゆで濡れたところがしっとり変化。
齧ると音を立て、中の具材の旨さにつゆの甘辛い旨味がひろがります!。衣の甘味が入り混じり・・・やっぱり天丼って素晴らしく旨い!。
総じまして「寒さと多忙の憂鬱を晴らす明るい鶏出汁感!痛快覚える極太麺の豪快さ!招福親鶏中華そば!」
・・・と言う感動の嵐!。コロナ禍出勤と冬の寒さと重い雲で、気分が滅入っておりましたが、いいもの食えて満足と感じ入った次第!。あゝ旨いもの食ってる時間だけは忘れさせてくれる。この一年も旨いものをもっとたくさん食べて、凹んだ気持ちや鬱憤などを晴らすべし!。激しくこれオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!