2022年、年初挨拶の最後はやっぱりこの店!
飲めないタイミングは残念すぎるし、オミクロン次第でまた外で飲めなくなるかもと鑑みると、今しかねぇ!と言うことで、金曜日の仕事終わりの夕方に突撃してみました!。最近土曜日の混雑がハンパないのでズラした次第ですが、なんとこんなこと初めてってくらい空いてた:汗。どうも昼間が激混みだったようでその反動だったみたい。なのでいつも以上にゆったりと過ごさせていただきましたわ!。
この店は語り過ぎているので、詳しいことは以下の板にてご参考まで。
<酒> 目と目が合えば通じ合い無言で出てくるこの麦酒!禁断の愛ならぬ信頼の証!日本最高のブランド麦酒!
赤星自体のズシリとした苦味と軽やかな甘味にも似た後味もいいのだが・・・この店で飲むことに意味があるような気がしてなりません。演出っていうか、瓶ビールの栓を抜く時の「シュポッ!」という音がレトロな店の雰囲気にマッチしてたまらん。
子供の頃、家族で外食した中華屋で、よくこの音が店内に響いていたよ。あの雰囲気、その音、この味わいが思い出されて痛快であります。
<アテ> 定番!チャシュー皿!あっさり豚肉に古風なメンマに絡む魔法の醤油ダレと白い粉が酒に合う!
常連のほぼ8割程度は、酒飲むならこれ頼むはず。煮豚の細切れサイズのカットで、魔法の醤油ダレと少々の白い粉・・・そしてざく切りネギを振りかければ出来上がりって寸法です。近年ちょっと大胆になって、ネギは以前なら超細かい微塵切りと、ざく切り微塵切りの2種類を絡めてたと言う記憶。
今は心もち肉も多少グラマスにも感じるしそれに合わせて、ネギも大胆ざく切り一種類に変更したかな?。されど旨さに変わりなしです。これで中瓶ビールが一気に空いてしまう旨さだよ。常連がこれをつまみに、ビール瓶を並べ立てる意味合いが非常にわかる旨さなり。
<全体> 素朴な具材の集まりなのに妙にゴージャス!ボリューム感万全でオススメメニューなのかも!
チャシュー+ワンタンと言う定番さに、半熟玉子追加と言う贅沢さを加え、さらに茹でもやしを追加すれば、素朴な具材の集まりなのに妙にゴージャス!そしてボリューム感万全なのであります。結構腹パンにさせてくれます。
そして嬉しいことに、刻みネギがサービス盛なのが嬉しいじゃないか!。私が赤星だけでなくネギ好きなのも、しっかりプロファイルされてるようです。でもこのメニュー構成は痛快に感じるので、2回目3回目訪問の方ならオススメしたい!。
<タレ&味変化> 魔法のタレを濃ゆく感じたいならこれ!汁多めの汁なし系!何と魔法のタレに粗すりおろしニンニクがじっとり!新たな味の扉!
ここは汁なし系でも結構汁多め。でもさらりとしたタレとなって全体にはとても馴染みます。魔法のタレ・・・醤油にラード系のオイルが深く滲んだような味わいで、チャシュー皿のように、何にでもかければ一品として成立させる魔力がある。そして今回は、これだけでなく初めて知った味変アイテムがある!。それがニンニク醤油タレ。
橋本店主が遊び半分で作って、常連だけに試しに勧めてみると実に好評だったとのこと。私にも紹介してくれた訳だが、でかいボトルが既に残りわずか:爆。ラーメンではバランス崩すとのことで、油そばに変更した常連には、実は・・・・ってな感じで紹介してるみたいです。確かに醤油ダレにダイレクトにニンニクが響いているようで、個性的であるのは確か。私なら、生玉子に絡めて油そば全体に展開したいような気がします。これも裏メニューになるのかしらん・・・。これだけ通って、まだ「中華そば みたか」の奥深さが見切れませんわ!。
<麺> 自家製麺:汁なし系だとより「和蕎麦ライク」さが響くのだ!これもオススメ!
ニンニク醤油が全体に広まり、それに絡まり浸透しだした名物の蕎麦ライクな麺!それでも風味が、感じ取れるのがいいね。相変わらず粉の旨味がしっかりと伝わります。ニンニクのパンチの奥に甘いような風味も良い!。また後で述べるがモヤシ等、具材と絡むのも汁なし系の方がしっかり掴むのがナイス!。豚肉にも絡めたりして堪能し尽くします。色んな歯応えを楽しむのもいつもより面白いかと。
<チャーシュー> そのままでも薄味でいい感じ!少し抜けた脂感がタレにも合うね!
チャシュー皿で随分と楽しめる一方で、やっぱり温かみのある肉も楽しみたい。豚バラ肉を小さめにカットしてあり、中々の脂の抜け食具合が、汁とかタレとの絡みを呼び込みます。シンプルでさっぱりした肉味が好印象。最新で今風の肉とは比べるべきではないが、これが年末になるとお正月用に飛ぶように売れるのはわかります。偉大なる等身大の豚肉旨さと言えなくはないだろうか・・・。
<ワンタン> 出汁と醤油タレの下味処理あり!優しい味わいに酒のツマミになりそうな存在感!
町中華にある「ワンタン」に近い、と言うかそのまま。現代のワンタンって、肉餡たっぷり大粒のご馳走的なものが多いが、昭和の町中華で啜り食った「豆粒肉餡」タイプ。やっぱり主役は「皮」。出汁をたっぷりと吸込み、破れそうでしっかり破れない。皮のちゅるっとした滑りを楽しむのもあるが、皮自体に味が染みて旨いタイプ。
<もやし> ぬくぬくで淡くザクリと歯切れつつほとばしる野菜汁!油そばに和らぎ与える旨さ!
開店間際だったから、ストックしてあるもやしからは、湯気が立っておりました。ぬくぬくで淡くザクリと歯切れつつほとばしる野菜汁!油そばに和らぎ与える旨さ!。ここにニンニク醤油ダレも絡んだりするので、これも酒のアテになりそうです。もやしまで酒のアテに感じさせるとは・・・ニンニク醤油恐るべしかも。
<メンマ> しなやか弾力ありそうでコリッとした食感!温もり感じる淡い塩気に葱が合う!
チャシュー皿の底にも敷いてあるメンマ。少々醤油ダレがダイレクトに滲んで塩気で旨しと思ったけれど・・・フツーにラーメントッピングとして食っても旨い!。しなやか弾力ありそうでコリッとした食感!下味の旨さも光ます。またここでも麺の残った温もりで、温かみを感じる淡い塩気に葱が合う!
<半熟玉子> ポーチドエッグスタイル!とても緩い卵黄を蕎麦ライクな麺に絡めて食うべし!
半熟玉子とは言ってもほぼポーチドエッグ。麺の湯で釜に静かに生卵を落として即興で仕上げてくれる。この動作と見極めが、毎度思うがカッコいいのだよ!。油そばだから、当然麺に直接ねっとり濃厚に絡みつけながら食らうが、ニンニク醤油だれも染み込むから、卵黄の濃厚な味わいがよく合います!。当然具材だけでなく、麺にも絡めて楽しみ尽くしますよ!。
<スープ割り> 野菜と昆布が深く染み込んだスープで円やかに味変化!
コールすると、柄杓がにゅーっと出てきて直接注いでくれます。客が注ぐのを止める指示をするまで、ゆーっくりと注ぎ続けてくれる。これにより汁ありのラーメンの味となり通常なら二度楽しめます展開だが、今回はニンニクエキスも浸透するから、妙にパンチがあるさっぱり味という流れが面白い。とは言っても味が崩れないのは、葉野菜を中心としたヤサイの煮込み、そして昆布の風合いもあるからか。せっかくの油そばなら、是非ここまで楽しんでもらいたいです!。
総じまして「まだまだ底知れぬ味の引き出し!自由自在我が儘楽しき痛快中華そば!油そば変更!激しくオススメ!」
・・・と言う感動の嵐!。昭和レトロを平成世代がしっかり受け継ぐ頼もしさだけでなく、和やかさとホスピタリティ!そしてユーモラスさえ溶けこむナイスな店!。この店の空間だけ、社会の激しい変化は関係ないようです。お腹と心を満たす店。再度激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!