夕方につけ麺食って雄叫び気分！特製・大盛・麦酒で弾けてみた結果！
遅いランチなのか？早い晩飯なのか？。１６時前でこの日初めてしっかりしたのを口に入れます。早朝から出社で結構仕事に没頭しておりましたので、すでにガス欠寸前。実は午後休暇取得予定だったのですが、そうもいかなくなって、妙な時間に解放されてしまいました。久しぶりに都内中心部で麺活動とおも思ったのですが、東京駅発の中央線の座席に座り始めた途端、睡魔が襲って気がついたら新宿すでに通り過ぎ、中野に向かっておりました：汗。チクショー・・・少しは弾けたい気分！。
非常に中途半端なタイミングでありましたが、へへへ・・・山と樹＠高円寺ならＯＫだよ！。今回は、雄叫び気分！特製・大盛・麦酒で弾けてみました。
＜酒＞ キリン一番搾り生！やっと一日終わったのだから飲むしかねぇ！飲むなら今しかねぇ！
本当に気分はヤサグレモード。飲まずにおれん。約一年ぶりに訪問したのだが、女性スタフがいい感じ。へへへ・・・最初の一杯は注いでくれるのね！嬉しいですな。堂々と中瓶をあおる。気分だけ堤真一になりきって味わいましょう！。
気がつかなかったが、相当喉が乾いており、苦いはずの麦酒が甘くも感じます。あゝ旨い！。一段と酵母の華やかな風合いも感じますし、いつもより上振れしたような旨さじゃないか。女性手酌の一杯だけで、舞い上がっただけだろうか：笑。
＜全体＞ 麺の素朴さ＆出汁の煌びやかさのコントラスト！何気に出汁に沈む肉塊の逞しさ！さすが特製！
おおお！実にこの一品久しぶりでワクワクしますな、この存在感。今風な淡麗清湯系の塩ダレですが、華やかさを醸しつつ、仄かに素朴さも伝わってきます。見るからに旨そう。つけダレは煌びやか。軽く全体的に一味が降りかかっているけど、大人しめなスープ感。塩ダレとは言え、薄い褐色が美しいです。中に浸ってる肉のエキスもキラキラと光っているようです。また麺の素朴さがいい感じ。全粒の打ち込みがあり、自家製麺＆手揉みのボコ付きが地肌の風合いにマッチしております。
つけダレの煌びやかとはコントラストを感じさせる素朴な雰囲気がいいね。海苔も凛々しくそりたち、また乳白色の味玉も滑らかで上品そう。さすが特製って感覚だが、やはり隙なしの作り込み！完成度かんじますな。
＜つけダレ＞ 動物系エキスと乾物の程よいバランス感覚！塩気もマイルドで尖なし！麺の風味が溶けてやがて円やかに！
塩っぱくない。いい塩梅とはこのことです。旨味さ濃ゆめという感じで、そのままでもグビグビと啜りあげてしまいそう。鶏ガラ系コクと豚肉の甘さがうまくバランスしている様子。
塩ダレからくる魚介節系の旨味も拮抗しているようにも感じます。きっと昆布等の乾物系もじわじわと深いのでしょう。何気にミツバの清涼感もなかなかマッチするし、仄かに溶けてる一味は後味にチリリと響き渡ります。これも楽しい清涼さの演出かと。
また麺を投入するたびに、ゆっくりと味変化してゆくようです。水切りが完璧なため薄まらないのもいいが、麺から吐き出される素地の風味が、じわじわとつけダレにも染み入る展開へ。それが甘みとなって染み渡っていくようです。麺の風合いが溶けると何となく七味唐辛子も入れたくなるわけで・・・そんな味変化してると全く飽きない。
＜麺＞ ボコつき捩れた素朴なフォルム！風味しっかり！出汁を吸い込み甘味あり！強めに引き締まるクッチリシコシコ歯応えがナイス！
自家製麺！全粒が少し混じった中太麺で、平打ちタイプが手もみされてます。そのランダムなよじれと縮れが素朴さを醸し出し、目でも味わうって感覚でしょう。いつも汁系では何度も食ってる麺が、そのモチモチした明るい感覚と風味で、今回も旨さぞっこんに楽しませていただきました。
流水で締められた、その引き締まり度合いがナイス。歯ごたえがしっかりと伝わり、その中で素地がぎゅーっと絞られたかのようにも感じます。前歯を立てるとクッツリとややハードな千切れ方がする。奥歯へと運び噛み締めるとシコシコクッチリとした感覚は、まるで硬めのテンピュール？？。そして最後に奥歯ですり潰せば、ふあわっと炭水化物特有の風味が鼻腔に広がります。最後まで風味よく麺を食える！。そのままでも当然旨いが、厚手の海苔を巻き込み食らうと尚楽しめましょう。
＜チャーシュー＞ とろとろ豚バラ肉！塊のような分厚い豚肩ロース！解れるような柔らかさに甘味が溶けて染み入る旨さ！
実はこちらは肉が得意な店。煮豚タイプの肩ロース肉とバラ肉を存分に楽しませてくれます。それが分厚すぎるほどの塊で嬉しいね。その肩ロースは、さっぱり系な味わいで、肉線維の隙間に出汁が入り込むようなスポンジ感。それがとても柔らかくて噛むとジューシーです。肉味と塩気のうまさで白飯がいくらでも食えそう。
一方のバラ肉は、脂身の甘さと焦げの香ばしさが相乗的に旨さに拍車をかけるよう。白飯で止まらなく食えるタイプですが、当然麺とも相性抜群です。画像以上にかなり多めに入ってるのが伝わりにくいか・・・・？。
＜味玉＞ 薄出汁深い浸透に濃密マチュア味わい！ふるふる白身とクリーミー卵黄の滑らかさ抜群！
また味玉もハズレなし。少し緩めの卵黄で、私はあまりスープに溶かさずに食いました。塩気の浸透で甘くも感じるというタイプで、ゆるい卵黄には少し麺を絡めたりして最後の最後まで楽しませていただきました。
薄出汁がキレイに均一に浸透し染まってます。白身は柔らかくと上品な味わいの広がり。そして卵黄は全体的にクリームかソースのような均一感ある濃度。まるでクリーム。しかも温度感もあり。見逃しがちですが、固茹で部分が外周に微妙にあります。味玉追加100円ですから、つけないと機会損失ですよ！。
＜スープ割＞ ブーメラン方式！魚介が表舞台にググッと出てくる味変化！温め直して旨さほっこり！
スープ割りは、少しだけ味変化したような錯覚させるタイプです。実は勘違いか記憶違いかもしれませんが、以前は、生姜の風味が少し混じったような感覚。今回は、魚介の方が濃ゆく感じる展開で、スープ割りしてこそ、気持ちをほっこりとさせてくれましょう。この優しい感覚は、ひょっとして香味野菜の甘みも深いのかもしれません。改めて旨し！。ナイスエンディング！。
総じまして「素朴さと華やかさ！風味深さとコク深さ！付け入る隙なし完成度！極上塩つけ！」
・・・と言う感動の嵐！。こちら季節によって繰り出される限定麺も旨いので見逃せないのですが、やはり定番の塩系！つけ系も旨さの安定感ハンパなしでテッパン！。コロナ禍以降、夜営業は控えているご様子ですが、昼は午後４時まで営業。昼飯食い逃すタイミングならこちら激しくオススメ！旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
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