そろそろ我が儘してみたよ!?肉無しチャーシューメンなる展開??
シンプルなメニュー展開なので、何周も食い倒した感覚なのですが、代休日なので多少イチびり気味に、今回はわがままを通してみましょう。一般的なチャーシューメンのその上を行く「支那そばチャーシュー」をあえて全肉別皿で!。その肉はビールのアテとして活用するとして、それでは拉麺が寂しかろうと、味玉追加の構成です。これが中々伝わらなくて、「味玉をアテにですか?」などと言われ、コミュニケーションとネゴシエーションを重ねた今回の展開です。とても鬱陶しい客でスンマソン。
<酒> サッポロ赤星!代休で飲むと味わい格別!小春日和に喉を鳴らしながら飲む痛快さが堪らん!
兎に角、この先一年弱は、週末が潰れるので平日代休 o r 有休に弾けます。お気に入りでご機嫌な「サッポロ赤星」を今回もトライ!。ふふふ・・・初動は苦いが、後味がスッキリした甘味が残るイメージは、さすが赤星だわ!。まだ新しいスタフさんから配膳だったので、「あ!またとまそん来た!」など動揺を受けることなく、落ち着いて堪能です(爆)。
<チャーシュー> ふふっ!小皿に迫力の肉三昧!赤身に染みた下味に舌の熱で溶ける脂身の旨さが染みるのだ!
へへへ・・・この薄らとした窯焼風がいいね。心持ちしっとりしておりしかもデカい。スマホサイズの大判が堪らんわ。一枚がひと口では収まらないし、折り畳んで食いまくります。かなり肉厚に感じて充実度が高まる上に、箸で持ち上がると重く感じる。柔らかい赤身に多めの脂身が差し込みが、噛み締めると赤身の肉味と脂身の甘味が溶け合うのです。ビールに合うわー。
<コロチャー> 外側の香ばしさとペッパー感に肉汁が滲む旨さ!確かな歯応えが満足感に到達!
毎度嬉しくさせるのが、このコロチャー。一口で食うと必ず喉につっかえて窒息リスクを感じます。もういい歳だから無理せず噛みちぎりますが、デカくて肉厚すぎるので、これがかなりダイナミックに齧りつかなければいけません。懐かしの原始人間ギャートルズになりきり食らいつきます。上質なれどワイルドに味わえる肉感がナイスです。
<メンマ> この店定番の細くコリコリとしたメンマ!さっぱり食感とスパイス感がナイス!
このメンマは、このブランド定番!。極細と思えるメンマですが、微妙にかかってた胡椒が妙に海老ダレにコラボする旨さ。実に心地よい風合いを醸します。酒のアテとして食らうのもいいですが、後ほど是非とも麺と絡めて食らうのオススメ!。
<全体> 肉類一才削いでも明るい醤油ブラウン!浮くだつ素朴な麺線!実に質実なる麺顔!和やかな味玉面持ち!
おおお!肉を全部外したから、貧相な麺顔になるかと思いきや、実に立派な麺顔!プレゼンスがありありです。むしろ麺線全体がはっきりと伺えて凛とした風貌かも。シンプル・イズ・ベストを超えた質感を伝えるようで、次回はデフォルトで食おうかと思うほどです。スープの煌めきもダイレクトに伝わる様子で、キラキラ煌めく香味油がペイズリーに漂う姿が美しいではないか。うん!完成度感じるほど旨そう!。
<スープ> 鶏油がしつこくなく味わいが濃ゆめ!塩っぱさなく旨さが濃厚!キリリとした醤油輪郭がグッド!
以前は笠岡系だったものの、どんな事情か察せませんが、今の出汁感も実にナカナカです。基本的には少し味が少し濃ゆめなイメージなのですが、全くもって塩っぺーという尖りはないと感じない。
淡麗系のようでそうじゃないんですね。表層には黄色い脂が輪郭を施しており、これは明らかに鶏油。フツーに鶏醤系かと言えば、キリリとした醤油の輪郭に鶏豚の旨味と乾物が溶けて、円やかな濃厚感という展開です。鶏油は色合いほど重くないので、別に植物系の香味が溶けているのか?。いや乾物の溶け込みも深いかもしれませんん。通うほどに違った妄想が広がり旨さがいつもいい感じ!。
<麺> 三河屋製麺!支那そばイメージの薄らと黄色みがかったボコつくストレート細麺!素地甘味と出汁旨味が一体!
微妙にボコつくストレート細麺。多加水系でやや黄色みがかっている、いかにも支那そばってイメージです。とても表層がツルツルしており、かなり滑りがいいし、仄かで微妙なソバージュ感が出汁をよく纏わせる様子。そして素地の風合いより出汁を吸い込んだ方が明らでに旨いのです!。素地の甘味に出汁の味わいが絡むと別の旨さに昇華するし、箸で引き上げると揃う麺線もキレイ!。食えば食うほど馴染むって感覚です!。
<味玉> 旨味を注入した質感!?出汁がぎゅっと込められ卵黄は濃厚濃密芳醇!しかも柔らい!白身にも深く浸透し崇高な旨さ!
大きな凹みがあります。どうもそこから出汁を深く注入してるような感覚。これは、東小金井本店とも違う仕上がりです。味玉フェチとしても、これは実に秀逸。温度!柔らかさ!味の深さ!どれも申し分なしな上に、卵黄のマチュアな甘味が、ナチュラルなようでMAXです。ダイレクトに注射したのかと思うほどの、芳醇な出汁が浸透がナイス。節系を感じさせる和出汁と醤油のカエシ感が実に深いのです。その下味付けの出汁の深みは、白身までしっかりと染め上げ、白身のふわふわな優しい仕上がりに、思いのほかしっかりと味がついており、以前も伝えましたがまるで和菓子のよう。雅な華やかすら感じます。私の中では、ここ最近食った味玉の中では間違いなくトップクラスで、激しくオススメ!。
総じまして「肉を外して素拉麺!それでも質感キープの完成度!何気にハイグレード?なる三鷹支那そば!」
・・・と言う感動の嵐!。これまで肉増し必定として食らい続けて来ましたが、肉も旨いがそのままデフォルトでシンプルに素拉麺として食らってもレベルの高さと再認識です。もう少しブレークしてもおかしくないはず。素直に外して激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!