ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4699】 KEN軒 (東京・武蔵野市西久保) 特製濃厚魚介らぁ麺 + 辛味 + アサヒスーパードライ 〜崇高なる整い!芳醇極まる豚魚の風合い!アグレッシブに広がる辛味の競演!食うべし!

雨の午後はヤバイゼ・・・
 
 朝からずっと重い雲。肌寒い風が流れ、雨もぱらつく。こんな雨の午後はヤバイゼ・・・。早朝からずっと在宅勤務で、朝飯食わずで昼休憩は返上。午後になると気力も体力もガス欠状態。これ以上ヤバくならないように、サクッと水曜日限定営業の「KEN軒」へと遅れて訪問してみましたー。こんな日は、少し空いてるだろうなという予想は的中で、行けばすんなりと入れた!。仕事切り上げなので、心置きなく酒と麺とまいりましょう。
 

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<酒> アサヒスーパードライ!ワンコインでガッツリ中瓶!キレある辛口で滅入った気持ちを憂さ晴らし!

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 お!ケンさんのサポートに入っているのは、麺屋さくら井店長その人ではないか!。厨房はNo1&No2が仕切る状態とは久しぶりに見た感覚。頼もしく感じながら、ささっと出されたスーパードライでしばらく凌ぎます。まぁ憂さ晴らしにはもってこいなのが、この国産辛口生ビール。暑い最中では最高の喉越しと切れ味を、苦味で演出してくれますが、仕事終わりでヘトヘト、さらに下げモード気分のタイミングには、旨さで痛快に憂さ晴らししてくれますな!。ビールの苦味が旨くて甘味とすら覚えるほど。最近、自宅では一番搾り箱買いに変えたのだが・・・次はまたスーパードライに戻ってしまいそうだわー。
 

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<全体> さくら井と言えば肉!上品さとワイルドさを合わせ持つ肉!濃厚ぽたぽた感の深い魚介!後で楽しみ辛味変化!

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 つけ麺人気な様子ですが、やっぱり私としては汁系の方がしっくり来る感覚。別に、麺屋さくら井の延長線上で感じているわけじゃないが、特製にした時の肉迫力が楽しくてなりません。KEN軒がオープンしたころと合わせて新たにリリースされた吊るしチャーシューが大迫力。丼からはみ出しおりますが、その質感が3D状態で香りを伝えるよう。ビールとの相性は言わずもがなです。その横には人気絶大の半レア肉が美しく整う。そしてそれらの背景に広がる豚骨魚介スープは、その濃厚な色合いがコントラストを形成して際立つ感覚。
 

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<スープ> 甘味の中のビター感!煮干を感じさせる魚介に鶏豚のコラーゲンが溶ける濃厚濃密出汁!

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 その日その日で少し感じが違うのは計算なのか?。前回も食って知ってる味わいのはずが、今回も飽きずに新たな発見もあります。濃厚豚骨魚介系って、似た味わいになりがちとは言え、今回に至っては魚介と言うより、煮干感がしっかり目に出ていたかと。魚介の香ばしさの中に、煮干し特有のビターな味片鱗があって、ちょっと他とは違うって感覚にさせます。
 

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 受け止める動物系も重厚な雰囲気。ぽたぽたと貼り付くようなトロミが微妙にあるところから、鶏コラーゲンも少し溶けているのではと、妄想が止まりません。鶏豚に芳醇な煮出しが旨さを支えてるってところもあるみたい。で、動物系に一気に振れるかと思いきや、薬味として魚粉を少し散らしているから、やっぱりまた魚介感に引き戻されるような味風景。食えば食うほど、色々と楽しませてくれます。
 

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<麺> やっぱりオレは細麺派!濃厚出汁をしっかり受け止める強い素地の風味!持続するクツクツ歯応え!出汁を絡めて持ち上げる旨さの一体感が素晴らしい!

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 店としては太麺推奨みたい?・・・だけども悪いが私的には細麺にハマってしまいました。煮干らぁ麺で食らう時より、妙に素地の風合いを強く感じるようで、一層パツパツと感じる歯応え。濃厚な出汁に負けずしっかり受け止めるような素地感がいいね。また重厚な出汁は、浸透圧の違いのせいか、麺にはなかなか染ろうとしないので、最後まで麺は風味よく味わえるというストーリー。
 

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 なのであまり品やかになりすぎず、麺は出汁を絡めるように持ち上げたり、また具材で巻き込んでも素地の味わいも主張するようでナイスです。ううう・・・毎回ここでは細麺にしてしまうかも?。肉多めだったから並盛にしたが、せめて中盛は必須でしたー。
 

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<チャーシュー> 美味競演!釜吊るしの香ばしさが逞しい豚バラ肉!しっとり円やかな旨味の低温調理豚肩ロース!

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 低温調理が得意なお店。そこで新規に出てきたのが吊るし焼豚で、そのスモーキーとも感じる香り高さと、汗ばんだように滲む脂の甘味が最高!。肉厚でデカいから、これ一枚でもビール瓶が空いてしまうだけでなく、茶碗飯すら空になるほど、食欲をかき立てる旨さです。大満足間違いなしかと!。
 

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 そしてやっぱり定番の低温調理肉も旨し!。半レアといつも表現してしまうが、不思議なほど全体的に柔らかい熱入りで、レアの不安感を微塵も感じさせず。赤身本来の肉味を、仄かな熱入り状態で旨さ最大限に引き出しているようす!。私が何度も東京トップクラスと申し上げてるのはこの肉でございます。尚、最近では煮豚タイプのチャーシューも別注文で出してくれるとのことで・・・益々、肉の可能性と楽しみが広がる一方!。
 

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<味玉> プリンのように出汁浸透円やかな白身!本来の濃厚コクに和菓子と妄想の芳醇卵黄!

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 味玉も特に旨いね!薄い褐色というか、大理石というか、クリーム色が上品そうな薄出汁に均一に染まったって感覚。割ってみても浸透による断層は見当たらず、プリンのようにふわふわとした白身です。淡白な白身は、出汁のゆったりとした旨味が広がるイメージ。少しハードな茶碗蒸しを食ってるよう?。そして卵黄もいいね。コク深く元々濃密感あるブランド卵らしいのですが、薄出汁がここにも深く浸透し、まるで和菓子を思わせる豊な甘味!。思わず冷酒を追加しようかと思ってしまいました。そのまま食い切ってしまおうと思ったが・・・・やっぱり習性と言いますか、出汁にも絡めて味わい倒す!。
 

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<辛味> そのまま食えば香ばしい滋味辛さ!出汁に溶かすと一気に辛味が生き生き!煮干に呼応する辛さが痛快!

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 もっとくれと言えば、辛味の量を追加してくれるようです。まずそのまま少し味わうが、実は刺激感が低め。チリッとする辛味はあるんですが、胡麻の風味なのか、甲殻の旨味なのか??そのままでも旨いです。後で少し追加してもらおうと思いつつ、出汁に溶かしてみるが・・・印象一転!。出汁に溶かすと一気に辛味が元気に復活するような展開で、旨辛い感覚が絶大に広がる!。それも何となく、出汁の煮干し部分と呼応するような味わいで、これがまた旨いのだった!。どうせなら、辛味追加して最後まで楽しみ尽くしませう。
 

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総じまして「崇高なる整い!芳醇極まる豚魚の風合い!アグレッシブに広がる辛味の競演!食うべし!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。単に旨いと言ってしまえばそれまでだが、本当によくできてる!っていう質感の高さが如実に伝わる豚骨魚介の一杯!。百聞は一見にしかず?いや一食にしかず!。三鷹駅から少し歩くけどその価値ありでございます。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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