ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4629】 まるふじ食堂 (埼玉・小手指) チャーシュー麺 塩 + キリンラガービール 中瓶

通いたくなるエッセンス満載!
 こちらこれまで一度きりの訪問ですが、近くにあったら必ずどハマりするようなお店。小手指という西武池袋線のこじんまりした駅近くにある、ちょっと趣感じる「所沢ショッピングアーケード」。この中にある食堂ちっくな店構えの店です。
 

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 家族経営でハートフルな接客が心地よいね。奥様がマスク越しでもお綺麗だったのに気がついた今回の訪問です。常連さんも多く、開店と同時に満席。毎月限定麺を提供しているようで、そちらの人気がすごく高いが・・・やっぱり定番のを食いたい気分。前回は醤油で味玉をプラスしたので、今回は塩で肉増しにしてみました。
 

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<酒> キリンラガービール!偉大なるオーディナリーな味わい!定番の苦味は安定極まる旨さ!

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 悪いね!飲ませてもらいますよ。酒を提供できるうちに飲んどけって話。今回はキリンラガーを選ばせてもらいます。冷やさらた小ぶりのグラスとともにあっという間に配膳完了!。酒は待たせちゃいけないのを良くご存知で!。
 

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 まだ熱処理だった頃から馴染んだブランド。特別な思い入れがあるわけじゃないけど、なんだかんだで一番安寧を覚える味わいかもしれません。昔はズシリと感じた苦味ですが、歳を重ねてIPAなど味を覚えると、少し軽やかにも感じてしまうね。華やかさは低めですが、コク深さは相変わらずしっかりしてる感覚。対峙する酒じゃなくて、おつまみ等料理と合わせる麦酒って感覚で、ライトにゴクゴク飲み干せる味わいが痛快です。夏の週末の昼ビールはやっぱり最高だぜ!。
 

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<全体> 気取らない!だけど丁寧!ハートフル!塩出汁の優しい透明感とほっこり肉迫力!

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 おおお!一応チャーシュー麺なんだが、圧迫感が少なくてむしろハートフルな麺顔!。肉が煮豚タイプで一見スカッとしてるので優しく感じる上に、塩出汁が優しい色合いな上に明るい透明感もあるので、一気に柔らかく感じさせるようです。ナルト・青菜・メンマ・海苔も色合い鮮やかで凛々しい表情。透けて見える麺の緩やかなボコつきも、見ているだけでほっこりさせると言うものです。凛々しくも感じる作り込みもあるが、やっぱりどこか食堂ラーメンって感覚もありなむか?
 

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<スープ> 柔らかく丸みのある塩主張!さっぱり動物系のコクが心地良し!仄かな魚介で落ち着く旨さ!

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 さてスープ!。シンプルな味わいだが深さもしっかり感じるね。シンプルと言うのは塩出汁ってわかり易い輪郭だから。やっぱり塩味と言う主張があって、塩気が立ちめだが全くもって塩っぺーではない。むしろ丸い円やかなカエシの感覚で、後味には甘味を妄想するほど。動物系のコクが上手く一体化した感覚で、塩煮干のような渋み旨さとは違う感覚。
 

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<麺> 微妙に捩れて素朴さ滲む平型多加水麺!明るい弾力と仄かな透明感!塩出汁に塗れて旨味を知る!

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 縮れたわけじゃないけど、ボコつきも感じ取れるので「捩れた麺」と言う感覚。多加水で平型。中太ってイメージです。とてもツルツルとしており太さの割には口当たりやスベリはライト。スパスパと小気味よく千切れるのが快感ですが、束になったのを奥歯で潰すと明るく弾むような感覚もあって、楽しい麺です。
 

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 出汁を吸い込むと言うより、出汁を絡めて濡れるイメージで、塩気と麺の風合いが旨さを感じさせます。その塩気に気を良くして・・・肉と絡めたりして一緒に食らったりしてみますが、肉と炭水化物の一体感もうまいね!。こんなことなら大盛にしておくべきだった。また細麺も選べると後になって知りましたので、近いうちにまた来るかもしれませんー。
 

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<チャーシュー> 塩煮豚と呼びたくなるシンプルで深いロース!分厚く解れて麦酒のつまみにも最適!

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 見た目以上に肉感あり。3枚の肉はどれも分厚く食べ応え十分です。全体的には煮豚と感じる仕上がりのロース。脂が適度に抜けた感覚に、タレの塩気が深めに浸透したという様子。塩豚ってな味わいで、シンプルに赤身本来の味わいをググッと引き出しているようです。
 

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 また柔らかく仕上がっており、箸で強引に持ち上げようとすると自重で崩れるほど。大きく割れた感じになるので、その一片と言えど分厚く大きいです。酒のつまみになり得る味わいで結構好み!。巷では近年、低温調理が一気に流布し、最近釜焼が復活の兆しですが、定番の煮豚タイプも捨てがたい旨さ!。
 

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<他具材> ナルト!青菜!メンマ!味と見栄えの形式美!どれも質感あって和ませる旨さ也!

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 ここまで掘り下げるつもりはありませんでしたが、どれも質感良く凛々しいと感じため少しだけ。メンマは紅白入れ替わった渦巻きで、見栄えが少し違っただけでトッピングの色彩感が変化する様子。例えばそばにある青菜の色合いがヴィヴィッドに感じるようです。メンマは定番の味付けですが、柔らかさにコリっとした食感の後に広がる塩出汁を絡んだ素材感がまた旨し。海苔は一枚だけですが、塩出汁に溶け出したりせず風味良し。汁に浸って麺を巻きつけても破れたりしない分厚さと香り高さです。
 

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総じまして「心解きほぐす食堂感覚!The ハートフル塩チャーシュー麺!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。少し懐かしさを感じる麺顔とその味わいですが、やっぱり現代のラーメンといったプレゼンスあり。店のハートフルな姿勢が乗り移ったような美味的食堂チャーシューメン。一人でも家族でも過ごし易い良店!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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