ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4580】 ともちんラーメン (東京・高円寺) 中華そば 大盛 〜肉は大胆!明るい麺と出汁!素朴な柔らかさとパンチが効いた旨さ!広くウケるよ”ちん系”拉麺!

ついに高円寺にも「ちゃん系」!と思ったら「ちん」系なのね??
 昨年は、東京都内では「ちゃん系」と呼ばれる店が急にあちこちに現れ、制覇してみようかなんてちょっと気になってたー。忙しくて(邪魔くさくて)できなかったけど、実はまだ未練あるんだよねー。なんて思ってたら、活動エリアに近い高円寺で、新たなちゃん系が開店するとのことで、楽しみにしておりました。ところが、よくよく見ると「ともちん」なのね。しかも「ちん系」て表現もブログやSNSで見かける展開で、一体どう違うのか・・・。店の構成もほぼ同じだし、ちょっと別のモヤモヤ感を受け取ってしまったかもしれません(笑)。ま、それはそれとして、遅ればせながら、気分が重くなる梅雨の風雨が強いランチタイムに、訪問してみました。
 

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 メニュー構成は、「中華そば」「もりそば」の2種構成で、やっぱり「ちゃん系」と全く同じです。だったらビールはきっとサッポロ赤星だね。まだ緊急事態宣言で飲めないけど、再訪問する動機には十分です。さて、そんなちゃん系の頭でいたから、わざわざチャーシューメンを頼む気にはなれなくて・・・予定調和で、今回はデフォルトの「中華そば」とさせていただきましょう。トッピング追加も考えましたが、大盛がたった+50円と言うことですので、シンプルに大盛追加のみ!
 

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<全体> デフォルトで既に完璧なチャーシュー麺状態!?肉肉しさ溢れる麺顔に気も晴れるとはこのこと!

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 風雨が強かったのでがら空きだったものの、パラパラと後客が入店。広い店内なのでバラければいいのに、なぜわざわざ目の前に座るかな??。そしてその次の客は、私の隣に座ろうとするし、なぜかモテるかのように私のそばに集まって来ます:汗。不思議・・・などと感じていたら、めちゃ早い配膳でした!。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!やっぱりそうだ!デフォルトでも既にチャーシューメンの存在感だ!。ゴツゴツした煮豚チャーシューが、ゴロゴロと麺顔一面に展開されてるのが実に圧巻!。その色合いは実に優しいベージュ色で、あまり醤油ダレを感じさえないような、ナチュラルな肉色です。そしてスープは程よい明るさを保つ醤油ブラウン。実に透明感がある印象で、まさに清湯って感じを受けそう。そして隙間から見える麺は、明るい平型太麺で、いかにも滑らかさそうです。ちゃん系は池袋で一回経験済みなので、その記憶と照らすと今からの旨さの展開が想像できるだけに、気分はそそりまくり!梅雨空の鬱陶しさも忘れてしまいそうです。
 

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<スープ> 穏やかな表情とは裏腹に少し濃ゆめな味わい!香味旨味が肉厚!薬味効果もかなり期待!

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 まずは肉からガッツリと食らいたいところですが、まずは心落ち着けていつものルーティーン。出汁から味わい始めますが、おや!?ちょっと意外な展開だった。
 
 
ちょっと味が濃ゆめなろころが寧ろ食欲そそるいい塩梅!少し生姜が香る?香味も豊か!豚コクしっかり!

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 池袋での記憶と同じような見栄えの明るさから、ライトな旨さを頭で描きながら味わい始めると、実は味が濃ゆいのでちょっと驚きました。塩っぺーのとは違う、味の濃度が濃ゆいと言う感覚。それだけに味構成とその旨さアピールが図太く伝わるので、インパクトがあります。豚エキスの肉厚な旨味を支える分厚いカエシ。
 

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 塩っぺーではないが、塩気はそれなりにありそう。そして・・・ほんのりと生姜が効いたような香味が漂い、そこに野菜の旨味もあるのかないのか・・・柔らかい旨味も漂うようなイメージです。多少の白い粉が入っているような旨味の肉厚さ??。それも豚のコクを肉厚に伝えるような役割に思えてる。はっきり言って、濃ゆさが食欲をそそるところもあって、これもいいじゃないか。
 
 
味濃ゆめでもやっぱり溶かしたくなるニンニクと一味唐辛子!味わいに切れが増す旨さなり!

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 こんな優しい清湯スープなのに白飯を欲するような旨さの展開ですな。などと考えていると、テーブルセットに刻みニンニクと一味唐辛子の味変アイテムがあるじゃないか。これだけ味が濃ゆいとスルーしても良かったんだけど、あるとやりたくなるのが本能と言うのか、濃ゆいところにさらに濃ゆくする薬味を入れてみた。
 

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 ははは!やっぱりニンニクはイメージ通りのシャープなキレとコクを生んでくれるね!。さらに食欲が増すばかりで、麺を食った後の腹具合では白飯を追加しても良いと思うほどの、旨さのアクセラレート!。味が更に濃ゆくなってバランス崩すかと心配したけど、逆にそれで肉が旨く感じると言うことでラッキーです。
 

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 また、一味は余計かと思ったが、流れで投入。これも清湯とは合う展開で、確かに辛さは増すが、塩気を増すのとは違うので、これはこれでナイスな味変化!。実は後から知ったのだが、味薄めってオーダーもできるみたい。味薄めならこれらの味変化はもっと生きるかもしれません。
 

 

 
 
<麺> 多加水の明るく柔らかい歯応え!多加水の滑らかなスベりと駆け抜ける喉越しがナイス!

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 中盤まで麺を食ったら白飯いこうと思ってたが・・・意外とボリューミーだったのでやめときました。いや、麺で十分の満足感。優しい旨さを腹パンまでってな展開で痛快でした。
 
 
平型多加水ストレート太麺!腰つきしなやかで汁の絡みと浸透に優れる逸品!具材と絡む旨さ!

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 肉が大胆で明るい多加水ストレート麺。何だか満来・ほりうち系にも似た展開だね。この平型麺は実に豚清湯に合います。実に明るい色合いと艶やかなツルツル表情。多加水麺を代表する風合いです。それが少し柔らかめな物腰となっているため、汁と絡み貼り付かせ、そして吸い込み、寄り添って持ち上げる力がありありと伺えます。
 

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 前歯ではプツプツとライトでリズミカルに千切れ、奥歯ではクチクチと一気に潰れて出汁の旨味と麺の甘味が瞬時にして一体化して、味わいを高めます。また腰つきが柔らかい分、意外とゴロゴロとした肉と絡んでくるし、メンマやネギなども巻き込んでくるのがいいね。具材薬味と絡んだ旨さもナイスかと!。
 
 
+50円大盛はなんと1玉追加!?腹パン確実なサービスっぷりが好印象!

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 大盛+50円!安い!・・・ただそれだけだったんだが、これ1玉半じゃないよね。おそらく+50円で追加1玉と思われます。デフォルトが少しお高めな設定だけに、これは嬉しいサービス。大盛にすればフツーにチャーシューメン大盛を千円以下で食えると言う展開なので、実は値頃感がありな展開となります。腹パン確実なサービスっぷりが好印象!腹減った時は、この店激しくオススメとなりましょう!。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> バラとロースの大胆な乱切りカット!脂身も赤身も肉厚に噛み締める楽しい食感!

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 豚肉が単に多いだけでなく、豚肉の旨いところを全て楽しめるような感覚です。蚊数えてみると10ピース。下処理のローストより、味仕込みの煮込みの方が深い仕上がりと思えます。構成は豚バラ肉と豚ロース混在。豚バラ肉は皮付きな状態の三枚肉を大胆に分厚くカット。特に皮の部分が残る部位は、脂身の塊もそのまま味わえるようなイメージ。割と脂身を大胆に食わせる展開で、その脂身も熱と出汁の浸透により、薄い透明な飴色に輝いているようにも見えます。奥歯で噛むと脂身が崩れて甘味が出汁と共に口の中で溢れまくる・・・嗚呼、酒が欲しいぞ。
 

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 そしてロースは一転して赤身を楽しませてくれます。これは乱切り?ブロックを乱切りしたイメージで、三角形な切り口が多く見受けられます。その形状が面白い奥歯の歯応えを感じさせており、肉厚な赤身が潰れて汁が溢れ出る旨さと、薄い肉が出汁を吸い込んだ旨さとが、両方楽しめるような感覚です。この肉にも少し一味がかかれば立派なお酒のアテとなりましょう・・・嗚呼、酒が欲しいぞ。
 

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<他具材> 和む素朴な茹で卵ハーフ!引き締まるコリコリ感が全体にマッチするスリムなメンマ!

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 あとは馴染みのアイテム。まず茹で卵は、素朴さと和みの象徴的な存在感。スープが濃ゆい味付けだっただけに、シンプルな素の味わいがほっこりと感じさせます。出汁を吸い込んだ黄身が崩れてかけたところを食らうのが一番楽しいかも。
 

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 またメンマは影に隠れた展開ですが、スリムで長いコリコリ歯応えのタイプ。これは麺が柔らかめなために、コロコリ食感が際立つので、麺と絡めると楽しさを発揮します。追加もありですね。このメンマに少し一味がかかれば立派なお酒のアテとなりましょう・・・嗚呼、酒が欲しいぞ。
 

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総じまして「肉は大胆!明るい麺と出汁!素朴な柔らかさとパンチが効いた旨さ!広くウケるよ”ちん系”拉麺!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。今回の実食で、「ちゃん系(含むちん系)」でも見た目似てても味わいが微妙に店毎に違うのを身をもって知りました。それだけに色々と食べ比べたい衝動。また味薄めとか麺固めなども対応してくれるので、そんなチューニングでもまた食いたいと思う次第です。そんなわけで再訪問は確実かと!。ともあれ空腹状態で懐に千円札があるならば、ここでこんな展開は十分ありかと!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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