ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4495】 つけ麺 麦の香 (東京・早稲田) つけ麺 + 特製トッピング + 辛みそ + プレミアムヱビス 中瓶 〜肉と魚介と小麦の見事なる芳醇さ!そして融合!新次元豚魚!

名店“やまぐち“の3rdブランドは肉つけ麺!遅ればせながら訪問!
 偶然、山口さんのTweetが目に留まる。嗚呼、随分とご無沙汰してるな・・・久しぶりに行こうかと思い立ち、週末に高田馬場からてくてくと歩いて訪問させてもらいました。ただ、新店舗の方は未だ一度も訪問してないので、今回はそちらの方へ。製麺所を変えたとの噂を覚えておりましたので、それも気になった次第です。
 

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 場所は、その“らぁ麺やまぐちの“移転前の店。その後、カレー屋さんが入居して外装内装リノベーション。さらにその後にその居抜きとして入ったという流れです。なので、場所だけが懐かしい感覚です。
 
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<酒> プレミアムヱビス!休日に相応しい苦味の分厚さに華やぐ香り!ナイスバランスな王道プレミアムビール!

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 食らう前に飲むぜ!だって休日!今回はプレミアムヱビスです。実は最近、おまけで付いてた専用グラスが欲しくて、箱買いしたばかりでして、自宅では馴染みのブランド。しかし外で飲むとまた格別です。
 

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 "ちょっと贅沢なビール♪"・・・というフレーズが自然に頭に浮かぶ。ビールのプレミアム路線ってのは、このブランドが切り拓いたのでは?と感じます。私はこのブランドは、ホップの爽やかさが華やかにも感じるのです。確かにずしりとした苦味があるのだが、ホップの風合いが清々しくもあり、軽く飲めてしまう。そして確かにプレミアムな高級さも感じさせる余韻もいい感じでして・・・さすが王道のプレミアム麦酒!と言えましょう。欲を言えば・・・もう少し冷えてたらミスター・ベター!。
 

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 またサービスのおつまみがいいね!。あっさりな下味がしっかり浸透したメンマ!少し胡椒がかかっているだけで旨味がググッと深まる感じ!これがまた酒を進ませる!
 

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<全体>芳醇な出汁に肉肉しい具材の迫力!麗しい中太の麺線!ハードな展開を想像させる辛みその赤い深み!

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 食らう気満々で大盛でやらかそうと乗り込んだものの、中盛350g・大盛600gとのこと。思わず怯んでしまいまして並盛〜。しかし何だか意地になる部分もありまして、特製トッピング追加!そして辛みそも追加!。そんな流れで配膳されたのはこんな感じでしたー。
 

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 おおお!ダブルの肉盛りだとは!単に説明を読んで無かっただけだが、想像以上の肉迫力に興奮を覚えざるを得ませんな!そして少しシャバイと感じたつけダレだが、よく見るとエキス感がありあり!フツーに肉汁つけダレだと思ってたら、表層に浮かぶ煮干し系の脂が膜を作っておるじゃないか。そして麺が並サイズとは言え、実にボリューミー。しかも、全体が軽く飴色を感じさせるような・・・しっとりした表情が素敵だ!。海苔が食い込むように貼り付いて離れない。更に、辛みそが案外攻撃的な赤みなのが印象的で、眺めるだけで未だ食らってないのに、味変の味風景を妄想させますよ。うん!これは当たりって感覚だね!。
 

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<つけだれ> 非濃厚なれど旨味はたっぷり!動物系のエキス芳醇!魚介系甘みもしっかり溶け込む分厚いコク!

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 さて、つけダレ。肉汁に溶け込む煮干しのかけらがふんだんに流れています。そして泡立ちを見ると動物系の溶け込み感がありあり。まず味わうとベースの豚骨を感じます。豚らしい優しく甘みのある煮出し感が口の中に広がります。そして軽やかにコラーゲンな感覚も味の中に染み入るイメージ。これは鶏の風合い!?。蘊蓄書では、モミジを使っているとのことだが、明らかにそれだね。日頃は、つけ麺なら濃厚つけダレに馴染んでますが、少しライトな仕上がりでも、しっかり旨味を伝えるところが実に秀逸!。まさに芳醇といった仕上がりと言えましょう。
 

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 魚介の煮干しだけでなく、鯖節も使っているとのこと。うどん・そばで馴染んできた素材だけに、ナチュラルな甘みが豚鶏エキスとナイスバランスです。濃ゆい味わいなれど、ゴクゴクと飲み干せる感覚で、いかにも魚介の落ち着きといった味風景がいい感じです。
 

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 また甘みだけでなくカエシが円やかなのだろうと思われます。尖りを感じさせないので、なま醤油系(非加熱・無濾過)だと思われますが、それが出汁の風合いを生々と感じさえるだけでなく、麺の風味をマスキングしないような役割を果たしているかのよう・・・。さらに薄味に仕上がっている豚肉には相性抜群で、淡い滋味に心地よく染み入るような味バランスなのも秀逸です。
 
 

 

 
 
<麺> 羽田製麺!小麦粉十割!つなぎ未使用!ピュアな風味を存分に!貼り付くようにタレに絡まる滑らかな食感!

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 そして注目の麺。本店とは製麺所を変えて、羽田製麺なのだそう。蘊蓄書を読んで知りましたが、小麦以外のつなぎ類を一切使っていないとのことで、100%小麦粉だとのことです。和蕎麦で言う「十割」仕上げだということね。小麦の風味だけを味わうといった演出。
 

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 つけ麺としては中太タイプのストレート麺。確かにナチュラルな小麦粉の色合いで、柔らかく艶やかな発色が旨そうです。麺だけを数本手繰って、何も付けずに食いますと、仄かに甘みを感じるようで、藻塩などあればそれだけで食えてしまう・・・そんな優しくしっかりとした味わい。また水切りが超完璧。艶やかに見えますが、麺と麺が張り付きそうなほどです。
 

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 つけだれに浸して味わうと、確かにつけだれのライト感が功を奏して、麺の風合いがマスキングされずそのまま味わえます。表面が貼り付くようだと感じたのは、つけダレでも同じ感覚で、濡れただけだと言いうのにしっかりとタレをキャッチしているかのように、絡む絡む絡む!。また肉と絡めながら食うのも楽しく、ハードな肉うどんを食っているような楽しさがあります。
 

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<チャーシュー> 出汁を吸い込むロース肉!噛み締めて肉味旨し!出汁に絡みつくバラ肉!麺に纏わせて甘みを演出!

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 2種類の豚肉。てっきりばら肉だけが増しだと勘違いしてたから、ちょっとラッキーな感覚でロース肉を食います。煮豚タイプの分厚いスライス。器の周囲にぐるりと立てられており、ボリューム感ありありです。薄味仕立てですが、その分赤身の滋味が素直に味わえてナイス。柔らかいですが分厚さが適度な歯応えを生んでます。噛み締めると、染み込んだつけダレも溢れてくるね。肉の旨味に寄り添ったジューシーな味わいがまたいい!。ビールを飲み干してしまったのが悔やまれます。
 

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 またばら肉が期待通りの旨さ!。こちらはペラいのが逆にいい感覚で、脂身がつけダレで柔らかくなり少し蕩けている感じ。赤身はすっかりつけダレと脂の甘みに染まっており、まとめて食うと実に明るい旨さと感じます。やっぱり肉うどんのイメージだね。魚介のカケラも纏わり付かせるのも一興で、肉魚の甘みも深いという味わい。麺に絡めても食いましたが、白飯の上に乗せてもうまかろう・・・そんな味わいです。
 

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<味玉にハズレなし!> 白出汁のような円やかな出汁浸透!卵本来の味わいとマチュアな甘みが両方映える旨さ!

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 具材は一貫して薄味に仕上げているような?。味玉もそんな感覚です。まるで白出汁に浸ったかのような淡くオフホワイトのような色合い。柔らかい仕上がりで、白身はふわふわ、卵黄はとろとろさが多く残っております。
 

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 確かに出汁の浸透を感じるが、マチュアで濃密な味わいと、卵本来のナチュラルな風味が両方感じ取れるイメージで、つけダレに浸すとまたいい塩梅で楽しめると言う感覚。半分はそのままで、残り半分は沈めてしっかり染まった味わいを堪能いたしました。味玉も割ってダイブするのもオススメかも。
 

 

 
 
 
<味変化> 辛みそ!唐辛子の発酵感強めで思いのほか辛味がハード!微かにコチジャンの風合い??

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 見た目通りに、しっかり赤唐辛子のパンチを感じさせます。辣油感よりコチジャンの風合いに似たようで、これ“みそ“と言う割には刺激が強い。発酵感がツーンと来る瞬間で思わず咳き込んでしまいそうです。なので、仄かに感じると言うより、一気に辛味に染まってしまうため、後半に半分程度溶かすのが個人的にはおすすめかと。
 

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<スープ割> セルフポット方式!シンプルで熱々淡麗な煮干し出汁!肉と煮干しの旨味と辛さが復活!ほっこりする旨さ!

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 ま、とてもシンプルな煮干し出汁。なので、とてもほっこりさせる味わい。超薄味だが不思議とそれだけでもどんどん飲みたくなるような仕上がりです。やはり入れると肉と魚介の旨味が復活。そして辛味も同様。辛味が残ってたため、普段より多めに投入して楽しみました。飲み干して腹パン!。
 

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総じまして「肉と魚介と小麦の見事なる芳醇さ!そして融合!新次元豚魚!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。麺を美味しく食わせるための、鶏豚と魚介の出汁の円やかさ!汁系もラインナップされてるのでそちらも興味津々。高田馬場駅から徒歩10分。ハイセンスなつけ麺なので激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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