日曜昼間に飲み食い三昧!
三鷹らーめん酒場SAL (東京・JR三鷹) 鯛の冷やし和えそば + 海鮮丼ハーフ + サッポロ生ビール黒ラベル + 日本酒他諸々 〜ラーメン食べて詠います
- <酒①> サッポロ生ビール黒ラベル!まずは定番麦酒から!麦芽とホップの苦味がしっかり!軽快な飲み口が料理を誘う!
- <酒②> 豊香 しぼりたて無濾過生!円やかな口当たりとフレッシュな飲み口!文字通り香り柔らかでしっかりとした旨味!
- <酒③> 黒龍垂れ口!米の芳醇な香りと分厚い旨味!新酒らしいフレッシュな柔らかさ!ずしりとして濃密感がナイス!
- <肴①> 白子ぽん酢!柔らかくてプリプリ!口の中で蕩けてクリーミーに広がるコクぶかい味わいが酒を進ませる!
- <肴②> 白菜の浅漬け!やはり定番!冬野菜の甘味が濃ゆくフレッシュな味わい!ザクザクとした歯切れが痛快!
- <限定麺> 鯛の冷やし和えそば!鯛のほぐし身の華やかな香りと上品な味わい!引き締まる細麺に絡む円やかなタレ!薬味の華やかさが春を感じさせる旨さ!
- <〆飯> 海鮮丼ハーフ!迫力感じる三種の刺身!マグロの中トロ!漬けの甲烏賊!ぶりトロ!わさびを乗せてサラッと〆る!
- 総じまして「休日昼から飲んだくれ!極上らーめんと絡ませてハレルヤ気分!」
とある日曜日。少し寝坊をて遅いスタートの拉麺活動。一応、中央線に乗って都心に向かったのですが、どうもいい店ならどこへ行っても行列必須と思われ、どうもかったるい気分。中野駅で途中下車したら、逆方向の中央線特別快速が到着しそうだったので、飛び乗ってしまいました。そして結局、三鷹に逆戻り。ええい!今日は呑もう!。そんな気分でやってきたのが「三鷹らーめん酒場SAL」でござます。知る人ぞ知る、名店「麺屋さくら井」のセカンドブランド。本来夜専用なのですが、コロナ禍の時期は、土日は昼前からオープン。混まずにゆっくり過ごせるのです。
こちらはオススメ!。日本酒のライナップが多く、一杯ワンコイン500円(外税)と気軽さの割にはレベルが高い。そして肴が充実しており旨い!。今はコロナのこんな時期だから、ある程度品目絞っているようだけど、鮮魚系の質感も高くて旨い!。個人的にはアジのなめろうが激しくオススメなんだけど、今回はちょっと違ったのを堪能いたしました。
<酒①> サッポロ生ビール黒ラベル!まずは定番麦酒から!麦芽とホップの苦味がしっかり!軽快な飲み口が料理を誘う!
スタフのぼぶ氏曰く、新規オープン時の「予約制」と言うイメージが浸透し過ぎている様子で、ほんとはもっと気軽に来て欲しいですとのことでした。そんなことを思いつつ、まずはビールからスタート。定番のサッポロ黒ラベル。
これまで散々拙ブログ&レビューで語り尽くした感があるが、個人的には一番たくさん飲めるブランドで、バランスの良い麦酒だと思う次第。麦芽とホップの苦味がしっかり!軽快な飲み口が印象的。夏の盛りにカラカラ気分で味わうと、あと口に甘味すら覚えるのが好き。ビアホールならサッポロ系!黒ラベルが好き。そう言えば・・・コロナ以来、ビアホールホントに言ってないな・・・。
<酒②> 豊香 しぼりたて無濾過生!円やかな口当たりとフレッシュな飲み口!文字通り香り柔らかでしっかりとした旨味!
「限定 日本酒」と言うメニュー表が各座席にあり、片っ端から順番に飲み比べ制覇してやろうかと考えています。なので今回の順番は「豊香」。「しぼりたて」「無濾過」ってなワードがそそりますな。
さてこの酒・・・非常に口当たりがよろしくて、キレがあって明るさを感じるような旨さ!まさに絞りたてって感覚で、口当たりがとても円やかな上に、飲み口あと口がとてもフレッシュに感じるタイプです。いわゆるヤバイ酒で、軽やかだからどんどんいくらでも飲めてしまうじゃないか。ラベルの文字通り、香り高いのも特徴で何だか女性的な感覚がする柔らかな風合いが見事。あっと言う間に飲み干してしまったではないか!・・・仕方ない、次の酒!次の酒!!。
<酒③> 黒龍垂れ口!米の芳醇な香りと分厚い旨味!新酒らしいフレッシュな柔らかさ!ずしりとして濃密感がナイス!
この時点で、すでに酔いを覚えております。前日深夜の地震のような揺れではないが、頭の中が揺れ始めている・・・最近、酒に弱くなってきたな(汗)。細かいことを考える余裕なく、「限定 日本酒」メニューで豊香の下にあったそれを指さしたのが黒龍です。
こいつも旨いね!やっぱりこちらも新酒らしいフレッシュな口当たりがいい感じだが、比較的力強さを感じます。ひとことで表すと「米!」ってなフィーリングを感じさせるかと。純米らしい芳醇な香りと分厚い旨味が印象的です。米と言うか、麹と言う風合いも伝わるような味の輪郭が見事!。ずしりとした濃密感すら覚えるようで、味わいがとてもナイス!。ちょうど他客がはけたタイミングだったので、もう一杯!と思えど・・・・これ以上飲むと記憶が飛びそうなのでやめときました(汗)。
<肴①> 白子ぽん酢!柔らかくてプリプリ!口の中で蕩けてクリーミーに広がるコクぶかい味わいが酒を進ませる!
今回のメインの肴は、白子ぽん酢。酒肴としてはメジャーな割には好き嫌いがはっきり出ますね。かく言う私も、昔は絶対に食わなかったのですが、年齢を重ねて行くとこう言うのが欲しくなってしまいます。ほんとに味の趣向って変わるのね。ご存知、白子とは魚の精巣のこと。フグやアンコウも有名だけど、やっぱり鱈が一般的でしょう。これは鮮度が命だよねぇ〜。時が経つと生臭さが出てしまうから。
へへへ・・・一人前としては量が多い!。ニヤリと笑みを浮かべつつ、箸で摘んでリフトアップ!。嗚呼、柔らかくてプリプリ!。筋っぽいところも安易に千切れて口の中へと運びます。おおお!蕩けてクリーミーに広がるコクぶかい味わいが素晴らしき哉。そして何とも言えない濃密感!ううう・・・またこれが酒を進ませる!。軽く炙りを入れるのも好きだが、質がいいなら生がやっぱり絶品!。
<肴②> 白菜の浅漬け!やはり定番!冬野菜の甘味が濃ゆくフレッシュな味わい!ザクザクとした歯切れが痛快!
後の展開も鑑みてとりあえず漬物!。当然自家製?日替わり(週替わり?)の様子。今回は定番なる白菜の浅漬けでございました。これも多めで小腹が満たされるかも。冬野菜の甘味が濃ゆくフレッシュな味わいがいい。立春遠に過ぎたとは言え、冬野菜の王様白菜の甘味が見事です。そしてザクザクとした歯切れが痛快!。出汁には鷹の爪が軽く滲んで柔らかい刺激がまたいい。多分、毎回ここに来れば漬物を食らうと思う!。
<限定麺> 鯛の冷やし和えそば!鯛のほぐし身の華やかな香りと上品な味わい!引き締まる細麺に絡む円やかなタレ!薬味の華やかさが春を感じさせる旨さ!
この店に初めて来た時、ちょうど、スタフのぼぶ氏の作業スペースの前に座ったんだけど、片っ端から順番に食らうと宣言したんだよねー。取り敢えず宣言通りにレギュラーメニューは制覇。さあ2周目!とも思ったんだけど、「限定」があったのでそいつをチョイス!。それがこの和えそば。
先人諸兄の情報より、連食向け・〆向けとは知っておりました。メインでガッツリ食らうには少しおとなしいサイズ感。それは計算づくです。これは実に別腹に、すぅ〜と収まりそうな一杯。実にフレッシュ感に溢れるような表情です。生姜・紫玉葱のスライスが一面に広がり、その上に焼き鯛のほぐし身がトッピング。仕上げに、白胡麻と葱小口を散らしてあります。
タレは薄口醤油系の円やかな感覚。甘味すら覚える軽やかなまったり感でサラサラとしていたのが印象的。薬味をマスキングしないようでアッサリしております。麺はストレート細麺で、他のメニューとは違ったタイプ。加水は中程度ですが、冷水でキュッと引き締められたようなクツクツとした歯応えが実に爽快じゃありませんか!。
麺自体の風味の良さが映えるし、薬味や具材との絡みが抜群。焼き鯛のほぐし身と絡むと、鯛らしい春めいた香ばしさがふわっと広がり、麺の旨さとクツクツ歯応えに絡むのが堪らなく旨し!。また生姜の刻みとも絡むとこれが清涼感高まる旨さで、腹が張ってるつもりだったが、どんどんと食えてしまうじゃないか!。多分この味ならサラダボール山盛りでも食えそうな気がする・・・。
<〆飯> 海鮮丼ハーフ!迫力感じる三種の刺身!マグロの中トロ!漬けの甲烏賊!ぶりトロ!わさびを乗せてサラッと〆る!
実は先日、1号店の「麺屋さくら井」で食ってた時に、他客と御店主の会話が耳に入り、海鮮丼も人気だと知った次第。今回はこれも目的だったと言う裏があります。嬉しいことにハーフサイズがある!。今回はこれで〆ることとします。おそらくその日の仕入れで若干具材が異なると思われます。また苦手な魚などあれば、注文の際に伝えれば対応してくれます。
今回は「マグロの中トロ!漬けの甲烏賊!ぶりトロ!」の3種です。切り身が大きめで小丼とは言えぎっしり感あります。すでに少しタレがかかってますので、少しワサビをねじりつけながら食らいます。
マグロの旨さは言わずもがな。日本人はどうしてこうもマグロに反応してしまうのか・・・醤油で少しだけ濡れているだけで悶絶してしまう味わい。脂もいいが赤身の旨味も同時に楽しめるのがいいね。質感の高さも感じ入ります。また白身はブリ。これも質感高い旨さ!。脂が多そうに見えて全然しつこくなく、蕩けるような白身の旨さじゃないか!。ぼぶ氏曰く、ちょっと刺身で提供するにはサイズが小さいので、海鮮丼に乗せてみましたぁ〜とのこと。やるね!。
私は烏賊の刺身が好きなのです。この烏賊の褐色をみて実は食らう前に身震い。漬けになっとるじゃないか!。食らうと少しねっとりとした感触で、そこに甘味を感じる。そしてある時点から柔らかくサクッと前歯が沈み込んで千切れる。そして咀嚼するが・・・烏賊が実に甘くも感じる旨さだよ!。粘るような口当たりと身の甘さ故、思わず「これ紋甲烏賊ですか?」と聞くと「いえ、甲烏賊ですよ」とのこと・・・駄舌丸出しです(爆)。こちらは海鮮を漬けとか昆布じめにするのがお得意のご様子。ぼぶ氏の生まれ富山ではよくやってる手法で、お手慣れだとのことです。ラーメンも旨いが刺身がオススメのお店だと証明するかのような仕上がりと旨さ!。
総じまして「休日昼から飲んだくれ!極上らーめんと絡ませてハレルヤ気分!」
・・・と言う感動の嵐!。いい酒!いい肴!いい麺!でいい気分。明るいうちの酒はまわるのが深くて早いのか、このあと自宅に戻って昼寝どころではない爆睡をしてしまいました。夕方前にムクっと起きても旨さと感動は明確に覚えているものですねー。そう言えば帰り際に毎週来てくださいねと言われたような気がするが、本当にそうなってしまうかもしれません。ともあれ、休日に立派に昼酒ができる拉麺店。ご興味出てきませんか?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!