【今週のラーメン４４４３】ラーメンショップ 羽村店 （東京・羽村） ネギラーメン 〜ラーショ王道スタイルにして全体的に柔らか！ゴクゴクいける円やか豚骨醤油旨し！

産業道路沿いにポツンとあるのが・・・いかにもラーショらしい！

ラーメンショップ 羽村店 （東京・羽村） ネギラーメン　〜ラーメン食べて詠います

 　ラーメンショップ・・・イメージ的にはドライバー達のオアシスってな感覚。特に深夜早朝から働き詰めの方達にとっては、オアシス的な存在かもしれません。ひと仕事終えたあとにガッツリ食いたい・・・そんな朝だったら、この看板この赤いテントが思いつくでしょう！。そんな風景の中、私ひとりスーツでおじゃま。少し浮いてるけど、こういう状況は慣れてしまいました。ちょっと立川方面の外出機会とフレックス勤務を利用して、早朝に突撃してまいりました。

 

 

　羽村駅から１キロ弱なら歩ける距離。先客は労働後のドライバーってなお方で、ガッツリ大盛とライスを食らってる姿が男前です。年季の入った大将のひとりオペレーション。朝のワイドショー的な番組音声がBGMとなっており、ほっこり気分がいい雰囲気。いかにもラーショの中でも老舗ってな雰囲気があり。「・・・ねぎ！」とボソリとコールして、朝の雰囲気に浸りながらラーメンを待つひと時が、今・・・・実にマイブーム！いいね！。

 

 

 

 

＜全体＞ ざく切りのネギとチャーシュー！豚骨の煮出しが効いたスープ！左右対称の海苔配置！いかにもラーショっぽっくて安寧！

 

　先客がちょうど食べ終わり、どどっと退店すると大将と私だけの空間。朝のまったりとした空間を無言で共有しつつ、マイペースな調理で進んだ一杯はこんな麺顔でした。

 

 

　おおお！王道のラーショスタイルのネギラーメン！ネギとチャーシューはざく切りで混じり合ったスタイル出汁、左右対称に配置された海苔、豚骨の煮出しが十分にうかがえる出汁感！全て見事！ただ妙にスッキリと優しく感じるのは、ワカメの代わりにさやえんどうがトッピングされてるからか？。案外と珍しいね・・・とは言えあまり違和感ないのが印象的です。そんな感じで全体的に安寧を覚えつつ、いざ実食！。

 

 

 

 

＜スープ＞ しっかりコク深い豚骨エキス！しかも柔らかい風合い！胡麻油が染み入り意外とあっさり頂ける出汁感！

 

　さてスープ。一口啜ると・・・おおお！優しい豚骨感覚！ってな感じで唸るかも。実にしっかりと深い豚骨エキスを感じるのだが、オイリーさは低く、ゴクゴクと飲み干したくなるような印象。分類で言えばあっさり系ラーショと言うイメージで、自分の好みにはすごく当てはまる！。背脂やラードのお化粧がない分、むしろ騙しが効かないのではなかろうか・・・フツー以上に旨いじゃないか！。

 

 

　醤油のカエシ、塩気、そんなのが尖らずにマイルドなのが実にいい。そしてトッピングのネギからは胡麻油系の香味が滲み、それがあっさり系の出汁とうまくバランスを取ってるようなイメージです。チャーシューの味付けも微妙に吐き出されるのも、味をコク深くしているのに貢献している様子。朝ラーとしても全然違和感ございませんな！。

 

 

 

 

＜麺＞ デフォルトでも風味を感じる序盤の出だし！出汁はゆっくり染み入り中盤には一体化する旨味！具材と絡めまくって痛快に堪能！

 

　これも馴染みを感じるやや黄色みがかった中加水ストレート細麺。茹で方はデフォルトですが、割と序盤では風味を感じるようです。周囲の出汁が浸透した部分は出汁との一体感ある旨味を伝える一方、淡く芯を感じるようなニュアンスも残しており、そこから香る素地の風合いが漂う・・・と行った印象。それもゆっくりと汁が浸透してゆくので中盤には消え去ります。

 

 

　スープがマイルドだから、出汁がストレスなく浸透してゆくようで一体感が中盤には進みます。噛み締める味わいに、ネギから滲むエキスも絡み益々味わい深くなる印象。

 

 

　そしてやはりネギと絡む味わいがナイス！。ザクザクと千切れる白ネギネギ、ふかふかと潰れる肉と脂、プツプツと押し潰される麺と絡みあう歯応えの後に・・・素材と素地が一体化で益々昇華する旨味でございます！。また性懲りもなく海苔で巻いて食べたりもしますが、海苔はスープで溶けて麺に貼り付くようで、これもまた面白い食感と旨さ！。嗚呼、ラーショは楽しい！。

 

 

 

＜ネギ＞ ネギの甘味と清涼感！胡麻油の円やかな風味と焼豚の旨味が絡む！炭水化物と相性抜群！

　これまで、朝ラーメンでネギを食い続けて来ましたが、やはりこのスタイルが王道！オーソドックスですね。どこか安心感がある。そのまま白飯に乗せて食らうと格別でしょう。ネギのフレッシュな甘味と軽い清涼感！。チャーシューの味付けもネギと絡んで余計に旨いが、ネギでチャーシューも旨くなっているようで、これも見逃せませんな。

 

　また、味付けは胡麻油が印象に残りやすいですが、それだけでもなさそう？。どこか軽やかさもあるオイル感覚なので、白太？大豆油とか植物系がブレンド？はたまた旨味調味料の余力もありなむか？。ともあれラーショでは代表的な具材には間違いなし！。

 

 

 

 

＜他具材＞ ラーショでは珍しい？ワカメ排除でさやえんどう追加！意外と違和感なく甘味を楽しむ！

 

　こちらの特徴は、やはりさやえんどうかと！。ラーショではワカメが一般的ですが、敢えて入れたくないのがワカメ・・・と言う意見も多いかと。さやえんどうなら、万人受けすること確実ですし、何より若々しい黄緑色が見栄えとしてはよろしい！。個人的にはこれ賛成派！。

 

 

 

 

＜味変＞ 定番のおろしニンニクはシャープに切れ込む！四川豆板醤でいつもより発酵感高めでエキゾチック？？

 

　定番中の定番なので多くを語らず。ラーメンショップ専用のおろしにんにくをひと匙入れると、豚骨エキスには魂が吹き込まれたかのように、生き生きと感じ味にシャープさがましてナイスです。

 

 

　一方、ラージャンは「YOUKI」製。四川豆板醤。本格中華用のそれでして、いつも馴染みのあるラージャンよりは、発酵感が強め。色合いは明るいオレンジ色が溶けたようで、見栄えでもやや違いあり。とは言え、溶かしこむとパンチが生まれ風合いがやや強めで、何となくいつもより少しエキゾチックな変化が楽しめました。

 

 

 

 

総じまして「ラーショ王道スタイルにして全体的に柔らか！ゴクゴクいける円やか豚骨醤油旨し！」

 

　・・・と言う感動！。ラーショの中では朝ラー向きなマイルド感が印象的。大将のひとりオペの渋い店で、いつまでもお元気に営業を重ねていただきたいと応援モードです。それにしても羽村市ってラーショが３軒もあって素敵だよね。どれも朝からやってるし。まさにラーショの街。朝ラーの街。朝から元気付けるるならこちらも激しくオススメ！旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの通り締めたいと思います！。

 

 

 

 

　お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！

 

 

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