ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4399】 中華そば 竹千代 (東京・尾久)中華そば + 煮卵 + キリン一番絞り生350ml缶 〜いつでも食い続けられる!まさに王道!大いなる日常系中華そば!

今年もお世話になった店?毎度毎度のリツイートの御礼を兼ね表敬再訪問!

 

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 お世話になった店にはできるだけ年内に顔を出そうと・・・滅多に降りないJR東北本線の尾久駅へとやって参りました。狙いは「中華そば 竹千代」さん。1年8ケ月ぶりの訪問で、2019-2020 TRYラーメン大賞 新人しょうゆ部門 2位受賞以来、実は行けてません。で、どんなお世話になったの?・・・と言うと、実は私のつまらぬTweetに、こちらの公式アカウントから毎回必ずポチってくれたり、リツートしてくれたりしてもらってまして・・・、いつか食らいに行ったついでにお礼でも言わねばと思っていた次第。毎回時間にかまけてスルーしてる私とは大違い(汗)。
 

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 この日、2杯めで訪問時間が妙に中途半端だったから、ちょっと空いてた。仕事の邪魔しちゃ行けないから、客が少なくなり始めたところで、実は私とまそんですと話を切り出しましたら、笑顔で応えてくれました(笑)。短い世間話をかわしたりしましたが、やっぱりこのコロナ禍ではご苦労なさったそう。TRY新人賞を取った勢いで2020年は弾けるつもりもあったのにと残念そうでございました。ううう・・・特に悔しいっすよね。
 

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 そんな感じで、帰り際に店の白壁にサインをして来ましたー。気を使ってくれて、大崎さんのサインのすぐ側!。へへへ・・・何となくこんな一年でしたが、個人的にはこんないいことも出来たようで嬉しいー。次回は黒の方を食べてみてくださいねとお約束した流れですー。人の縁はまだまだこれから先も続くー。
 

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<酒> キリン一番搾り生!メジャーブランドとしては味が麦芽の味わい濃ゆい麦酒!料理に映える旨さ!

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 時を戻そう!食らう前に。飲むぜ!だって少し早めの年末休暇!2軒めで2本目のビールは辛いかもと言う心配はなく、こちらでは手頃価格で350ml 缶で提供です。アサヒとキリンと選べまして、今回はキリン一番搾り生をチョイス。アサヒは自宅で飲めるからね。缶の上に逆さにグラスを添えての配膳。そうそう、昔は注文するとこんなスタイルで提供されるの当たり前でしたねー。
 

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 一番搾りって結構味が濃ゆいと思うのは私だけでしょうかね。プレモルと同じくらい酵母の華やかさがあると思うのだけど。IPAほどではないとしても、日常ビールとしてはかなりイケてます。なので個人的には料理に合うと感じておるメジャーブランド。その一方で、味が深いので量がたくさん飲めないかも・・・そんなタイプ。因みに、最初の一口や夏場にゴクゴクと水分補給的に飲むならスーパードライ!。オールシーズン関係なく結局ザルのように飲んでしまうのが黒ラベル。個人的にはそんな棲み分けー。そしてちょっと特別な時には、ハートランドか赤星。新幹線など旅行や移動ではプレモル。
 

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<全体> THE 中華そば!たるティピカルなプレゼンス!気を衒わない上に隙がない!?それでいて穏やかそそのもの!

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 ずいぶんと訪問に間が空いたので、醤油以外に「塩」「黒醤油」が追加されたのを知ったのは最近のこと。フツーなら未食のどちらかに行く流れなんすが、デフォルトがとても気に入っているのよね!。券売機前で悩んだ挙句、やっぱりもう一度同じのを食うことにしました。それがこの中華そば!こんな麺顔!。
 

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 おおお!懐かしさと長閑さがこみ上げてくるような安寧なる風貌!。ノスタルジーが極まれば、むしろ美しさを感じると言ったところ。The 中華そば たる堂々たるプレゼンスでございます。全体ではノスタでも、パーツのひとつひとつを眺めるとそれぞれの質感も高く、長閑な風景なのに見ようによっては隙のない緊張感があるような気分。カウンター前にある素材の蘊蓄書きが、また拘りの塊であることを如実に語っております。至高なるフツーの中華そば!。
 

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<スープ> 淡麗な琥珀に煌めきつつノスタな気分にさせる風合い!見た目以上にしっかり味わいが滲み食べ応え感あり!

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 まずスープ。その透明感と穏やかで軽やかな醤油ブラウンが見事です。豚のエキスがキラキラと輝くようなイメージ。香味油とも混じり表層に漂う油がとても細かくて綺麗。細かい油の輪が寄り添うとそれらがハニカム構造のように密集する。それをレンゲで崩して掬って味わうと・・・味わいとしては昔ながら感がある気がしました。
 

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 見た目は穏やかな薄味系のように見えますが、案外味わいがしっかりしており分かりやすい旨さ!。食べ応え感がありましょう。カエシがキリリとしてます。醤油は京都の竹岡醤油とのこと。微生物・酵母菌の活性に工夫あるようで、どうも生揚げ系のなま醤油みたい。全体の琥珀色から何となく質感の高さも伺えそう。塩気の主体は、粟国の塩かと。ラーメン通ならよく目にするブランドですな。柔らかい味が印象的な塩。そんな出汁のエッジングのイメージ。
 

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 乾物の溶け込みもかなり深く、味わいに奥ゆきを感じさせます。煮干し感は個人的には反応せず、やはり昆布の旨味が主体的?。蘊蓄にはちゃんと利尻昆布と記載あり。日本最北端の昆布。私、京都の生まれで、三千院近くの料亭でバイト(皿洗い等)してたことあるんですがー・・・その店には利尻がよく使われてた記憶ですよ。だから何って?・・・高級っぽいと言いたいだけ。
 
 

 

 
 
<麺> 群馬県小林製麺所!拘りの国産小麦3種ブレンド!優しいクツクツ感覚で風味高く!出汁が染み込むほどに素地の仄かな甘味!

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 聞いたことない製麺所ですが、これも拘りがありあり。ノスタな一杯だから麺はフツーっぽいところを望みたいところです。風貌としてはそんな感覚。しかし見慣れてくると逆にちょっと上品そうにも感じてくるのはその白さときめ細やかさからか?。はたまた国産3種ブレンドの小麦と言う蘊蓄情報からの先入観か?。
 

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 見栄え大衆的ですが、結構風味もありますよ。すぐに出汁に浸透してしまうようなところもなく、序盤では麺クツクツとした淡い感覚もあるし、ふわりと感じる風合いもあり。中盤手前からはじわじわと出汁が浸透仕切った旨味の展開が始まります。
 

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 やはり汁を吸い込んでからの旨さが得意みたい。出汁が滲んでから少し風味が変わるようで出汁の旨味と共に甘味が増すようなイメージ。奥歯で潰した後から旨さの連鎖。薬味や具材も絡めると更に楽しめましょう!。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> ノスタで馴染みやすい豚バラ肉!肉本来の旨味に上品な脂身の甘さが出汁の塩気にジャストフィット!

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 炙りの豚肉らしいです。ちょっと分かりませんでした〜(駄舌ゆえ)。ただ下味の浸透が低めで、肉本来の味で勝負ってな雰囲気はあったかと。分かりやすいのは赤身で、よくあるのはタレの味わいに肉の旨味が混じる旨さって言う展開。タレが低めだから肉味メインの味わいで、スープの旨味すら感じたかも。シンプルで旨し!。
 

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 また脂身はバラならトロトロと柔らかく楽しませてくれ、タレと脂の甘味を濃ゆく感じる部分ですが、ライトで上品な脂身って感覚。サラサラした旨味と言うか・・・酒のアテにでもしたくなる脂身ですよ。不思議だけどー。
 

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<メンマ> 馴染み感ある風貌にツルツルサクサクとした舌触りと歯応え!見た目より素材感ある旨さ!

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 見慣れた色合いと形状。でもこんなにツルツルしたメンマなんですね。スリムなメンマ。クニャリとしたようでもなく、コリコリとするようでもなく、端から端までどの部分でもサクサクとした食感。下味は薄めで素材感もあるかも。ラーメンのスープとよくマッチする淡白な旨さと言えましょう。これも日本産の孟宗竹とのこと。蘊蓄書きでは「超高額」とありましたー。
 

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<味玉にハズレなし!> 高嶺の卵!トロミ・ジュレ・ペースト・芋羊羹・・・幾重にも重なる卵黄の濃密旨さ!出汁浸透深くマチュア味わい!

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 高嶺の花ならぬ、高嶺の卵。オモロいネーミングやなぁ〜と思ってググってみると、卵かけご飯の画像が山ほど出てきました。そのままで食らうことオススメな奴をそのまま味玉にしちゃおうと言う発想か?。これも拘りと味わいを感じそう!。
 

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 卵黄の仕上がりが面白い!。①トロトロ状態、②ジュレ状態、③ペースト状態、④芋羊羹状態・・・それぞれグラデーション感低くクッキリ別れたような見栄え。また味わうとそれらが入り混じるようで楽しい旨さ!。全体的には卵黄のコクが半端なく濃ゆく、卵本来の味わいをアピールする一方で、出汁の浸透と一体化する旨さが素晴らしい!熟成したようなマチュアな旨味が深い!。白身も出汁の旨味があって単体でも旨し!。嗚呼、味玉の旨さって深いねー。
 

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総じまして「いつでも食い続けられる!まさに王道!大いなる日常系中華そば!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。もっと近くにあったらなどハマり間違いなしの旨さです。今回は冒頭にあったように楽しくお話も出来たし、また寄らさせていただきましょう!。東京&赤羽を行き来きしてる方々が激しく羨ましい!そうでなくても激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでいた!!!
 
 
 

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