寒空に南国気分を味わおう!はじみてぃぬう店んかい行ってぃちゃん(沖縄方言?)
- <酒> アサヒスーパードライ!仕事の疲れも世相の鬱陶しさも一気に忘れさる!いつもの切れ味!
- <全体> 手揉みの太麺が透けて見えるよ!これぞまさしく沖縄そば!肉は軟骨ソーキで本格的!
- <スープ> 豚の円やかでスッキリ感あるエキス感!魚介出汁が滲みて優しさこの上なしの旨さ!
- <麺> 緩やかな手揉み風の縮れで素朴さ溢れる!出汁の浸透は緩やかで意外と歯応え感じて風味感あり!
- <味変> 島とうがらし!少し辛いがやっぱりこれを入れると沖縄そば!って感覚が一気に高まる!
- <肉> 軟骨ソーキ!スペアリブ(ソーキ)とは違った風合い!柔らかコリコリ感覚が楽しい!
- <味玉にハズレなし!> 本場で見た記憶ないが違和感なし!和出汁が薄く染みた円やか卵黄!何でもマッチする旨さ!
- <〆飯> ミニ麻婆丼:ほのぼの沁みる優しい刺激と柔らか豆腐!腹が張ってもバクバク食える旨さ!
- 総じまして「寒風吹き荒ぶ東京砂漠!食らって痛快南国気分!妄想 Go To Travel 的極上沖縄そば! 」
そんなことを思い出しつつ、通勤などで中央線が東中野駅を通る時、いつも目に入るのがこの「ホロトン」さん。飲み屋だと思って見てたんだが、「麺」ってちゃんと書いてあるのね。東中野はラーメン的には少し激戦傾向にあって、色々行くところあるのでこれまで全く見向きもしなかったのですが、大崎氏のレポートでもあるように「沖縄そば」が何だか評判っぽい。寒い時に南国を思わせるのを食らうのも一興と思い、思い切って今回訪問してみました。
ありがたいことに通し営業!。この日も早朝出社で早上がり。午後3時前に昼飯と言う事態で難民化するところを救ってくれただけでもありがたい!。しかもランチサービスもゲット。いい店じゃん。店箱はやっぱり飲み屋の様な作りで、店先には小さいオープンテラスがあり、風通し良いのでコロナ禍での会食にも通用しそう。そしてテラスから扉を開けて入ると、小さいテーブルとカウンターがあり、フラッと入って酒や飯やラーメンなど一杯ってな気軽な使い方ができそうです。
<酒> アサヒスーパードライ!仕事の疲れも世相の鬱陶しさも一気に忘れさる!いつもの切れ味!
沖縄弁にロボットで変換すると「しぐとぅぬ疲れん世相ぬ鬱陶しさん一気にわしさる!ちゃーぬ切れ味!」。どうせならオリオンビールだとテンション上がる!生のビア樽では東京では無理っすよね。素直にいつもの国民的ビール、アサヒスーパードライをいただきましょう!。
「昼間」「仕事終わり」「切れ味鋭さ」の三つが重なると、やっぱりテンション上がりまくり!。もう飽きるほど飲み続けているブランドですが妙に旨いぞ!。近年、瓶ビール波に鞍替えした私ですが、泡立ちと泡の旨さだけはビア樽の方が一枚も2枚も上。クリーミーな上品さに、ドライの切れ味が加わる上に、冷たさがいい塩梅。最高でございます。仕事の疲れも世相の鬱陶しさも一気に忘れさる!とはこのこと。やはり日本一の人気なブランドビールなんだなと感じ入りますねー。
<全体> 手揉みの太麺が透けて見えるよ!これぞまさしく沖縄そば!肉は軟骨ソーキで本格的!
さて沖縄そば。このカテゴリーに少しでもこだわりある方なら、まず最初にチェックするのは「麺」なんじゃないでしょうか・・・そんな気分で受け止めた一杯はこんな麺顔!。
おおお!まさしく文字通りの沖縄そば!太麺に手揉み感がありありで、多少ごわごわしつつボコつくフォルムがナイス!。そしてトッピングの肉はソーキ。それにも色々ありまして軟骨と来たか!。これだけで当たり!って感覚ですよ。スープは大体、豚煮出しのあっさり系なのだが、まさにドンピシャ!な見栄え。動物系の液体なのに妙にヘルシー!長寿の秘訣ってなのも覚えるじゃありませんか。そして紅生姜のデフォルトトッピングがいいね!。紅生姜が乗るので他に思いつくのは福井県の敦賀ラーメンくらいで、これは実に貴重で嬉しい次第。青葱の小口切りの色合いとも補色関係で実にヴィヴィッドな色映え!。そして味玉がハーフとは言えデフォルトで乗るのはナイス!。本場ならカマボコってな感覚かしら?。
<スープ> 豚の円やかでスッキリ感あるエキス感!魚介出汁が滲みて優しさこの上なしの旨さ!
さてスープ。他に似たようなものありありに思えて、やっぱり沖縄そばって言う確立されたプレゼンスが素晴らしい!。言わずと知れた豚の煮出し感とエキスの充満。本土なら豚骨の感覚なんだが「豚全体」ってなイメージすら覚えるナチュラルで芳醇な豚エキス感。肉の旨味と脂の旨味がバランスよく滲み出ております。ソーキもトッピングされているから、余計にその方向に感じ入ってしまうかも。
豚が充満しているのにしつこくない!それどころかアッサリとすら感じるのが沖縄そばのすごいところ!。コラーゲンを摂取してカロリー抑え目の様なヘルシーさ(矛盾)。ピュアな動物系と昔は感じていたが、こりゃ魚介の優しさが下支えしてる旨さじゃないのかな?。妙に落ち着く旨さ!
魚介の中でも、まず煮干しじゃないね!沖縄そばでニボ感はイメージ全くなし。また昆布だと豚の芳醇さに飲み込まれる様な感覚。残るは節系。なんだかそれっぽいと感じるのだが、沖縄そばで魚介を語ると墓穴掘りそうなので、ここまでにしときますー。また紅生姜がいい感じ。スパイス的にジリリとした風合いをスープ全体に切れ込ませるアイテムで、ちょっとだけ痛快かも。
<麺> 緩やかな手揉み風の縮れで素朴さ溢れる!出汁の浸透は緩やかで意外と歯応え感じて風味感あり!
沖縄県のそばで、「沖縄・宮古・八重山」と言う3つの有名どころの中、「沖縄」が一番わかりやすい。以前、宮古島でそば食った時に、「沖縄そば旨い!」って言ったら少し店主が笑ってたっけか(不機嫌そうに?)。ま、観光客相手だからスルーしたんでしょう。一番、宮古とは違うのかも。
住民でしか違いが分からんと思う中で、唯一感じ取れたのが「縮れ」。太さとかは店によるだろうが、手揉み風なボコボコさが沖縄そばの特徴らしいっす。ボートダイビングすると、大抵ランチはボートの上で食らうのだがその時ガイドの方が教えてくれた様な記憶???。ちなみに宮古島での話。
しかし麺が妙に美味かった。スパスパと小気味よく前歯で千切れる密度感の低さ?。それでも風味よく食えるので面白い風合い。だから汁を浸透させないのかと思いきや、ゆっくりじわじわと馴染んで出汁の旨さを包含する旨さです。ダイビングボートや、空港で食ったのよりはハードで好み!。
<味変> 島とうがらし!少し辛いがやっぱりこれを入れると沖縄そば!って感覚が一気に高まる!
沖縄行ったらお土産でよく買うやつ。めちゃ料理に合うやん!と思いつつ、使い切ったことがありません(汗)。それを当時よく配ってたんですが、当時の感動が蘇るか?。やっぱり、沖縄そばにはこれだよね。辛さが普段とは違うニュアンスなので、変な話この辛さで旅した気分すら感じる???。島とがらしにも、真っ赤っかなのもあり、オレンジ色なのもあり、食文化色すごい沖縄ー。
<肉> 軟骨ソーキ!スペアリブ(ソーキ)とは違った風合い!柔らかコリコリ感覚が楽しい!
ソーキ!これもよく沖縄土産で買ってくるパターン!。レトルト状態になってて、ボンカレーみたいにお湯で温めて食らうと旨し!(ところでボンカレーって・・・・10年以上も食ってないかも)。いやいや、これはちゃんとお店で仕込んだもので誤解なきよう!。しかしここでも拘りなのか偶然なのか?。定番のスペアリブのソーキじゃなくて「軟骨メイン」なソーキであります。
実に肉肉しい見栄えですが、軟骨も結構なボリューム。前歯で容易に砕けるほどの柔らかさがいい!。まさにコラーゲンが蕩けてる。そしてその軟骨にこそ、下味の出汁が深く浸透しており、奥歯で潰すように軟骨を砕くと旨味の深さが溢れる!。醤油とスープの融合した柔らかい出汁に、脂が抜けてあっさりした骨味が楽しめるイメージかと。軟骨ソーキ!スペアリブ(ソーキ)とは違った風合い!柔らかコリコリ感覚が楽しい!
<味玉にハズレなし!> 本場で見た記憶ないが違和感なし!和出汁が薄く染みた円やか卵黄!何でもマッチする旨さ!
なんだかんだで、味玉あるとラーメン的に成立するのもあるし、個人的には落ち着く感覚。それにここは別に、沖縄料理専門店でもないので、ある意味当たり前な両親さですな。この部分だけはラーメン感覚。魚介系の淡麗な醤油出汁に深く染まる味玉で、実にティピカルな味玉風景。白身は出汁味に染まって味わい旨し!。
卵黄は「トロミ・ジュレ感・芋羊羹状態」がしっかり感じとて、それら皆グラデーションな雰囲気です。出汁もしっかり全部に浸透してるが、やはり中でもジュレ部分が一番融合が深い旨さ!。沖縄そばの出汁に浸しても、あんまり融合せずで単体の実力で旨しと言わしめる濃密な旨さ!。出汁とはあまりシナジー感なくとも成立する旨さ!。味玉旨し!。
<〆飯> ミニ麻婆丼:ほのぼの沁みる優しい刺激と柔らか豆腐!腹が張ってもバクバク食える旨さ!
いい意味で家庭的な麻婆。山椒や辣油のキレるパンチ力はなくとも、優しい絡みと挽肉の旨味で爆食です。沖縄系そばと麻婆で言う中国四川とは、地政学的には台湾を挟んでかなり重要課題ですが、旨さに国境も国際政治もない。このミニ麻婆丼は、ほのぼの沁みる優しい刺激と柔らか豆腐!腹が張ってもバクバク食える旨さ!。平日の午後3時あたりまでサービスですので、ぜひ狙ってみてはいかがかと!。
総じまして「寒風吹き荒ぶ東京砂漠!食らって痛快南国気分!妄想 Go To Travel 的極上沖縄そば! 」
・・・と言う感動!。個人的には、コロナ収束はあまり短絡的に考えずに、腰を据えて対応すべしと感じます。「Go To Travel」一辺倒でなくとも、食って妄想的にGo To Travel でもいいのではないかと。籠っていてもいろんな体験できるはず。たとえ沖縄行けなくとも、東京で食らう沖縄そばの旨さが本物だったら、シンクロ気分になりません?。今はそれだけ・・・でもシンプルに旨し!激しくオススメ!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!