ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4361】 人類みな麺類 Red (東京・赤坂) らーめんmicro チャーシューのせ[ジェノバ風担担麺]+ 玄米ご飯 〜既成概念飛び越える・・・和の出汁感にイタリアの風!辛くな痺れないテンテンポラリー創作担々麺

担々麺専門だからRedなのか?赤坂だからRedなのか?

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 大阪の名店「人類みな麺類」が東京・恵比寿に進出。それからあまり間をおかず、今度は東京のハイソなど真ん中「赤坂」に出店!。こんな場所、全く縁がないので行きたくても行けなったのですが、ちょっと千代田線を利用する機会がありましたので、逃さず訪問してみました。行列だったら引き返そう・・・なんて気持ちもあったのですが、案外肩透かしで直ぐに入れて、ゆったりとテーブル席に案内されました。
 

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 やはりそうだよね・・・赤坂なりの価格。デフォルトが1,280円、そこからスタート。ま、そんなのも少し予想して来たのだから覚悟はできてますよ。しかし、この価格感覚でアルコール類を考えると・・・週末昼には来れないかなぁ〜。相変わらずヘタレなオレです。
 

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 さてこちらは「担々麺専門店」とのことですが、メニューラインナップは、「原点」「micro」「macro」と本店と同一です。それに合わせて味変化アイテムが変更とのこと。micro だったら「ジェノベーゼ」がのる。「macro」だったら「イタリアントマトペースト」がのる。さて・・・どうしたものか。実は無類の「ジェノベーゼ好き」で自宅のベランダでバジルを栽培しては、自家製ジェノベーゼを作ってる私でして・・・、今回は「micro」とさせていただきましょう!。
  

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<全体> お店のアイコン的な豪快な肉塊!都会的ハイセンスを感じさせる赤い透明感と緑のジェノベーゼ!

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 価格高い設定だけあって、おしぼりは水商売で広げて出してくれるようなフカフカでデカいもの(ここでは広げてくれない)。そんな店も何年も行ってないなと邪念をしていたところで案外早めに配膳が進みます。それはこんな麺顔。
 

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 おおお!いかにもハイセンス!都会的な担々麺!。担々麺もかなり食ってきた自負ありますが、こんなに透き通ったスープ感は初めて!。丼の底まで見えそうな透明感で、見ようによっては醤油そばと変わらない色合いかと!。微妙に浮かぶ辣油のエキス、そして挽肉の山が、担々麺たるプレゼンスをようやく確保しているような心境です。それと青梗菜もそう思わせる?。・・・そしてこれだよ!このブランドならではの肉の塊!豚バラ肉のチャーシューがないとやはり「人類みな麺類」に来た気がしない。後客の若い女性だって迷わずチャーシューのせを選んでますよ。嗚呼、しっかり食べる女性って素敵だよね!。
 

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<スープ> 醤油系かと見まごうほどで麻辣感はかなり低め!和風をしっかり感じ取れる出汁感!

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 さてスープ!こんな担々麺は味わった覚えがないかという印象です。短く言えば淡麗系。担々麺にそんなジャンルが通用するのか?有り得るのか?と思わせますが、正直そんなところ。そして「辛味はすごく柔らか」で「痺れない」と言うのも特徴で、目を閉じて味わうと「醤油味」と感じるかもしれません。
 

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 ポイントは「和出汁」。これは、昆布や乾物系・・・そして鰹の枯節等が優しく浸透する味わいが沁みる。こんな体験は、担々麺ではこれまであったか思い出せない。穏やかさがこれほど溢れる担々麺はなく、これぞ創作系!ハイセンス!コンテンポラリー!などと形容詞を並べたい気分にさせます。それでいて、担々麺に踏み止まっており、きっと辣油と仄かに中華系スパイスが混じるのかと思われます。
 

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<味変> ジェノベーゼ!淡麗系担々の味風系に・・・一気にイタリアンの風が吹く!

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 なのにジェノベーゼをここに投じてる!。担々麺としての既成概念を破壊して、新たな担々麺を創作しているとしか思えませんな。これを溶かすと一気に無国籍風な味わいに変化いたしました。
 

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 自宅で作るジェノベーゼは、フレッシュバジルを粉々にミキサーしたものに、パルミジャーノレッジャーレ・松の実・エキストラバージンオリーブオイル・おろしニンニク・塩コショウを配合します。しかしこちらは、フレッシュバジルが主体的で、あとはオリーブオイル程度か?。もろバジルと言う清涼感に包まれます。なので清湯を濁すことなく、フレッシュなる清涼感をダイレクトに伝える感覚。
 

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<麺> スパスパと小気味よく千切れるストレート中細麺!微妙にボコつき感覚あり汁を吸い込む旨さ!挽肉やバジルと絡み易く噛むほどに楽しい旨味あり!

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 恵比寿で食したものと同じです。恵比寿で打ったのを赤坂へ運んでいるイメージ。ジェノベーゼや胡麻が麺に張り付き、汁が絡んで少し浸透しているから分かり難いが、しっかりと麩の打ち込みがある中細麺です。麺の風合いの中に甘味を感じる逸品で、私は恵比寿では替え玉をしてしまうほど好きな麺。
 

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 やっぱりスパスパと小気味よく前歯で千切れるのが快感で、ズボボボーっとすすり上げると多少暴れながらハネを撒き散らします。紙エプロンもらった方が良いです。噛み締めると、淡麗担々スープが淡く浸透する味わいに、貼り付いたバジルの風合いが強く響いて旨し。後追いで麺の素地から感じ取れる甘味が浸透して旨味に結合しますねー。
 

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 さらに挽肉が絡み易いから、肉と下味の甘味が加わり、いっそう複雑な旨さに昇華!。挽肉の優しい弾力と麺の弾力のぶつかり合いも、歯応えとしては楽しいところです。最終盤になると、肉片とも絡めたりして、美味しい楽しさが尽きない!。替え玉したかったけど、白飯を追加したもんだから敢えて今回は自制です。
 

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<チャーシュー> ブランドご自慢の極厚トロトロ豚バラ肉!しっかり下味と脂身の甘味を感じさせる旨さ!スープに浸して更に旨し!

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 チャーシューあってこその人類みな麺類。もう驚きはしないと思ってたんだけど、醤油ダレの深い浸透に少し意識してしまいました。ふかふかと柔らかさこの上ない豚バラ肉の塊。一応スライスっぽい形状はしてますが、その分厚さから角煮のような見栄えです。そしてフカフカこの上ない柔らかさ。箸で摘むだけで千切れるようでもあり、それでいて自重で崩れそうで崩れないのが秀逸です。
 

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 外周の醤油色は漆黒と思えるほどの濃ゆさ。しかし食らうと塩気より甘味を感じる味付けがナイス!。スープをスポンジのように吸い込みまくっているのも面白く味わいました。本当に噛むと筋繊維にそってサクッと割れますし、噛み締めるほどに汁が溢れてジューシーな肉。追加した白飯の上に移動させて見ようかとも思いましたが、箸が止まらずそのまま食し切ってしまいました。
 

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<挽肉> 辛さ忍ばせるが甘味のある肉味!ジェノベーゼと絡むと清涼感がプラスしまた面白い旨さ!

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 担々麺と言えば、挽肉に花椒塩が滲んでいたりするんですが、それがここでは有りません。あったとしても僅か。挽肉のふかふかさと、下味と肉味のジューシーな甘味。それがスープにも浸透して全体を円やかにしているように思えます。
 

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 微かに唐辛子が溶けているのも分かりますし、またジェノベーゼと挽肉が混じり合う旨さもあり、これはこれで挽肉だけでも美味しく楽しめるかと!。ジェノベーゼと絡むと清涼感がプラスしまた面白い旨さ!。追加してみたい気もしますが、デフォルト価格を再考するとヘタレてしまうオレ・・・。
 

 

 
 
 
<他具材> 青物(青梗菜)に青物(ジェノベーゼ)のタレが滲む味の面白さ!

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 淡い清涼感(青梗菜)に、強い清涼感(ジェノベーゼ)を足す味わい。あると思います!。担々麺と言えば、青梗菜の青い見栄えとその淡い清涼感。少し下味やスープの辛味も混じって、箸休めとなるのが担々麺では一般的ですが、これらが混じり合うとハッキリと主張する清涼感と映ります。バジルを野菜として食するような面白さ!?。野菜はバジルで清涼感をアクセラレート!。
 
 

 

 
 
<〆飯> 玄米ご飯!担々麺ならライス割!?ここは赤坂だからお上品に茶漬け風にしてみたよ!

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 ここが新橋だったら、迷いなく白飯は丼の中の残った汁にぶち込む。ここは赤坂で、オサレな雰囲気の中に、若くて綺麗系なお姉さんがおられますからねぇ〜・・・・。出汁茶漬けでも味わっているふりをして、白飯茶碗にレンゲで汁を注ぎ入れます。しかも泰然たる態度で。
 

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 しかし、本当に出汁茶漬け風になりましたな。担々麺の残り香が低めなので、挽肉の旨味とそして出汁の仄かさ、そして白飯の甘味を淡麗に味わいました。玄米の風合いを感じることをすっかり忘れて一気にフィニッシュ!。
 

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総じまして「既成概念飛び越える・・・和の出汁感にイタリアの風!辛くな痺れないコンテンポラリー創作担々麺」

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 ・・・と言う感動!。一時期、それなりに担々麺にハマったのですが、こんなの初めて。ちなみに、担々麺なら、汁なしと冷やしならこんなまとめもしてみたことあり。
 
 
 ともあれ、大阪の名店名作「原点・micro・macro」の赤い担々麺バージョン!場所は屋号のRedゆえにか赤坂!・・・いずれ制覇して、新しい担々麺の世界の違いを楽しみたいと思います。最先端担々麺を体験するならここ!激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 
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