ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4339】 横浜家系らーめん 輝道家 (東京・野方) チャーシューメン + のり増し + キャベツ + キクラゲ + キリン一番搾り生 〜カエシ効きめで野趣感たっぷりの豚骨エキス!チャーシューと海苔の質感ハンパなしの新進気鋭の極上家系!

ちょっと驚きの旨さ!さすが昨年度TRY部門別新人賞!

 

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 秋が深まると少し濃厚で温もりを感じる一杯が恋しいもの。休日の朝、早めに営業をしている野方の味噌系名店を目指し、わざわざ高円寺から歩いて向かいました。少し運動不足だし、バス代もセーブしたいからね。ほぼ味噌系の旨さを想像して、そんな頭でいっぱいだったのだが・・・たまたま付近で家系の店を発見。それがこのお店「輝道家」。聞き覚えがあるぞと思っていたら、確か昨年度のTRY新人賞の受賞て店舗だよね。ちょっと並びがあるのも気になって、どうせ濃厚系なら同じかと考え改め、予定なく訪問です。
 

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 お!お若いスタフ2名がハキハキとパワフルで頑張ってる雰囲気がありありと伝わる!。掛け声が大きいのね。セイヤーっとか、アイヨー(だったっけ?)とかやる気が充満。こう言うの結構好きなのよ(微笑)。いい店の雰囲気出してる!。
 
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 結論を先出しすると「すごく旨し」のお店で、厚木家以来ハマってしまったレベルでございます。さすがTRY受賞店・・・調査と審査結果を侮るべからず。最高権威!?
 

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<酒> キリン一番搾り生!サービスおつまみに感動!熱々半熟玉子とぶつ切りチャーシューが泣ける!

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 食う前に飲むぜ!だって休日なんだから、昼だってお構いなしさ!。おつまみ付きで中瓶、そしてワンコインの500円と言う設定なら迷うことなし。キリン一番搾りも割と飯とか料理と合わせるなら好きなタイプで、文句なし。多少強めに冷えてるのもご機嫌。いつも自分とオーバーラップさせる堤真一の飲みっぷりに自分を重ねるが・・・角の席だったので、斜め向かいのお客の目線で今回は控えめ。
 
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 さてさて、サービスおつまみでまずカウンターパンチを食らってしまいました。チャーシューの端きれと茹で野菜程度かと思いきや・・・タレがかかった熱々半熟玉子!そして結構多めな九条ネギが素晴らしいじゃないか!。まじで玉子から湯気が立ち上りどこまでも引かないよ。
 

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 箸で玉子を割って卵黄を垂らし込み、肉片やら九条ネギをそれと絡めながら食らう。そして近々に冷えた一番搾りと合わせる・・・うう・・・旨し。すでにこの時点で、確実にまた来ることを確信する私です。
 

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<全体> 迫力のトッピング追加で嬉しい厚化粧!スープは色濃ゆく臙脂を感じる深さあり!

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 ライスおかわり∞らしいけど50円有料だったのが少し残念だが、時間関係なくこの低価格だし仕方ないね。どうせ半ライスしか食えないので、この50円を躊躇してしまいましたが、配膳されたのは迫力でございます。それがこの麺顔。
 

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 おおお!ちょっとトッピングを追加しすぎて厚化粧しすぎたか!?いや、どうせライス食わないのだし、この一杯だけで腹パンで心中するには申し分ない迫力です。海苔8枚はまず圧巻!。それに似た漆黒のきくらげがプリプリとしており存在をお互いたかめあっているようです。そして肉絨毯といってもいいほど敷き詰められたチャーシューも見事で、やや重みで沈みかかっているかの様子。そこに目にも鮮やかなキャベツの青さが眩しくもあり、そして柔らかい表情が素敵です。また隙間からのぞくスープは、エキス感がありありとしており、色濃ゆく臙脂を感じる深さあり!。まさに全体が質感の塊!。
 

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<スープ> カエシが深めで豚骨煮出し感覚も濃ゆめ!野趣を十分感じさせる濃密旨味!レンゲ止まらず!味変は当然王道のニンニクで出汁にパンチを加える!

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 まずはレンゲでスープを掬うが、サラサラと言うより動物エキス感で微妙にポタポタとしているようなイメージ。家系の中でも野趣を感じるタイプでしょうか。ややワイルドな味わいかと思いながら味わうと・・・うう!確かに濃密な動物感!しかしエグミなどは一切なく、豚骨コラーゲンの溶け込みを感じ取ります。口の周りに、微妙に張り付きを感じるほどで、濃密さを感じるのにいとまが無い。
 

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 そして個人的にはカエシがデフォルトでも効きめだと感じました。塩気の中でも醤油ダレのニュアンスを深く感じるタイプで、これも好きな味表現。豚骨エキスの旨味をググッと引き出す塩気と感じる一方で、鶏油のコクともバランスが良いと感じ入ります。この時点で・・・たとえ半ライスといえども有料で躊躇してしまった、己の根性なしを激しく悔いる。オレは馬鹿野郎だ・・・海苔増しもしておきながら・・・。激しく白飯に合う!
 

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 悔しいので少し味変化のニンニクは多めにしてみました。具材は厚化粧なので、味変化は厚化粧にならないように、シンプルにニンニクのみ!。これで十分だね。もともとパワフルな豚骨醤油スープでしたが、多めのニンニクパワーでスタミナ感が一気に出てくるほどに、味にパンチが生まれます!。この時点で味が完成し激うま!。
 

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<麺> 酒井製麺!緩やかに捩れるぼこぼこフォルム!密度低めでハードなモチモチ歯応え!濃密な汁と具材絡んで旨味深し!

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 家系王道のブランド麺。中太でやや平べったく、「かため」指定だったので麺の捩れがそのまま残ったような見栄え。この捩れに具材を多くひっかけてくると同時に、濃密なスープを合わせて絡めとって持ち上がります。
 

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 密度感がやや低めと感じており、そのせいかややハードな歯応えの中にモチっとした感触もあり。キャベツや青菜と絡むと複雑な歯応えになるが、最後に感じる麺の素地の旨さにスープの味が一体化する旨さがたまりません。
 

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 また後半になると汁の吸い込みを若干感じ始めますが、これもまた旨いね!。多少柔らかくなっても、別の旨さを感じるほどで・・・これなら「やわらかめ」の方が実は旨いのかも??。カタ麺主義者な私ですが、一度「やわらかめ」も試してみたいかも。
 

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<チャーシュー> ふわっとしたスモーキー感覚!分厚く大判なる柔らか豚ロース!噛み締めて肉味と出汁の一体感!

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 おおお!何とチャーシューが旨いことか!。一口目で魅了されてしました。柔らかいスモーキーさがあり、ちょっと直系を連想してしまうほど。肩ロースで赤身主体と脂身多めな部位が分かれており、それぞれが旨い。緩い香ばしさが心地よく、濃密なスープに絡んでも風味が衰えないようでそこがいいんだよね。クドイようだがライスがないのが実に痛い・・・白飯に合うはず。
 

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 ワイルドなラーメンにしては、上品な肉質でふかふかとした柔らかさがいいね。大判で肉厚でもあるのに、歯応えが素晴らしい。噛み締める楽しさも感じるほどで、歯に力を入れると、肉本来の旨味が滲み出る一方で、浸ってた濃密スープの旨味もスポンジからにじみでるように溢れる・・・。咀嚼を重ねる度に、それら旨さの一体感が高まります。もはや家系でチャーシューメンから逃れられないオレです。
 

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<具材①> 柔らかいバキバキ感が楽しい肉厚きくらげ!風味と食感すら感じる肉厚海苔!

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 ライスを躊躇したから代替して加えたのが「きくらげ」。質感が非常に高いです。細くゴリゴリしたのはよく見かけるが、漆黒の中に艶やかさがあり、全体がプルプルとした感触。噛み締めると弾けるように千切れる。味わいはほぼスープの味わいなのだが、麺と絡むと一層に楽しい歯応えです。
 

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 また海苔の質感もいい!。家系で海苔が残念と言う機会はあまり覚えていないのの、単体で食っても風味豊かで、歯応えすら感じる肉厚さがいい。3枚ほどは麺に巻いて絡めて食らいましたが、残り5枚はそのまま単体の旨さを堪能させてもらいました。これでビールを飲んでもまた旨し。
 

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<具材②> 柔らかい甘味と彩良く優しい歯応えのキャベツ!淡い甘味と清涼感を伝える半クタ状の青菜!

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 個人的に、家系ではキャベツにハマってて状態化してしまいました。ほぼ温野菜。色合いがとても美しい黄緑色で、淡い食感の後に汁気を弾け飛ばすのが楽しい。直後に感じるのはキャベツ独特の優しい甘さで、濃密でカエシが高いスープの中では心地よい箸休めとなりましょう。またキャベツからスープへの甘味の溶け込みもあり、スープ自体もマイルドな旨さが加わり旨さも昇華。
 

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 食感と風味と言えば青菜もそう。ほうれん草と小松菜を合わせたもので、クタっとしたほうれん草らしい緩い食感と甘さがある一方で、小松菜の清涼感も確かにあるイメージ。これはいきなり、スープに全部染み込ませて食らうのが最高ですね。
 

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総じまして「カエシ効きめで野趣感たっぷりの豚骨エキス!チャーシューと海苔の質感ハンパなしの新進気鋭の極上家系!」

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 ・・・と言う感動!。思いがけず飛び込んだ一軒でしたが、さすがTRY受賞歴ありと言ったところ。私が入店してから、地元客が絶えずひっきりなし。地元の名店の貫禄すでにありです。濃ゆい味が好きな方にはもちろんオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

 


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