ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4328】 くり山 (横浜・白楽) 中華チャーシュー + 辛味 + 味玉 〜質感とボリュームが素晴らしき!まさに肉のエキストリームなる中華チャーシュー!

豚骨魚介の名店!肉三昧!
 


くり山 (横浜・白楽) 中華チャーシュー + 辛味 + 味玉 〜ラーメン食べて詠います

 

 

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 一気に気温が下がった雨の休日。何となく東急東横線「白楽」へやってまいりました。白楽と言えば名店が2つ・・・「末廣家」と「くり山」。最近、家系直系にハマりつつあるのですが、くり山の方を先に覗いて見ると、ランチタイムのピークに9名の行列状態。いつも並びがエグいイメージだったのでまだマシな方か・・・。ならば今しかないかと先に食券を買って、行列に連結いたしました。
 

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 参考になるか不明ですが、10番目で30分後に入店着席という感覚。入店時には12時半を回りかけてて、行列は伸びて20名程度。前にグループ客がまったりしておられたので、実際はもう少し回転が早いかもです。
 

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 こちらオーダーは9割方「つけめん」。しかし、ちょっと前にこちらのチャーシュー麺が旨そうと知りましたので、今回はこちらで初めての汁系をトライ!。その名も「中華チャーシュー」に、オリジナルの「辛味」と味玉を追加しました。いつもなら休日にビールを合わせるところですがね・・・。
 

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<全体> 肉が重すぎて沈んでる!?トロミも感じる質実なる王道豚骨魚介!

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 実はビールの食券も渡したのですが、ちょっとした手違いミスがあり配膳されず。仕方なくキャンセルさせてもらいました。帰り道の新宿で、昼からやってる飲み屋へ向かいリベンジしたのはやり過ぎでしたが・・・・(笑)、気分を切り替えて対峙した麺顔はこんな感じです。
 

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 おおお!?中央が窪んでスープだけが丸見えという、ちょっと変わった風貌。しかし肉は圧巻でバラ肉のロールチャーシューと、極太短冊チャーシューが見事です。味玉は海苔の下にすっぽりと隠れているのもあり、改めて眺めてみると・・・肉の特製にしては少し表情がおとなしくはないか?。いえいえ、決してそうではありませんでした。実は肉が重なっており、それが重みとなってスープ面を押し上げている様子。下に肉が隠れておるだけです。実態は迫力あるチャーシューメン。どうせなら麺顔を覆った方がアピールあるのにとは思うが、考え方は人それぞれですね。
 

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<スープ> 動物系コラーゲン感がありありで味わい豊潤!塩気と甘味に香味も効いて食欲刺激まくり!

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 以前つけめん食って、こちらの濃厚豚骨魚介の旨さは実証済みですが、汁系だとどうなのだろう・・・ワクワクしながらまずは一口啜ります。う、うめぇ!。口に入れた瞬間から直感的に旨さが響く様子!。豚骨はやはり重厚でポタポタしたクリーミー感覚。いや、コラーゲン感覚と言った方が的確か。口の周りにペトペトコペコペとエキスが貼りつくイメージで、動物感がとても高め。何となく、豚骨ならカシラ、鶏ならモミジがピンと来る味わいです。カシラは少しクセがあるから、マイルドさから推察するとモミジが溶けているのか??。これだけで食べ応え感満載です。
 

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 カエシもそれなりに味わいを支えており、そして魚介の溶かしこみもさすが!。とても食べやすく甘味を感じさせる味わいです。動物感だけなら重くなりがちなところを、優しくスルスルと飲ませる優しい甘味が実にいい!。これは、つけめんでも同様に感じたフィーリングですね!。
 

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 そして意外と香味がとても効いてると感じましたが・・・私だけ変かな?。この香味がすごく全体を食べやすくさせてる気がしており、何に似ているかというと生姜の風合い。ネギにしては清涼感が少しあるように感じておりますが・・・駄舌で最近、こういった感覚をハズしまくってるのであしからず・・・。
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺!むっちりモチモチ多加水ストレート麺!スープを貼りつかせてヌメる食感!熱ダレ皆無で最後まで風味キープ!

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 つけめんよりは、当然スリムですが汁系の中では中太というイメージ。東池系の大勝軒でよく見かけるフォルムで基本的にはストレート麺。つけめんは、微妙に灰褐色のような色合いが溶けてましたが、それよりはずっと素直な小麦色で白さがある見栄えです。
 

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 噛むと実にむっちりとした弾力あり。前歯だとプッツリと千切れる閾値で弾ける強さを感じるほどです。奥歯で束になったのを潰すときは、ヌッチリとしたハードさもあり、見た目よりハードさも垣間見るかも。汁の浸透した味わいよりも、麺の素地の旨味も序盤ではしっかり堪能できましょう。
 

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 スープを持ち上げるというより、絡ませまくる!貼り付かせまくる!と言った感覚で、ヌメらせながら啜り食うのがまた楽しい!。そして熱々なスープにあって熱ダレ皆無で、最後まで割とフレッシュ感が楽しめるかと。一時的にチャーシューを忘れて麺を喰らい続けてしまいました。
 

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<チャーシュー> 肩ロースとバラ肉三昧!しかも大判!掘っても掘っても肉!肉!!肉!!!

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 何枚分あるのか・・・食らっているうちに忘れてしもうた(汗)。表面に見えている大判なる豚ばらロール肉を食らい、極太短冊チャーシューを食らうとかなり満足。「半チャーシュー」というスペックもあるようで、それで普通なら十分な量でしょう。なので増し増しフルスペックなサイズだと、食っても食っても肉!掘っても掘っても肉肉!!。こんなに肉があるんなら、ビールをキャンセルするんじゃ無かったと激しく後悔ですよ。
 

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 豚バラ肉は、周囲の皮に近い部分の処理と脂身の多さが印象的で、薄味の中に肉の旨味と甘味を感じさせるもの。分厚くても容易に噛みちぎれる柔らかさで、肉繊維のヒダや割れ目に染み入るスープと一緒に噛み潰すと実に旨し!。唾液線が崩壊したのか?と思うほどに旨さに身体が反応して唾を溢れさせます。短冊チャーシューも大体がバラ肉で、同じ肉でも形状が違うと、これまた食感が変わって味わいも面白いね。
 

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 更に分厚い肩ロース肉もスープに潜んでおります。これも分厚く、肉に脂の差し具合がいい感じ。バラ肉より多少歯応えを感じますが、肉食ってるってイメージを沸かせるもの。こちらは、スープに浸って部分的に浸透してても、肉味の方が主体的に味わえるようで、酒あるならもっと旨さを楽しめたかと。次に述べる「辛味」を少し混じらせると、これまた美味しくいただけるかと!。
 

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<味変> 辛味!唐辛子と海老??・・・そして柚子と白胡麻で風味高く!味を感じる辛味也!

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 テーブルセットに無料の唐辛子があります。しかし、せっかくですから100円払って辛い味変化を楽しむことを激しくオススメいたしまする。見た目は、唐辛子と海老を細かく刻んで、柚子か陳皮も一緒に絡ませられてるかと。仕上げに白胡麻が混じります。油は胡麻油の中でも白太油か?あまり胡麻胡麻してないから。
 

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 微量でも一気に汁に溶けると味の風景が変わります。元々の香味油のフレーバーは、一気にこの辛味に染まってゆき、「旨味のある辛さ」が広がるというイメージ。単にピリ辛になるのではなく、辛さとは別に旨味も加わる?。柑橘系のようなさっぱり感と、魚介のほのかなコク?。動物系エキスで重くなるどころか、これで益々ぐいぐいと飲ませまくられます。
 

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<味玉にハズレなし!> 薄出汁の味わい深くふわふわトロトロの仕上がり!スープに絡むと更に濃密な旨さ!

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 色合いだけ見ると味が濃ゆいと思わせるが、実際は割ると中心に向かってグラデーションで薄まり、ナチュラルなクリーム色をしています。柔らかめに仕上げられており、イメージ的には沸騰10分前後。白身にふわふわ感が残っており、卵黄は全体がクリームかジュレかの半々な状態です。
 

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 味わいは薄い出汁が浸透したようで、濃厚な卵黄のコクにプラスされて濃密な旨味に昇華した感覚。スープもかなり芳醇なエキス感ですし、それと同等か少し濃ゆいレベルで、全体的には卵本来の味わいもキープされた風味豊かさあり。これも最後はスープに沈めた一体感を楽しみました。嗚呼、味玉はどれも旨いしハズレがないね・・・・味玉は天才!。
 

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総じまして「質感とボリュームが素晴らしき!まさに肉のエキストリームなる中華チャーシュー!」

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 ・・・・と言う感動!。「つけめん・辛つけ」が有名なお店ですが、汁系の中華そばもかなりのハイスペックです。そして実は肉が得意な店だとも再認識した次第で、2〜3回通ったという方なら、次回はこの中華チャーシューなる逸品はいかがでしょう!。東横線秋のグルメ散策には激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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