ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4295】 焼き貝あぶさん (東京・高円寺) 煮干ルーロー花椒油そば 卵黄 ニンニク + 追い飯 〜純情商店街にも深く馴染む!麺と飯で両方楽しめ!本格台湾B級グルメ!

高円寺純情商店街・・・路地裏隅々楽しき哉

 

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 杉並区ってハイソなイメージあるんですが、中でも私は高円寺の庶民的雰囲気がとても好き。今時駅前で八百屋が大人気だったり、町の電気店が元気で営業してたり、古本屋があったり。そしてガード下の暗がりには、格安の飲み屋が軒を連ねていたりで・・・まだまだ昭和がの残ってるって感じです。
 

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 そんな面白い路地裏の一角に、「焼き貝あぶさん」なる居酒屋あり。昼だけ汁なし系を提供という二毛作営業で、魯肉(ルーロー)油そばを提供中とのことで、平日ランチで行ってまいりました。すぐそばに、未だに路地裏に汲み上げポンプ式の井戸があったりするんですよね。
 
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 この日は少し早く来過ぎたのか先客ゼロ。目立ちにくい場所に早々にやって来るなんて・・・オレがラヲタ丸出しだったのか、「何かご覧になられたのですか?」とのご質問あり。某ラーメン専門SNSを告げると、ああ・・・とにこやかにご反応。「アップ楽しみにしてますからね!」と言われてプレッシャーでございます(汗)。
 
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<全体> 台湾B級グルメ!魯肉飯の汁なし麺バージョン!

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 こちら、鶯谷や恵比寿に姉妹店があるようですが、台湾にもあるようです。そしてその台湾の人気B級グルメである「魯肉飯」に店主が激しく感化なされたとか。それを追求して飯ではなく麺で開発したのが、ルーロー油そば。花椒のあるなしでバージョン分かれますが、今回は花椒ありの方でいただきましょう!それはこんな麺顔!
 

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 おおお!何はともあれサイコロ肉に目が釘付け!絶対に炭水化物と共に食らうか、ビールと合わせたいイメージですな!。今回は薬味とトッピングを選べる中で、「ニンニク」「卵黄」とさせてもらいましたが、それもまた肉の旨さを引き立てるアイテム。居酒屋の店箱ですから、気分的には飯よりだんだんとビールに気持ちが傾き揺らいでしまいそう。また見ようによっては、台湾まぜそばにも雰囲気が似たイメージもありますので、台湾B級グルメパワー炸裂ってなオーラがバリバリでございます。一瞬見ただけで「好き!」「旨い!」と確信。
 

 

 
 
 
<タレ> 花椒・八角・生姜等滲む醤油肉ダレまみれ!卵黄とニンニクでスタミナ感アップ

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 タレは麺に絡み、そして早々に卵黄に混じりましたので、個別には視認できずでした。しかし味わいとしては、食ったことあるようで無さそうな・・・オリエンタルスパイス感が滲む醤油ダレの雰囲気。肉と一緒に煮込まれた濃ゆい出汁のようなタレですね。チャーシューのタレよりは甘味があるし、塩気や香りなど複雑な感じ。
 

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 今回は花椒入りを注文したので、当然その風味と辛味と痺れがあり。タレに溶けてゆき味わいにも響きます。そして駄舌ながら感じたのは、八角か生姜?いやその両方??。どこか中華的なコクもあるので、醤油の他にオイスターソースのような醤が溶けているのかもしれません。その上にニンニク混じって刺激と旨さが炸裂!。尖った味わいになりそうなところを卵黄が絡み、ワイルドからマイルドに味を落ち着けてゆくようです。ううう・・・これは何にかけても、絶対に旨くなる気がしてならない・・・。
 
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<麺> 加水は中からやや低め?ヌチっとした歯応え楽しいストレート太麺!タレと卵黄が絡みまくり!

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 きっとこのタレ味わいだと・・・定番通り白飯の方が旨いはず。そう思われがちだが、この麺の選択はナイスでした。個性的な濃厚タレに負けず受け止める風味あり。濃厚つけ麺のそれとは少し違うが、過度にならずナチュラルな風味感あり、加水は中かやや低め程度のイメージです。ヌツっとした腰つきと、ヌチリとした歯応えで凛々しくも感じるイメージ。
 

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 特にタレで褐色に染まる部分と卵黄が溶けて流れはりつく部分など・・・美しさに旨さが融合ってな感覚です。また後追いで花椒ミルを利用できますので、麺の地肌にダイレクトにかかるように降っても楽しいかも。微かにカリカリとした粒を麺と噛み潰したあとに、軽い痺れ刺激を感じ、直後に濃密なタレ味で包み込むのが旨し!。
 

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<肉> 大胆サイコロカットの豚バラ肉!オリエンタルスパイスが滲み肉汁溢れる旨さ!

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 見たところ、部位としては豚のバラ肉。大胆で大き目なサイコロカットで箸でも摘まみやすいし、クチに運んでの食べ応えもナイス。煮豚タイプですが、何となく仕上がりや歯応えは、「角煮」と「焼豚」の中間というイメージ。上述の通りオリエンタルな味付けも滲んでおり、八角や生姜・・・そして花椒の余韻が滲んでます。
 

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 また微妙に甘味のある味わいは、タレの風味か肉の下味か??。魚介の旨味が溶けて甘味と化したイメージも少しあり。タレに煮干しなのか?煮干粉があとから溶けて貼りつくのか?。とにかく甘味も加わってカオスさ広がります。
 

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 醤油?オイスターソース?甜面醤???益々、味の因数分解ができなくなりますが、甘辛い醤油ダレが豚の脂にも浸透するので更に旨さアップ。噛み潰すときの肉汁が最高でございます。うう・・・こんなことなら肉増し200円は追加するべき。激しくオススメ!
 
 
 
 
 
<メンマ> 大きく太さがあっても柔らかし!あっさり味に節の旨味も滲む!

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 二毛作店もやるもんです。このメンマが実にいい仕上がり。全体的にはフレッシュで薄味タイプ。素材感もありありで柔らかい繊維が見事にシャクリと千切れ、歯切れは快感!。そして味付けにこちらにも魚介の風味が加わった感があって、どうやら節系が浸透しているようす。見た目にも細かい節が全体に細かく貼りついているし、味わい深いです。ううう・・・本格的。メンマ増しもできるようす。かなり自信あるようすです。メンマ好きならトライしてみて!。
 

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<薬味> 紫玉ねぎの粗みじんの歯応え!清涼感と甘味!濃厚タレと柔らか肉にマッチ!

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 あえてピックアップする気も最初は無かったんだが・・・見過ごせない旨さ!。濃厚な魯肉のタレとその食感。これにフレッシュなザクザク歯応えと清涼感がぶつかると、一気に旨さ華やぐことになるのです。これはあとの追い飯の時にも再認識されますが、肉濃厚甘味と野菜フレッシュ甘味が実にいいコンビネーション。また微かに魚粉が舞いますし、小口青葱も香りを添えます。食い切らず少しのこして白飯投入とまいりましょう。
 

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<追い飯> 何だか先祖返りしたかのよう?これぞミニ魯肉飯としての旨さ復活!

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 へへへ・・・これぞ本来の姿!本来の味わいといったところか?。残った具材に白飯を投入して「魯肉飯」復活というイメージです。何だか先祖返りしたかのよう?。もう説明の必要がない旨さかと!。白飯だけでなく、魯肉を煮込んだタレも少しかけてあるので、そのままでも食えそうです。
 
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 それにしても旨さテッパン!また更に花椒をミルで挽いて味を足してみましたが、カウンターには辣油もありますし、また厨房からよろしければとマヨネーズも差し出してくれます。味変化し放題!。私は、初体験ですのでまずは、花山椒のみでとどめておきました・・・。
 

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総じまして「純情商店街にも深く馴染む!麺と飯で両方楽しめ!本格台湾B級グルメ!」

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 ・・・と言う感動!。これはひょっとして流行る旨さじゃない?。初めて台湾まぜそば食ったときの高揚感すら覚える次第ですが、気になる方は高円寺か姉妹店ある恵比寿に急げって感じです。また、油そばじゃなく「魯肉飯」としての王道メニューもあるようなので、B級グルメファンには激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 
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